暗鬼

暗鬼

600円 (税込)

3pt

両親、弟妹、祖父母に98歳になる曾祖母。いまどき珍しい8人家族に嫁いだ法子を待っていたのは、緑あふれる広大な屋敷、何不自由ない暮らし、家族全員の歓待と、心の底から自分を大切にしてくれる夫だった。しかし、近所で起きた心中事件に家族が関係しているという疑念を抱いた法子は、疑心の闇にはまっていく。家族みんなが何か隠している。そして私を殺そうとしている──これは私の妄想なの!? やがて暴かれる、呪われた血の絆で結ばれた家族の真実とは!?

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暗鬼 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ぞわぞわと不気味な恐怖が走る。洗脳ってこんな風にされていくのか…という初めての体験。
    元々この家で生まれた人はどのようにして育ったのだろう…そこも読んでみたくなった。

    0
    2023年03月26日

    Posted by ブクログ

    「ウツボカズラ…」と真逆なシチュエーション。
    家族ってかなり閉鎖的なもので、その中で何が起きてるなんて本当分からないものだ。
    日本での殺人事件の大半は家族内で起きてるっていうし。拗れたら拗れ切れてしまうのだろう。
    だから
    志藤家は呪われた家族というよりは、大ばばちゃん率いるカルト集団て感じ。
    振り返

    0
    2021年07月01日

    Posted by ブクログ

    暗鬼って疑心暗鬼の暗鬼かと読んでから気付いた。
    最初は秘密を隠した家族モノのミステリーなのかと思って、この家族の言動にはどんな背景があるのか気になってワクワクしながら読み進められた。秘密の部分は期待してた形ではなく、そっちの方向はやめてくれと思ってしまったが、勢いそのまま最後まで読んでしまえたので面

    0
    2025年08月12日

    Posted by ブクログ

    タイトルは疑心暗鬼の『暗鬼』…この言葉は、妄想からひきおこされる恐怖心。 実際にはないことを、あると思ってこわがる気持、とのことだ。これだけでも何だか引き込まれていた。

    主人公の女性が親子四代、総勢8名の大家族に嫁ぐところから、物語は始まる。この家の嫁として早く溶け込みたいと張り切る主人公。

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    ドラマを見てるような感覚で、あっという間に読み終わりました。宗教に狂った家族のような、世間と違う価値観で生活してる人ってこんな感じなのかなと思いました。終わり方が違えば星5でした。

    0
    2024年03月05日

    Posted by ブクログ

    暖かい家族ばかりの裕福な家に嫁ぎ、誰もが羨む生活と思いきやどうも裏がありそうで。タイトルの暗鬼は疑心暗鬼の暗鬼か。その様子はまさに「ミッドサマー」抗わずに身を任せるのもまた一興。

    0
    2023年02月05日

    Posted by ブクログ

    中村うさぎさんの解説で、「家族とは宗教」という言葉があってとてもぴったりだった。
    カルトや宗教団体はこうやって出来上がるんだとも思った。
    家族ってそんなに良いものなのかな?絶対的な絆って何?と思っている人におすすめ。

    0
    2022年02月02日

    Posted by ブクログ

    人間の恐ろしさが如実に描かれており、後味の引く気味悪さがクセになります。
    重苦しい世界観ではありますがテンポが良く、また文章の作り方も巧いのでかなり読みやすいです。
    人を選ぶ作品だとは思います。

    0
    2021年12月24日

    Posted by ブクログ

    怖い。こわい怖い〜って思いながら読んだ。昔は読み終わりがスッキリしないものは好きではなかったけど、怖さや気持ち悪さを楽しめるようになった。面白かった。

    0
    2021年09月08日

    Posted by ブクログ

    後味の悪さが抜群。ぞわっとする怖さを楽しむ本。
    途中までは法子の身を心配して読むけど、いつの間にか紀子まで「宗教」の一員になっていっている。
    解説の「家族とは、ひとつの宗教である」とはその通り。カレシ家族の言動で理解できないことが多々あったけど、それは宗教が違うから、ということか。入信したくないなあ

    0
    2020年09月07日

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