貧乏ピッツァ(新潮新書)

貧乏ピッツァ(新潮新書)

902円 (税込)

4pt

17歳でフィレンツェに留学。極貧の画学生時代に食べたピッツァの味が、今でも忘れられない――。トマト大好きイタリア人、ピッツァにおける経済格差、世界一美味しい意外な日本の飲料など、「創造の原点」という食への渇望を、シャンパンから素麵まで貴賤なく綴る。さらに世界の朝食や鍋料理、料理が苦手だった亡き母のアップルパイなど、食の記憶とともに溢れる人生のシーンを描き、「味覚の自由」を追求する至極のエッセイ。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

貧乏ピッツァ(新潮新書) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    貧乏=美味しいモノは食べられない、ではない事
    「なんだか美味しそうなのに」ヤマザキさんはお好きでは無い、たくさん採れ過ぎるトマトやお母様の作り過ぎてたアップルパイの話など
    食べ物がたくさん出てくるエッセイはやはり楽しい

    0
    2025年09月04日

    Posted by ブクログ

    楽団員のシングルマザーの元、食べた「暮しの手帖」レシピの母の手作り料理、アップルパイ。イタリアでの貧乏画学生の頃の食事。
    食の記憶をたどりつつ、貧乏でも決して貧しくなかった料理の数々、食の記憶。
    ペーソスに富んだエッセイは名人芸。

    0
    2025年07月31日

    Posted by ブクログ

    最近読んだエッセイ本の中では、一番良かった。コロナ禍に執筆されたようだ。
    本書のテーマはずばり、食べもの。食というのは誰にも共通のトピックで、だからこそ著者のテイストが表れやすい。
    多忙なビオラ奏者の母に育てられた著者は、14歳で欧州を一人旅し(!)、17歳でイタリアに留学する。その後イタリアで未婚

    0
    2024年07月15日

    Posted by ブクログ

    知らず知らずのうちに自分も飽食でわがままになっていたなぁと考えさせられた。空腹と貧乏は本当に最高の隠し味だと思う。

    旅先ではその土地のものを、そして日ごろは住んでいる環境のものを味わいたいし、生まれ育った環境や文化の味を大切にしたいなぁと思う。

    美食と金銭価値は決して結びつかないというのはその通

    0
    2024年03月21日

    Posted by ブクログ

    「ヴィオラ母さん」に育てられた食に関する最強のエッセイ第二弾! 幼少期の食に係るトラウマが爆発する様が大爆笑を巻き起こす! この親にしてこの子あり!  親子の絆の素晴らしさを感じさせられる傑作です。

    0
    2024年05月24日

    Posted by ブクログ

    書店で平積みされているのをたまたま見かけ、イタリア人のマッシさんが紹介していた本だなと手に取ってみたら、数日前に読んだ「ラテン語で世界はできている」の著者ラテン語さんと対談していた方だと気づく。実は「テルマエロマエ」の作者さんであるということも知らなかった。

    イタリア人が食に強いこだわりを持ってい

    0
    2024年02月02日

    Posted by ブクログ

    食べ物、家族、海外の食、色々興味深い楽しい本でした。ヤマザキさんのお母さんの、暮しの手帖のくだり、何となく気持ちがわかる私です。少ししたらもう一度読もうと思います。

    0
    2024年01月07日

    Posted by ブクログ

     「テルマエ・ロマエ」からのファン。漫画も最近作は既視感があるので、エッセイの方が面白い。毎日新聞の書評欄に紹介されていたので、即購入して一気読み。 
     前作「パスタぎらい」同様に世界の食文化を題材とした比較文化論。どのエピソードも面白いし、文章もとても上手。ヤマザキマリのお母さまがすばらしい子育て

    0
    2023年12月24日

    Posted by ブクログ

    P236
    あとがきより

    貧乏だからといって、まずいものしか食べられないということはない。味覚というのは想像力の力を借りさえすれば、いかようにでも美味しさという幸福感を与えてくれる。

    イタリアでのド貧乏学生時代は、お金も食べるものも、無くなり絶望的な状況に陥ったことが何度もあるが、そんな時にやっと

    0
    2023年12月14日

    Posted by ブクログ

    ヤマザキマリさんは、17歳から始まった海外での生活により、数多くの食へのこだわり、戸惑い、感動と入り混じっている。
    マリさんの人生を食で振り返るとともに、イタリア人の生活、食について、我々も垣間見る事ができる
    僕たちが、想像している以上に、イタリア人は、トマトや野菜を食べ、信じられないくらいにオリー

    0
    2025年07月23日

貧乏ピッツァ(新潮新書) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮新書 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

ヤマザキマリ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す