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ベテランOLの多恵子はOA化に伴い仕事が減少、後輩たちに疎まれ鬱々としていた。ある日部長にOLたちの指導を命ぜられ、俄然発奮するが…(「春愁」より)。保母、美容師、OL…働く女たちの哀歌、無意識の中に潜む狂気を描くサイコ・サスペンス傑作集!
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Posted by ブクログ
すごく嫌なヤツではなく、「あぁ、いるいる…」と思うような嫌なヤツが大集結。一歩間違えれば自分もそちら側に行ってしまうんではないかと思うような。最後までスッキリなんてさせてやらないぜ、という気合い(?)を感じた。
女性だけにスポットを当てた短編集は珍しかったため、興味を持ったがとても面白かった。 特に「来なけりゃいいのに」は最後の最後で形勢逆転!という感じでまさに衝撃の展開だった。 個人的に「バラ色マニュアル」の話も好きかも。
この出てくる女性たちがリアル! 嫌だな~この感じ!と思いながら 自分は大丈夫かな?と不安にもなる感覚。 読みやすくて好きなタイプだった。
かなり好きだった。 プライドの高い女や報われない女達。 世にも的ホラー的要素もある話などもありバラエティに富んでた。 お気に入りは「最後のしずく」「春愁」と表題作 時代背景は古いけど、どこまで行ってもこういう女達は変わらずいるのだと思った。逆もまた然りで男もそうなんだろうな
私は結構好き。 普通だと思ってる人の普通じゃない短編集。 読むごとにこれはすごい、強烈だわ、、、を更新してくる。 なかでも表題作の「来なけりゃいいのに」と1番最初の「熱帯魚」が印象に残ってるかなぁ。 人生、誰でも、何かをきっかけにして一気に脱輪してしまう。誰でも同じような境遇に陥りそうだけど、人生っ...続きを読むて怖い。
女って怖い、、などと単純な感想を持つだけでなく人間誰しも多かれ少なかれこういうことを考えてるんだなと改めて感じた。そんな感情が蠢くオフィスという環境が改めて凄いものに思えてきた。
どの話もどっかの日常で普通にありそうな話なのにちょっとした違和感を徐々にいれてきていて読み進めていくにつれて面白かった 物語を読んだ後にその物語の題名を見直して意味がやっとわかる瞬間がすき
初乃南アサでした。こういう最後に突き落とす系の作品集だとは思ってもみなくて、突き落されまくりました。女の醜さが「ありそう、でも自分は経験ない、でもいつかありそう」な感じでとても楽しめました。サクッと読めちゃうのもよかったです。
まぁ面白かったです。短編集。ところどころに乃南節が垣間見れます。タイトルの「来なけりゃいいのに」、「春愁」が良かったかな。
【2024年93冊目】 智子の同僚の順子は、暗くて大人しい女性だった。けれど誘いもしていない飲み会やランチには顔を出し、周囲を陰気な雰囲気で包み込む。そんな順子の様子が最近おかしいらしい。突如大声を出したり、些細な注意に烈火のごとく怒りだしたりしているのだという。「ひょっとして多重人格なんじゃない?...続きを読む」――表題作を含めた7つの短編集。 乃南アサさんがデビューされてからの間もない作品ということで、あらすじに「サイコ・サスペンス」と書かれている割には比較的優しい内容でした。あえて言うならば「ばら色マニュアル」が一番サイコ感強かったかも。表題作は途中でタネが読めてしまったのがちょっと残念でした。 まず乃南耐性をつけるにはいい一作かもしれません。こんなもんじゃ…ないですからね。
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