乃南アサの作品一覧
「乃南アサ」の「家裁調査官・庵原かのん(新潮文庫)」「女刑事音道貴子 鎖」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「乃南アサ」の「家裁調査官・庵原かのん(新潮文庫)」「女刑事音道貴子 鎖」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1988年『幸福な朝食』でデビュー。同作は日本推理サスペンス大賞の優秀作を受賞。『凍える牙』で第115回直木三十五賞を受賞。『地のはてから』、『女刑事・音道貴子シリーズ』、『芭子&綾香シリーズ』など多数の作品を手がける。また、作品の多くが映像化されている。
Posted by ブクログ
家庭調査官とは、"少年たちの声を聴く"仕事である。
具体的にどのようなことをしているのかを初めて知った。
事件を起こす少年少女たちには、様々なバックグラウンドがあることを知りました。その上で何故、事件を起こしてしまったのかをミステリーを読んでるかのように考えながら、読み進めました。
貧困、発達障害、家庭問題など現代の社会問題に直結していて、とても考えさせられるトピックが多かったように思える。
1つ1つの問題に対して、自分の意見をしっかり持ちつつ、自分ならどのように考えるのかを考えながら、時間をかけて読んだ1冊。
社会問題について考えたい人には、是非オススメの1冊です。
Posted by ブクログ
とても久しぶりの作家さん。
以前はたくさんの長編物を読んだ。
タイトルからして、「母親」をテーマにした短編集。
「セメタリー」
「ちびまる子ちゃん」や「サザエさん一家」は架空の理想の家族。
太陽である、母親がどんなに頑張ったか、地方の後取りの嫁はどんなに大変か・・・・わかる~
「ワンピース」
ひきこもりがたくさん増えている現在に、まさにあり得る話。
「ビースト」
見捨てられない母親の気持ちはよくわかる、けど、いうべきことはちゃんと言わないと!
最後があまりにも悲惨すぎる・・・
「エスケープ」
なんとも、薄気味悪さが残った。
「アフェア」
離婚した女性の生き方と、離婚した男性の生き方