乃南アサのレビュー一覧

  • しゃぼん玉
    すごーい面白かった。
    久しぶりに一気読み。
    なんか何のことはないようなお話なんだけど、すごい面白い。
    さすが乃南さん。
  • 雫の街―家裁調査官・庵原かのん―
    連作7番目の最後の作品「はなむけ」、泣かされてしまいました。かのんさん、ルール違反しても、みんなを助けました
  • いちばん長い夜に
    人気シリーズの完結編という事に読んでる途中に気が付いた
    不幸せになりません様にと
    願いながら読みました
  • 雫の街―家裁調査官・庵原かのん―
    シリーズ2作目。
    前作がおもしろかったので、読むのを楽しみにしていたが、ようやく読めた。
    いろんな人がいろんな考えで生きているんやなあ。
    とにかく大変な仕事だというのが伝わってくる。
    当たり前のように食い違う話。ウソ、投げやり、感情爆発、泣く、お金。
    読んでるだけで疲れてくるよなあ。しんどい。
    でも...続きを読む
  • 女刑事音道貴子 鎖(下)
    **「鎖」: 乃南アサの音道貴子シリーズに見る緊迫の物語と深い人間描写**

    Audibleを通じて「鎖」上下巻を耳読みし、乃南アサの音道貴子シリーズの魅力に改めて引き込まれました。この作品は、読者を一瞬たりとも解放しない緊迫したシナリオと、複雑に絡み合う人間関係が特徴です。物語は、星野刑事の問題行...続きを読む
  • いちばん長い夜に
    気に入ったシリーズ物だったから買った一冊。

    マエ持ち2人組の話

    残念ながらシリーズ最後の小説だった。

    今まで支え合って生きてきた2人だが、地震をきっかけにそれぞれの道を進んでいく内容

    あらすじを読んでなんだか残念な感じで2人は離れて行くのかなとかいろいろ思ったが、今までの様な関係ではなくなる...続きを読む
  • すれ違う背中を
     マエ持ち女2人組シリーズという事で買ってみた一冊。
    第二弾

    マエ持ち女2人組の日常を描いた話

    前作でも思ったが、やっぱりこのコンビはいいコンビだ。
    お互い信頼し合っているのがよくわかる。
    過去の事を気にしつつも2人とも夢や目標に向かって仕事をしているのはすごくいい。

    短編の話でそれほど盛り上...続きを読む
  • 緊立ち 警視庁捜査共助課
    メモリー・アスリートかっこいい。なりたかった。
    幸せな結婚生活送ってる人が少ないのはちょっと気になる。
    面白かった。
  • 緊立ち 警視庁捜査共助課
    捜査共助課、広域班と見当たり班にそれぞれ所属する刑事たちのお仕事。

    雑踏で所在不明の指名手配犯たちを発見するメモリーアスリートの見当たり捜査班。
    わずかな手がかりを頼りに手配犯を全国で追う広域班。
    か、過酷・・・。
    めちゃくちゃ面白かった。やっぱ乃南さんの警察ものはじみじみとよい。
  • ボクの町
    とても素敵な本でした!!
    乃南アサさんの推理小説(刑事もの)は読んだことありましたが、これはまた一味違った作品でした。
    何度でも読み直して、主人公の聖大くんや同期の三浦くん、上司や小桜さんたちに会いたくなりました。

    新社会人の戸惑いや葛藤、成長がとても丁寧に描かれていて、しみじみと胸に染み渡りまし...続きを読む
  • しゃぼん玉
    この主人公は育ち方とか環境とかが悪かっただけで元はいい子だったんじゃないかな…

    主人公の心境の変化とかがよくわかって最後の方は泣けました。

    おばあちゃんや村の温かい人に囲まれて幸せに暮らせるようにのるといいなと思ってしまいました。
  • 女刑事音道貴子 凍える牙
    乃南アサさん初読みの『凍える牙』の概要と感想になります。

    深夜のファミレスで1人の男性客が突然、助けを乞いながら燃え出すという不可解な事件が発生する。機動捜査隊に所属する貴子は、昭和の刑事(デカ)を代表するような滝沢と臨時のコンビを組んで捜査にあたる。2人は相性最悪ながら、事件に絡む謎の「牙」を追...続きを読む
  • しゃぼん玉
    最初はこの主人公がどう善行をつもうとも、ハッピーエンドになる事は許されないだろうな。もしなったとしたら駄作だな
    という気持ちで読んでいた。
    だけど、実際読み終えて振り返れば、ハッピーエンドだけどモヤモヤ感は無い。
    主人公の性格と作品の雰囲気で何となくこれでいいかってなってしまった。

    不思議な感じな...続きを読む
  • 雫の街―家裁調査官・庵原かのん―
    続編嬉しい。
    結婚おめでとう!!!しかし相変わらず激務過ぎる・・・。
    「はなむけ」がちょっと泣けた。
  • 雫の街―家裁調査官・庵原かのん―
    家庭裁判所で取り扱う内容は、どれもドロドロしたものばかり。でも、庵原かのんの粘り強い傾聴と寄り添いの心で、どの話も円満に解決していく。そこには感動の人間ドラマがあった。背景がコロナ禍であり、よりリアリティが感じられた。登場人物である同僚、上司、パートナーの人柄も良く、家裁の暗い話も、良い方向に行くだ...続きを読む
  • 緊立ち 警視庁捜査共助課
    警視庁捜査共助課の2人の女性刑事、見当たり捜査班・小桃と広域捜査共助係・燈(あかり)の物語です。
    2人の女性刑事の仕事と私生活に密着といった感じです。
    2人の喜怒哀楽がとても楽しませてくれます。
    そして、お二人のパートナーとの関係性についてもリアルに表現されてて、とても面白かった。
    仕事と家庭の両立...続きを読む
  • 女刑事音道貴子 嗤う闇
    短篇だけど(だからこそ??)、面白さが詰まっていて飽きずに一気に読みました。

    人間という生き物の哀しさ、下町の移り変わりなど、ただの刑事小説やミステリー小説という枠だけではおさまらない想いが詰まっていると感じました。
  • しゃぼん玉
    なかなかハートフルな内容ですごくよかった。朗読の人も上手だった気がする。おばあちゃんのお金見つけておばあちゃんが冷たくなるか瞬間かこわかったけど‥やっぱりこの人も仏様ではなくて人間なんだなと思った瞬間だった。
  • しゃぼん玉
    誰でもやり直せるんだ、そう強く、強く思える作品です。
    映画でさえも泣かない自分が本で泣かされました。そのページだけ刻むように涙で滲み、ふやけています。
  • 涙(下)
    まだ私が若かりし頃、20代の時に読みました。

    今までで面白かった本は?と聞かれたら、宮部みゆきさんの「火車」と、乃南アサさんの「涙」と答えます。20年以上経ってるのに、今だに面白かった記憶が強い本。内容は忘れてますけどね。


    「涙」は当時、半身浴をしながら小説を読むのが日課だったんだけど、もう本...続きを読む