扉の向う側

扉の向う側

1,760円 (税込)

8pt

自分に見えてる世界なんて
ほんのちっぽけ

地球の片隅で凛と生きる人たちーー
「ku:nel」人気連載エッセイ、オールカラー画で待望の書籍化。

時に歓喜し時に悲しみ時に途方に暮れて。
生きることを諦めない。
完全な偶然の中で知り合う他人というのもまた、
見知らぬ土地への旅と同じく、自分の人生観や生き方を
変えるかもしれない要素を持った、
未知の壮大な世界そのものなのだということを、
自分の人生を振り返ると痛感させられるのである。(本文より)

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扉の向う側 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月04日

    イタリアのみならず世界の何カ国かで暮らした経験で培われた感性をみって表現された文を楽しみました。同じものを見てもそれを言葉にするには豊かな人間性と語彙力が必要だろう。いつもながら自分の単純な言葉しか持っていないことを思いやります。それにしても出会った人たちの人生が様々なことに驚きました。日本はまだま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月06日

    面白かった!
    ヤマザキマリさんは、テルマエロマエを一巻だけ読んだだけでしたが、原田マハさんとの対談を読み、博識とさっぱりとした人となりを感じ、興味を持っていた。
    この本を読んでびっくり!
    これほどまでに世界を股にかけた人生だとは!
    原田マハさんとの対談で、中学生でヨーロッパ一人旅をし、10代でフィレ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月01日

    象の灰皿
    本文より
    私は狭いシートに座ったまま、体を屈めてしばらくの間誰にも気がつかれないように、黙って泣いた
    私も同じように泣いた

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    Posted by ブクログ 2024年02月02日

    マリさん、たっくさん経験してるなぁ。この経験はすごいな。自分の経験を本にするって、憧れる。自分でもこっそり書いてみたくなるな。絵日記みたいだった。

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    Posted by ブクログ 2024年01月31日

    イタリアを中心に有名無名の芸術家との出会いを辿る旅、、をGoogleアースを片手に楽しんだ。人の死にも苦労にも優しい眼差しが向けられていた。
    人と分け隔てなく関わり、常識に縛られない作者の人柄に好感を持った。

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    Posted by ブクログ 2024年01月08日

    ヤマザキマリさんが出会う人がそれぞれ個性的で魅力的。出会いを肥やしに書く文章がおもしろいです。

    ヤマザキマリさんの出会いを引き寄せる力、たくさんの出会いを経験したからこその度胸、心を開いて向き合ってみるしなやかさがかっこいいです。
    私の心の中の扉を開けるように日常の出来事や出会いを経験し、選択し、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月30日

    「ハルさんの葉書」が読みたくて買った。北海道に生まれ育っているので、ヤマザキさんの描写がとっても胸に刺さる。樺太生まれのハルさん。私の祖父も樺太生まれだった。終戦時、樺太から命からがら北海道に引き揚げて来たという人が、沢山いる。そんな背景も合わせて読むと余計に心に沁みた。

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    Posted by ブクログ 2023年12月20日

    世界中の様々な人の人生が綴られていた。ご近所さんを含め色んな人の人生に触れることは視野が広がりそう。

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    Posted by ブクログ 2023年12月14日

    大抵のエッセイは、読んでいるうちに飽きてしまう。ところが、これは、ぶっ飛んでいる。様々な価値観の人と触れ合うのは、なかなかであろう。

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    Posted by ブクログ 2023年12月12日

    今までのエッセイとは一味違うエッセイ。
    著者自身の絵が文章に添えられていることの存在が大きい。

    今までは面白く捉えていたことも、このエッセイではどれも異国の中で経験した重みを感じる。

    過去に出会った人たち、たとえ一度きりの人でもこんな印象深く表現できるなんて!おこがましいけど、本作で著者の深さを...続きを読む

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