乃南アサのレビュー一覧

  • 涙(下)

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    萄子の行動力に脱帽。この時代の女性が全国各地に人探しをするとは、どれだけハードルが高かったのだろうか。

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    2023年02月18日
  • チーム・オベリベリ (下)

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    残りページ数的にそろそろ見通しがたってもいいのでは?と心配しながらそのまま読み終わっちゃいました。「赤い人」だとどんどん道やら畑やらできていったかのようなスピード感で語られてますが、実際開拓してた人たちにしてみたらそんな簡単な話ではなかったんでしょうね。

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    2023年01月26日
  • 風紋 下 新装版

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    東野圭吾の手紙を思い出させる題材。
    どんな形であれ、主人公真裕子には幸せになってほしいと願う。
    長編ではあったけれど、読み出したら止まらなかった。

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    2023年01月26日
  • チーム・オベリベリ (上)

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    「熱源」が男性視点なのに対してこちらは女性の開拓使。女性の方が男性より視野が広いと言われるように、熱源が「俺が!俺は!」なのに対してこちらは家族や村全体を見通した語りになっているのが面白いです。豚とひとつ鍋は六花亭のお菓子で有名ですが、こんな風にワイワイした感じで詠まれたのですね。

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    2023年01月24日
  • 不発弾

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    6つの短編集。
    どの短編もうるっときたり、ぐっときたり。話それぞれが濃くて感情移入しやすかった。
    「かくし味」はラストのオワッって感じが良かった。「夜明け前の道」はほのぼの出来て「福の神」はうるっときた。
    この3つがお気に入り。

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    2022年08月22日
  • 躯 KARADA

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    自分が中学の時に足が太いって男子に馬鹿にされた時の怒りと悔しさ、そして周りの目への恐怖を思い出しました。そんな作品

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    2022年08月11日
  • 女刑事音道貴子 凍える牙

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    オオカミ犬?警察ものなのに?
    あ、ファンタジーかあと思った。
    いやすみません、そのオオカミ犬が主人公達を凌ぐ存在感となる。
    後半の疾走感たるや。
    オオカミ犬にとても会いたくなる一冊。

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    2024年05月20日
  • 女刑事音道貴子 風の墓碑銘(下)

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    相変わらず音道シリーズは面白い。

    滝沢とのコンビ復活で、過去、滝沢に助けてもらった音道が、さぞかし滝沢に友好的なのでは?と思ったけど、やっぱり音道は音道だった。
    奈苗との女同士特有の?ドロッとした感じとか、昴一とのギクシャクとか…今回も音道が二重三重に大変な状態だったのだけど、犯人の呆れる様な動機や開き直った物言いの前には、大した事ではなかったかの様に思えた。
    今回の滝沢は音道をそれなりに認めて大人の対応を頑張ってたけど、音道が大人気なかったかな。(色々あったから仕方ないけど).それも含めて、これからも音道を応援したいな。

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    2022年06月15日
  • 女刑事音道貴子 鎖(下)

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    ネタバレ

     殺人グループに捕まり人質になった音道貴子、自分の持ってた手錠をされ鎖に繋がれ、レイプされそうになりながらも7日間生き延びた。殺人グループでありながら音道貴子を陰で支えた中田加恵子。最後に音道に元気を与えたかつての相方滝沢刑事。この3人の物語。エピローグで、音道の恋人昴一が元凶の刑事星野をぶっとばすシーンは溜飲をさげます。また、音道と中田の2人の間に芽生えた信頼関係がこの物語の先に光を投げかけています! 乃南アサ「女刑事 音道貴子 鎖(下)」、2003.12発行、文庫、再読。解説は川本三郎。

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    2022年06月13日
  • 女刑事音道貴子 鎖(上)

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    ネタバレ

     乃南アサ「鎖(上)」、音道貴子シリーズ、2003.12発行、文庫。今回の音道貴子巡査長の相方は星野警部補32歳。どうしようもない男。貴子に言い寄り、結婚を断られると急に態度を変え、逆恨みを。別行動を強要され、一人で捜査の核心に迫る貴子。以前ひったくりの被害者で面識のある女性に眠り薬を飲まされ、殺人グループに拉致される。皇帝ペンギン滝沢警部補は救出できるのか! 下巻にまいります。

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    2022年06月12日
  • 涙(上)

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    ネタバレ

    最後まで、真相がわからず。途中、こんなことで逃げないだろうというモヤモヤ感を、見事に消化してくれた。

    読み始めた時は、こんな展開になるなんて思いもよらなかった。ミステリーだったのか!

