人類三千年の幸福論 ニコル・クーリッジ・ルマニエールとの対話

人類三千年の幸福論 ニコル・クーリッジ・ルマニエールとの対話

1,760円 (税込)

8pt

繰り返されるパンデミック、戦争、格差社会……。
ホモ・サピエンスは三千年間、まったく変わっていない!?

漫画家・文筆家・画家のヤマザキマリが、大英博物館の「マンガ展」担当キュレーターで美術史家のニコル・クーリッジ・ルマニエールを相棒に、歴史をひもときながら現代社会を明るく生きるヒントを探る、対談&エッセイ集。
「人類が三千年間変わらないのは業を持っていること」「不条理と孤独が人を育てる」「ユーモアにこそ知性が必要」など、ともに十代で異国での孤独を味わい、世界各地で歴史とアートを縦横無尽に学び続ける二人が導き出した、力強く普遍的なメッセージが満載。
単行本未収録の漫画「美術館のパルミラ」(ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9~漫画、9番目の芸術~」発表作品)も収録。

【目次】
Prologue 人類三千年の旅への招待状 ヤマザキマリ
Dialogue 失敗や破綻はすべて過去に書いてある ヤマザキマリ×ニコル・クーリッジ・ルマニエール
第一章 困難なときほど人類三千年の知性に刮目せよ
第二章 時代の先駆者は、いつの世も孤高にして不遇
第三章 人類の歴史で普遍的なのは、笑いの精神
第四章 想像力をすり減らす同調圧力
第五章 失敗や破綻はすべて過去に書いてある
Manga 美術館のパルミラ
Essay 人類を救う(かもしれない)ヤマザキマリの七つのヒント
Epilogue ヤマザキマリさんは右脳と左脳の間に立つ人 ニコル・クーリッジ・ルマニエール

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人類三千年の幸福論 ニコル・クーリッジ・ルマニエールとの対話 のユーザーレビュー

4.3
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    Posted by ブクログ

    生きていくのに必要なのは教養なのだなと感じられるような一冊。
    あらゆることに対する造詣が深くて圧倒されるように読み終えました。
    自分と同じように苦しみ、そこからでも立ち上がった人たちの存在を知ることは、強さになると思います。教養の真の意味はそこにある。

    個人的には家族に対する考え方がとても参考にな

    0
    2024年05月23日

    Posted by ブクログ

    ヤマザキマリさん、強く生きていて、みんなが彼女のような強靭な生き方をできないと思うけど、意識するのは大切。

    漫画が第九の芸術としてルーブル美術館で企画されていたのは知らなかった。

    0
    2024年05月23日

    Posted by ブクログ

    人間は知性で自分たちの命を特別なものであり、尊く貴重なものと捉え、この地球上で最も優れた種族という意識を持っているが、地球という惑星からしてみれば私たちはその他の生物と全く同等であり、知性があるからといっていつまでも子孫を存続するにふさわしい生物という待遇を受けているわけではない。それを理解しておけ

    0
    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    ・芸術との向き合い方
     今まで義務教育を通して勉強してきた「芸術」。正直、必要ないものだと考えていた。学びたい人だけが学べば良い、などという碌でもないことを考えていた。
     しかし今ならはっきりと、それが間違っていることが分かる。芸術が必要ないなど、あり得ない。芸術には様々な国の言語、歴史、文化、価値

    0
    2023年09月01日

    Posted by ブクログ

    最近、色々と辛いことが多いのであるが、この本を読んで人生なるようにしかならんのだと言うことを改めて感じた次第。

    0
    2023年07月02日

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