パンデミックの文明論

パンデミックの文明論

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

新型コロナについての議論で意気投合した二人が緊急対談。
古代ローマ帝国から現代日本まで、歴史を縦軸に、洋の東西を横軸に目からウロコの文明論が繰り広げられる。世界各国のコロナ対策を見れば、国民性がハッキリ見える。

・「空気」という戒律が、日本でコロナを生きづらくさせた
・イタリアで大流行してしまったのは、ハンカチで洟をかむから?
・古代ローマ帝国の弱体化もパンデミックから始まった
・「自粛警察」は不倫カップルのことも許せない
・オランダ人の50%はトイレに行っても手を洗わない
・「浮気遺伝子」と感染拡大地域のビミョーな関係
・疫病が拡大すると「マイノリティ」排除が起きやすい

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 選書・双書
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春新書
  • タイトル
    :
    パンデミックの文明論
  • タイトルID
    :
    836068
  • ページ数
    :
    216ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年08月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

パンデミックの文明論 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    中野信子さんとヤマザキマリさんの対談。普段は対談形式の本はあまり読まないのだけど、この二人の対談は面白かった。ヤマザキさんはコロナの現状をイタリア人である夫とその家族の習慣などからお話をしていて、国が違うと考え方がすごく違うものだと考えさせられたし、中野さんの的確な分析などが読んでいて、心にストンと落ちるものがあったように思う。今後はこういった対談形式の本も読んでみようと思った一冊だった。

    0
    2023年04月15日

    Posted by ブクログ

    古代ギリシアやローマ時代から現代に至るまでのうんちくや、日本との文化の違いなどが縦横無尽に語られていて興味深い。2人の掛け合いのテンポが良くて心地よい。それぞれの専門分野の観点形式が持ち寄られ、なるほどなるほど、へーそんなんだと思いながら読んだ。

    0
    2020年12月26日

    Posted by ブクログ

    ヤマザキマリと中野信子の対談形式の文章
    コロナ禍で会話した内容を文字起こししたようになっている

    発売されたのは2020年8月20日
    確かにあの頃は真っ最中でもあり、徐々に何かが分かりかけてきた時期でもありましたねぇ

    パンデミックが歴史的にどう影響を与えてきたのかという縦軸と、洋の東西を横軸に語られる影響
    文化的な背景、国民性による対策の違いなど

    こういう軸で語られる知識人の対談は面白いですよね

    目次
    第1章 コロナでわかった世界各国「パンツの色」
    第2章 パンデミックが変えた人類の歴史
    第3章 古代ローマの女性と日本の女性
    第4章 「新しい日常」への高いハードル
    第5章 私たちのルネッサンス計画


    ヨーロッパはハンカチで鼻をかむ文化なので感染しやすかった?
    マスクとは、病気に負けた証拠のイメージなので拒否反応を示す

    各国の指導者の演説の違い
    「平時には隠れていた世界各国の『本性』が明らかになった気がする。下世話な表現を使うと、コロナが『お前はどんなパンツをはいているのか、脱いで見せてみろ』とそれぞれの国に迫ったような感があった」

    スペイン風邪のときにように、危機的状況に陥るとポピュリズムが蔓延し、独裁者がもてはやされてファシズムが台頭しやすくなる
    民主主義のもつ脆弱性やセキュリティホールのようなもの


    日本は普段から身体的な接触が少なく、ソーシャルディスタンスが取られている

    疫病に対する文化的な比較
    ヨーロッパは疫病を敵と考えて「戦い」「打ち勝つもの」
    日本は耐えてやり過ごすもの
    または下位の立場から交渉して共存するもの

    観光に依存しているイタリアでロックダウンをしたら経済が死んでしまうという意見に対し
    経済は生き延びている人間がいればなんとかなる
    お金よりも人命が優先
    日本の場合はリーマンショックでの自殺者増加した事実があるが
    自殺を罪とするキリスト教圏では、貧困が原因で自殺するという事にリアリティが感じられない
    必然、対策が同じにはならない
    危機管理の優先順位が各国で異なるので、対策を比較する事は無意味

    黒死病ではユダヤ人がスケープゴートにされた
    貴賤貧富の関係なく襲ってくる恐怖
    それを利用してキリスト教が広がる要因になった
    疫病が流行れば、キリスト教会は疫病や凶作は不信心な者どものせいだというプロパガンダをくりひろげて信者を増やしてきた

    メディチ家はパンデミック成金

    魔女狩りの起源
    現代日本でも同様の密告や私刑が横行してるなぁ

    ヨーロッパ世界最悪のパンデミックであるペストがルネサンスや宗教改革をもたらした
    今回のパンデミックはどのような世界の変容をもたらすのか?