    萄子の気持ちは、この立場にならなきゃわからないけど、うまく入り込めました。

    人との繋がりがテーマなんだろうけど、偶然が多すぎて、いなくなった婚約者を広い日本で、こんなにうまく見つけられるか?という疑問はあったにせよ、面白かった。

    最後、勝が死んでるとは思わなかったなあ。

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    2022年05月23日
  • 岬にて―乃南アサ短編傑作選―

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    ネタバレ

    *かつての恋人の故郷でその不在を想うキャリア・ウーマン。寒い土地への転居を境に狂い出す「じゃぱゆきさん」。整形して若い男と結婚し、離別した娘を従妹として引き取ろうとする母。夫の子を産むと決めた女を尋ねる女。次々と夫が死ぬ魔性の女。彼女たちはさまざまに熟れていく。女性の心理描写の名手による短編を精選し、単行本未収録作品を追加したベスト・オブ・ベスト第二弾*

    これは…ホラー?ホラーなの?!
    と言うくらい、怖い。出て来る女性陣が強者過ぎる…

    どの作品も、バラエティ豊かに女の業をまざまざと見せ付けてくれます。
    そして、一見淡々とした情景が、次の瞬間にくるりと変わる様が本当にお見事!

    後味はよろし

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    2022年04月18日
  • 女刑事音道貴子 嗤う闇

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    音道が更に成長してベテランぽくなってるのが嬉しい。
    機動から所轄に移って女性ならではの悩みや女性だから出来る案件が増えている。
    「木綿の部屋」で父親としての滝沢が今までのイメージと違い、音道を(まあまあ?)対等に認めて娘のことを相談してる姿や留守電のコメントをみると、音道さんがんばって良かったね。という気持ちになった。

    また次が楽しみです。

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    2022年04月07日
  • 最後の花束―乃南アサ短編傑作選―

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    ネタバレ

    *色恋をめぐる狂気は、その女たちを少しずつ蝕み、少しずつ壊していった……。ある女は大阪に引っ越してまで愛人を追いかけ、またある女は親友の婚約者を欲しがる。職人の夫の浮気を疑った妻は夫の作る提灯に火を仕込み、OLは見る間に垢抜けた同僚への嫉妬に狂う……。サスペンス・ミステリーの名手の短編を、単行本未収録作品を加えて精選したベスト・オブ・ベスト第一弾!*

    巧い。巧過ぎる。

    今回のテーマは「若い女性の狂気」編だそうですが、欲望・妬み・焦燥・略奪・復讐等々、女性の性や業がこれでもかと詰め込まれています。そのリアルな描写、一瞬で反転する物語たち・・・お見事としか言えません。
    読むごとに背筋がぞわぞわ

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    2022年02月10日
  • 女刑事音道貴子 未練

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    音道シリーズ4冊目。相変わらず読みやすい乃南アサさん。短編だと音道貴子が妙に身近に感じる。

    回数を重ねるにつれ音道が成長してベテランになり、周囲に認められ受け入れられている所がなんだか嬉しい。
    前巻からのPTSDからも立ち直って復職したおっちゃんの活躍がまた楽しみだ。

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    2022年02月04日
  • 躯 KARADA

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    タイトルなどから
    フェチ的な物を想像してましたが、
    マニアックなものではなく、
    誰もがコンプレックスに思うような題材でした。
    美容整形、薄毛治療、拒食症、ボクサーを目指す少年、血を見ると興奮する男の
    短編集。
    どれも面白かった。

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    2021年12月29日
  • 水曜日の凱歌(新潮文庫)

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    鈴子の心の声が良かった!東京大空襲からの終戦、大森海岸の進駐軍相手の施設等、知らないことばかりでした。鈴子の母の生き様、様々な時代に翻弄された女性達の事、鈴子の気持ちの変化等凄く感動しました。乃南アサさんの作品まだまだ読みたいです。

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    2021年12月08日
  • 女刑事音道貴子 鎖(下)

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    最後までドキドキした。
    上下通して殆ど音道は監禁中。

    音道だけでなく、犯人達も、音道を救出したい警察も鎖に雁字搦めになってるみたいで、身動きが取れない。ギシギシしながら話は進む。

    能天気な星野はちゃんと最後までクソなセリフを言い放ってくれるし、警察を辞めるなんて選択肢1ミリも考えず、「え?なんで僕が辞めなきゃなの?」なんて言いそうだ。

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    2021年12月06日
  • 女刑事音道貴子 花散る頃の殺人

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    女性であることで何かと理不尽な事が多い音道貴子。今回は理解ある仲間に恵まれている感じで短編6篇、スルスル読めた。

    おっちゃんの活躍、今後も期待です!

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    2021年12月02日
  • いつか陽のあたる場所で

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    傷ついた人、傷つけた人、見守る人、裏切る人。
    いろいろな人間の心の中。でも自分の心の傷と妙に共鳴してしまう。読みながら、自分の生き方を見直させてもらいました。

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    2021年11月18日