貧乏ピッツァ(新潮新書)

貧乏ピッツァ(新潮新書)

902円 (税込)

4pt

17歳でフィレンツェに留学。極貧の画学生時代に食べたピッツァの味が、今でも忘れられない――。トマト大好きイタリア人、ピッツァにおける経済格差、世界一美味しい意外な日本の飲料など、「創造の原点」という食への渇望を、シャンパンから素麵まで貴賤なく綴る。さらに世界の朝食や鍋料理、料理が苦手だった亡き母のアップルパイなど、食の記憶とともに溢れる人生のシーンを描き、「味覚の自由」を追求する至極のエッセイ。

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貧乏ピッツァ(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最近読んだエッセイ本の中では、一番良かった。コロナ禍に執筆されたようだ。
    本書のテーマはずばり、食べもの。食というのは誰にも共通のトピックで、だからこそ著者のテイストが表れやすい。
    多忙なビオラ奏者の母に育てられた著者は、14歳で欧州を一人旅し(!)、17歳でイタリアに留学する。その後イタリアで未婚

    0
    2024年07月15日

    Posted by ブクログ

    知らず知らずのうちに自分も飽食でわがままになっていたなぁと考えさせられた。空腹と貧乏は本当に最高の隠し味だと思う。

    旅先ではその土地のものを、そして日ごろは住んでいる環境のものを味わいたいし、生まれ育った環境や文化の味を大切にしたいなぁと思う。

    美食と金銭価値は決して結びつかないというのはその通

    0
    2024年03月21日

    Posted by ブクログ

    「ヴィオラ母さん」に育てられた食に関する最強のエッセイ第二弾! 幼少期の食に係るトラウマが爆発する様が大爆笑を巻き起こす! この親にしてこの子あり!  親子の絆の素晴らしさを感じさせられる傑作です。

    0
    2024年05月24日

    Posted by ブクログ

    書店で平積みされているのをたまたま見かけ、イタリア人のマッシさんが紹介していた本だなと手に取ってみたら、数日前に読んだ「ラテン語で世界はできている」の著者ラテン語さんと対談していた方だと気づく。実は「テルマエロマエ」の作者さんであるということも知らなかった。

    イタリア人が食に強いこだわりを持ってい

    0
    2024年02月02日

    Posted by ブクログ

    食べ物、家族、海外の食、色々興味深い楽しい本でした。ヤマザキさんのお母さんの、暮しの手帖のくだり、何となく気持ちがわかる私です。少ししたらもう一度読もうと思います。

    0
    2024年01月07日

    Posted by ブクログ

     「テルマエ・ロマエ」からのファン。漫画も最近作は既視感があるので、エッセイの方が面白い。毎日新聞の書評欄に紹介されていたので、即購入して一気読み。 
     前作「パスタぎらい」同様に世界の食文化を題材とした比較文化論。どのエピソードも面白いし、文章もとても上手。ヤマザキマリのお母さまがすばらしい子育て

    0
    2023年12月24日

    Posted by ブクログ

    P236
    あとがきより

    貧乏だからといって、まずいものしか食べられないということはない。味覚というのは想像力の力を借りさえすれば、いかようにでも美味しさという幸福感を与えてくれる。

    イタリアでのド貧乏学生時代は、お金も食べるものも、無くなり絶望的な状況に陥ったことが何度もあるが、そんな時にやっと

    0
    2023年12月14日

    Posted by ブクログ

    『テルマエ・ロマエ』でも有名なヤマザキマリさん。17歳で単身イタリアに留学し、貧乏生活の中で食べた美味しかったものや、イタリア、日本、世界の食文化について楽しく知ることが出来るエッセイ。

    0
    2024年12月27日

    Posted by ブクログ

    朝ごはんは慣れ親しんだものを食べたい感覚、同感。異文化に興味があって、挑戦したいと思いつつも胃は正直。一気に読めてしまう

    0
    2024年11月23日

    Posted by ブクログ

    この方の軽快な文章が好きです。
    考え方も好き。
    だって、私であれば思いもつかないようなことをバンバン発言してくれてるから。
    札幌のイタリアンレストランの方々には少しだけ?同情しますが…。
    もっと彼女の頭の中を知りたい。

    0
    2024年10月01日

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