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日本の銀行マンと結婚したフィリピン女性が転勤で、九州から新潟へ移った途端に経験した、雪国という未知の空間。ふさいだ気分が周囲への憎悪に変わる様子を描いた表題作「悪魔の羽根」。早春、恋愛中の女性が突然、姿を消した謎に季節特有の悩みを絡めた「はなの便り」など、四季の風景を織りまぜながら、男女の心模様、友人同士の心のズレを浮き彫りにする。ちょっぴり恐い7つの物語。
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Posted by ブクログ
季節にまつわる心理ミステリ。表題作の悪魔の羽根っていうのは雪のことだと帯に書いてある。ううむ、雪のない国に育った主人公がそれに追いつめられていく過程ももちろん怖いんだけど、結論がそこに行くのか?ってところがぼくはもっと怖いんだけど。同じことが「はびこる思い出」とか「秋旱」とかにも言えるような気がする...続きを読むのだけど……。その怖さっていうのはいかにも異常な行動が日常の中に取り込まれてしまうということ。女性が主人公の場合にそれは顕著ですよね。男はなんというか日常に戻れないんですよ、そういう場合。そう思いませんか?
恋人たちや夫婦、友人、家族・・・ さまざまな関係のゆがみを描いた短編集 ひとつひとつが短いのでかなり気軽に読めます
短編集。 どん伝返し感が面白かった。電車の中で思わず「えっ!」と言ったり、笑ってしまうことがしばしば。
7つの短編集。 恋愛、友人、家族、他人。さまざまな関係での話が繰り広げられる。 時に恐く、暖かく、冷たく… そして、誰にでも起こりそうな話も含まれていて、ちょっと考えてしまうようなとこもあった。 2012.9.22
全体を通して、四季がテーマの短編集でした。 こういう何かテーマに沿って書かれている小説というのが好きで、発想が面白いなーと楽しませて頂きました。 「はなの便り」 後ろのあらすじを読んでネタバレを食らってしまい、あまり楽しめなかったのが残念でした。 「はびこる思い出」 何が隠されているのかワクワク...続きを読むしながら読めました。強かな主人公だな…と感心しました。 「ハイビスカスの森」 ホラーチックだけど、ほっこりハッピーエンドで良かったです。 幼い頃の記憶って、印象深いところだけ残ってたり改竄されてたりしますよね。 ちゃんと真実を確かめて、トラウマ解消できて良かったです。 「水虎」 最後ゾワッとしました。 痛い目見ても全然懲りてない友人、怖すぎます。 「秋旱」 この短編集の中で一番好きでした。 想いが急激に冷めるときの描写が上手くて、思わず実体験と重ねてしまいました。 しかも、衝撃のラスト。 「悪魔の羽根」 私も冬が一番苦手なので、ちょっと気持ちわかります。 冬季うつ病なのかな?とも思いました。 旦那さんが「ゴロゴロしてばっかり」などと批判的なのはどうなのかな?もっと心配してあげて〜!と思いました。 「指定席」 火事の原因おまえかー!!と衝撃でした。 とても扱いにくくて面倒臭い人だな、と思いました。
短編集。まあストーリーの多くは悪魔ってかんじじゃないし、「雪」を「悪魔の羽根」と形容するのもあまりわからんと思う。関係者同士の心のズレはわかるけど「恐い」ってとこまではいかなかった。
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