家族趣味

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人生は楽しく、充実していなければ。そこそこ出世した旦那に、健康な息子。私の仕事も順調だ。そして、恋も……。次々に年下の男性との不倫関係を重ねてゆく奔放な主人公を待ち構えていた運命は? 表題作をはじめ、宝石にとり憑かれた女の破滅的生活を追う「魅惑の輝き」、少年の底知れぬ不可解さを描いた「デジ・ボウイ」など、日常に潜む狂気を抉った直木賞作家の傑作短編5編。

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家族趣味 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    乃南アサの魅力がギュッと詰った短編集。基本的にどの作品もバッド・エンドだが、『デジ・ボウイ』は少し泣かせる結末である。彰文が何故デジ・ボウイになったのか気になるが、それを描こうとすると直樹と彰文の物語ではなくなってしまうので、この作品はこれで充分なのだろう。

    0
    2025年05月19日

    Posted by ブクログ

    ひょんな事から乃南著書ゲット~♪

    タイトル作含む5話を収録した短編集です↓
    1)魅惑の輝き
    2)彫刻する人
    3)忘れ物
    4)デジ・ボウイ
    5)家族趣味

    各話を通してのテーマは「没頭するあまり一線を越えた人々」でしょうか。「誰しもが犯罪者になれる、通常・異常のFine line」って感じでしょうか

    0
    2011年05月16日

    Posted by ブクログ

    短篇集。

    これもすべてが、シャープでスマートで面白かった。乃南さんの書く短編は、最後の落とし方が鋭くて、ユニークで。あっけなくて、面白い。
    「彫刻する人」なんかは特に、そう感じた。

    乃南さんの話に出てくる、女の人も男の人も女子も男子も、老女も老翁も、みんなすべてが「本物」みたい。気持ち、と

    0
    2011年01月27日

    Posted by ブクログ

    肝心の「家族趣味」だけはなんだかあまり響いてこなかったけれど‥。

    なんてすごいの乃南アサ!!
    あたし飽き性なので、ふだん本は一度に何冊か並列して読むんです。こういう短編集なんかは特に。

    ‥なんだけど、
    一気に全部読んでしまった‥

    「忘れ物」のトリックが見破れませんでした‥お恥ずかしい

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    乃南さんの短編集。個人的にハズレなし。ちょっとずつ世界とずれていって、崩れていく様がうまい。実際こうなんだろうな。ありふれた風景の中に潜んでいる罠。自分が見る世界と他人が見る世界の違い。ずれ。自分が見てるもの、感じていること。どこまで他人と共有できてるんだろう。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    短編集。魅惑の輝きは、我が身を振り返る。デジボウイがいちばん好きで、最後は本当に泣いた。彼女の短編集の中でいちばん秀逸だと思っています。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    好き嫌い別れる作品だと思う。私は結構好きだった。
    色んなホラーとかミステリーとかあるけど、結局いちばん怖いのは人間だな。
    何事もやりすぎはよくないですね、程々がいちばん。
    ただ、やりすぎてるときにはもう自分では歯止めが効かないし、やりすぎという自覚もない。そういう人間の欲を追求する怖さがうまく書かれ

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

    彫刻する人>忘れ物>デジ・ボウイのつながりが秀逸。


    肉体トレーニングに潜む罠(ありそう)、
    出来る上司と優秀なリーダーに憧れる女子社員、
    クールというよりやる気のない友人のプレゼント。

    すべてがきちっと展開するのが、気持ちよい。
    この短編集も、なかなかの粒ぞろいです。

    0
    2012年01月10日

    Posted by ブクログ

    「忘れ物」「デジ・ボウイ」の2編は恐ろしいながらもおもしろい。あとの3編はただただ恐ろしいと思いながら読みました。

    0
    2011年11月27日

    Posted by ブクログ

    短編集。初めての乃南作品。
    何かの事象を捉えるときに、ヒトの先入観が如何に強いものかと思い知らされる作品ばかりだった。

    0
    2011年08月07日

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