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Posted by ブクログ
コミック本が面白いヤマザキマリさんのエッセイ本。心に響く箇所がところどころある。私には彼女のような才能はないが、同じように早いうちに家を出て、家どころか国まで出て渡り歩いてきたから共感する部分が多いことといったらありゃしない。
ヤマザキマリさんも母親はシングルマザーで、働くお母さんの家庭で育った長女。
母親とヤマザキマリさん
そしてその息子さんが程よい距離を保っている章
“早いうちから親に頼れず、心細さを補う手段を、学校などの社会生活の中から見つけ出す訓練をして育った子どもは、おそらく自立が早くなる“
はい、まさにソレ
この本にはいくつも的を得ていることが述べられているから幾度となく読み返して共感をしたいと思っている
でもこの考え方に全く共感も納得もしない人もいるのであろう。もしかしたら共依存の親子関係が普通であって、私やヤマザキマリさんの方が少数派なのだろうか。
子は育ち、もうママ友なんていないけど、やり直せるならこの本に共感するお母さん達と仲良くしたい。
Posted by ブクログ
誰かの何かである事
何かに所属している事
誰かに認められている事
誰かに愛されている事……などなど
作者はそう言う事の前に
「すべての人は、何よりこの地球に受け入れられているのだ」
と言う。
私は学校を卒業してから、ずっと仕事をして来た。
子供が産まれてしばらくは、いわゆる専業主婦をしていた。
その頃○○ちゃんのママではあったものの、
「何処にも所属していない自分」という認識があった。
それは誰かの目を意識していたのか?
今も、いろいろな事を意識しているのだろう。
しかし作者には、そんなものは無い。
自分はこの惑星の生き物として、受け入れられているのだと言う確固とした自信。
シングルマザーで、身寄りもいない海外で1人で子供を産み、その後も苦労は人並みはずれているのだけれど、だからこそ得られた世間の目など振り切ったその眩しさ。自分の道をまっすぐ歩く事のできる強さ。
こんな、人として大きな母親に育てられたデウス君。
自立した、魅力的な人間にならない筈が無い。
あとがきとして、デウス君の書いた「ハハ物語」
には、「母は失敗を含めたありとあらゆる経験を推奨し、逆に勉学や教育がそれの妨げとなる事を望まなかった」
「そしてあんなに楽しげに、いろんな所へ行き、いろんな人と接する母の姿に、ただ憧れていただけなのだ」……と。
子供に心底憧れられる親。
今までの、そしてこれからの生き方を考えてしまう。
Posted by ブクログ
いわた選書第5弾。
私の読む順番が良くなくて、ちょいちょい『ぼくはイエローでホワイトで〜』の設定とごっちゃになってしまうことがあったんだけど、母になった今読むものとしてはこちらの方が個人的には好みで良かった。
ヤマザキマリさんはテルマエ・ロマエの作家さんということしか存じ上げていなかったんだけど、まさかそんな波乱万丈な人生送ってたとは。親が芯のあるハチャメチャな人だと子どもは芯のある冷静な人になる気がする。あとがきでも言ってたけど、デルスも当時はものすごい葛藤があったと思うけど、国境の壁も感じずやりたいことをやれているのだからすごいなと思った。
母である前に一人の人間って、忘れないように子育てしたいよね。
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