    共同体に貢献をせず、利益だけを得て「ただ乗り」するフリーライダー
    フリーライダーが増えてしまうと、ルールは死文化し、共同体は成り立たなくなってしまう
    そこで、フリーライダーを見つけて、その人を罰することに快感を覚える仕組みが備えつけられている
    「正義中毒」という快感

    「自粛警察」は不倫カップルのことも許せないのと同様の心理が働く


    知識のある人達の変わった切り口からの意見や分析は面白く読める
    ただ、対談を文字起こししたようなものなので、情報の出典や根拠となる文献があればもっとよかった

    ま、中には参考資料が示されたとて怪しげな意見も述べられているけどね

    0
    2023年11月08日

    Posted by ブクログ

    新型コロナウイルスの世界的大感染を基に鑑みる現人類の在り方、思想、または中世ヨーロッパにおける生活様式に至るまで、日本に住んでいるだけでは知り得ない知識がふんだんに盛り込まれていました。ポルトガルのリスボンの鍼灸院にボブ・ディランが飛び入りできたというエピソードは衝撃でした。腰は大切にしないとですね。

    0
    2022年03月10日

    Posted by ブクログ

    久々に歯応えのある本を読みました。タメになります。やっぱり外国から見たら日本て変わっているんですね。

    0
    2021年09月17日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    対談のはじめに
    第1章コロナでわかった世界各国パンツの食色
    第2章パンデミックが変えた人類の歴史
    第3章古代ローマの女性と日本の女性
    第4章新しい日常への高いハードル
    第5章私たちのルネッサンス計画
    対談を終えて

    ヤマザキさんの頭のよさがよくわかります。

    欧州人の考え方として、何か別のものを持ってこないと
    つまらない。知性の幅が広がらない。
    14Cの黒死病のあとのルネッサンス
    パンデミックがあると、キリスト今日が拡大する

    0
    2021年01月17日

    Posted by ブクログ

    異なる「場所」からの視点を
    持っているからこそ
    見えてくるものがある

    とても 刺激的で
    とても 考えさせられる
    丁々発止(!)の対話でした

    ヤマザキマリさんは何冊も読ませてもらっているので
    その論旨の根拠も ふむふむ ですが
    中野信子さんは初めてなので
    ほぉーっ
    そんなふうな 考え方もあるのか
    と なかなか興味深く
    次の一冊につながっていきそうです

    0
    2020年11月20日

    Posted by ブクログ

    漫画家と脳科学者という異色だが意気投合しそうな二人が新型コロナをネタにオンラインで緊急会談。
    イタリアと日本の文化・生活様式の人と人とのディスタンスの違いが感染率に現われているのは、そうだろうなと納得する。
    コロナ対応で女性リーダーが注目されたが、男女の問題ではなく、女性でもリーダーになれる実力社会なのかどうかというコメントも印象に残った。
    自粛警察、同調圧力なども日本人のメンタリティだと思うので、自分の考えは持ち、それと異なる意見も否定することなく(対話はしてもいいけれど)、状況に応じた度合いで空気を読むことをしたいと思った。
    20-55

    0
    2020年11月13日

    Posted by ブクログ

    ヨーロッパと日本の、疫病に対するスタンスの話が面白かった。
    ヨーロッパは、疫病は戦うもので、打ち勝つもの。日本は、避けるものと捉えている。らしい。

    読み物として面白いと思った。

    0
    2023年06月18日

    Posted by ブクログ

    パンデミックの話よりも、各国でのコロナの位置づけや対策などから文化を語る比較文化論。

    読み物としては面白かったものの、パンデミックそのものの分析を期待すると裏切られるかも。

    0
    2022年11月07日

パンデミックの文明論 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 選書・双書
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春新書
  • タイトル
    :
    パンデミックの文明論
  • タイトルID
    :
    836068
  • ページ数
    :
    216ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年08月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春新書 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す