【感想・ネタバレ】女刑事音道貴子 花散る頃の殺人のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年12月02日

女性であることで何かと理不尽な事が多い音道貴子。今回は理解ある仲間に恵まれている感じで短編6篇、スルスル読めた。

おっちゃんの活躍、今後も期待です!

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Posted by ブクログ 2024年01月14日

音道貴子シリーズの刊行順2作目は短編集でした。

前作では機動捜査隊らしく、颯爽と舞台を結末へ追い込む音道貴子に惹かれましたが、本作も短編集ながら音道貴子の様々な視点や周りの戦友との関係性が見える作品で、より音道貴子シリーズの世界観にハマってしまいますね♪

最後の短編を読み始めた時にピッチやポケベ...続きを読むルと言う単語が出てきて、昭和から平成に掛けての時代感が分かる私としては、この令和が平和な時代でいてくれるのを願いつつ、音道貴子のような女性の活躍を応援したくなります。

次回作も必ず読もうと思いました!!

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Posted by ブクログ 2023年10月16日

『凍える牙』で、読者に熱い共感を与えた女性刑事・音道貴子。彼女を主人公にした初の短編集。貴子自身がゴミ漁りストーカーに狙われて、気味悪い日々を過ごす「あなたの匂い」。ビジネスホテルで無理心中した老夫婦の、つらい過去を辿る表題作など6編。家族や自分の将来に不安を抱きつつも、捜査に追われる貴子の日常が細...続きを読むやかに描かれる。

懸命にコツコツ男社会で働く姿は・・・応援したくなる。

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Posted by ブクログ 2023年04月23日

音道貴子のシリーズ
短編集。あんまり短編って好きじゃないんだけど、全てに音道貴子が出てるくるから嫌じゃなかった。
短編というより時系列も繋がってるので、いろんな事件が次々と起きてるだけみたいで良かった。
最後の滝沢刑事と乃南アサさんの対談も面白かったー。

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Posted by ブクログ 2020年12月02日

凍える牙で興味を持った、音道刑事の続篇が読みたくてに取った。「おっちゃん」と呼ぶ新たな相棒との活躍を集めた短編集。凍える牙に反して日常の穏やかな時間が感じられた。おっちゃんが標的になる事件をからかう元相棒である滝沢との会話が時の経過を教えてくれるようで、新たな展開が気になった。

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Posted by ブクログ 2020年01月12日

警察は男社会
そしてその中で刑事をやることの厳しさ、
頑固な女性に対するデリカシーのないむくつけき男、その中で
音道貴子は頑張る
悲しいくらい応援する
一生懸命応援している自分がいる。音道貴子シリーズ好きです。

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Posted by ブクログ 2018年09月18日

短編集。
とんでもない殺人などは起きないけれど、人情溢れる話。
しかしこの音道貴子という刑事はすごいなぁ。
小説なんだからとは思うけど、登場人物が生き生きしていてとてもいい!

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Posted by ブクログ 2016年09月20日

傑作長編『鎖』を読んだ余韻のまま、本作を15年ぶりに再読。
時系列としては、『鎖』の前日談か。
主人公女刑事音道貴子の私生活、家族のことや、近所づきあいの悩み(これが原因で引越しをしてしまう)などとともに、日々の事件を追う活躍を描いた短編集。

『長夜』に登場する元刑事のオカマ安曇のキャラもこの一作...続きを読むだけでは捨てがたく、音道に協力するスピンオフ作品があってもよいかな。

巻末の、乃南アサと滝沢刑事との、音道貴子をめぐる架空対談は、何とも楽しい企画。

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Posted by ブクログ 2023年05月19日


花散る頃の殺人
音道貴子シリーズの短編。
「凍える牙」は面白すぎた。短編にも期待。
 実家で本を整理している中で再会。
 懐かしさも相まって読書開始。
 しかし、こんなにも昔の作品だったとは。
あなたの匂い
貴子の住んでるエリアで捨てたゴミを持ち帰えられる事件と女児が誘拐される事件ご発生。貴子...続きを読むは頭をかかえながら、誘拐犯を追跡していき。
該当者なら気持ち悪い事件だ。
 最後に少しだけサプライズ。相変わらず(笑)
冬の軋み
 家族と少年少女の犯罪をテーマにした作品。
 短編だとなかなか貴子のかっこよさが表現されないのが残念。
 花散る頃の殺人
 表題作。年配の夫婦がしがないホテルの一室で死亡。青酸カリを飲んだ可能性があり、自殺か他殺かの捜査が始まる。
 僕が読んだ同規模の小説のなかでも有数の作品。作品全体の物悲しさもそうだが、亡くなった二人の人生があまりにも厳しく読者にのしかかってくる。今までの音道貴子とは違った味わいの作品。平行に作品中の時間軸も動いており、連作になっている。
 長夜
 事件としてはありきたりの部類に入るが、奇妙な登場人物の存在感が面白い。前作にいたかなぁとは思い出せないが、こういうキャラクターもひとつのアクセントになるので、今後も登場して欲しい。
 茶碗酒
 滝沢刑事目線。
年の瀬にも警察署には死体や事件がどんどん舞い込んでくる。ささやかなコミュニケーションや周りとのやりとりは滝沢の印象を変えたが、最後のオチはお互いさまだ(笑)
 雛の夜
 雛祭りの話題から女子高生を襲う事件の調査。
 正義も悪もあったもんじゃ無いなあと。
 時代背景が古い、それだけ昔の作品だったと思い返す。
 各話通じて統一感があり、読みやすい。
 最後の付録、作者と滝沢の架空対談は良かった。何だかんだで滝沢刑事が愛されている証拠だ。

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Posted by ブクログ 2022年10月10日

女刑事音道貴子シリーズの短編集。
32歳、バツイチで独身、3人姉妹の長女、警視庁刑事部第3機動捜査隊立川分駐所の刑事。
バイクに乗り、颯爽としていて、格好良く、非常に魅力的。彼女の魅力が詰まった一冊。

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Posted by ブクログ 2022年09月20日

なおなおさんに、「松子さん、警察小説好きですよね?それなら…」と
女性刑事が主役、乃南アサさんの
『花散る頃の殺人』をおすすめしてもらった♪

ブク友さんのレビューやおすすめから、いつも読みたいものを決めていたので、自分が警察小説好きだった事に気付いていなかった!

ほんとだっ!自分の本棚を見ると警...続きを読む察小説がけっこうある∑(゚Д゚)
なおなおさん、すごっ!

初めての女性刑事が主役のお話。
音道貴子、32歳、バツイチ、三姉妹長女、バイク好き、職場でのあだ名は"おっちゃん"。

強く真面目で優秀な刑事。
そんな貴子の女性刑事としてのリアルな日常が書かれていた。

捜査でくたくたになる一方で
再婚に悩んだり、近所で刑事バレして居心地が悪くなったり、三姉妹の長女として妹達を心配したり、男性社会でがんばる女性の苦労がつきまとったり…。捜査と現実にある問題に板挟みになりながらも、まっすぐ彼女らしく進んでいく姿がとても良い♪

『長屋』貴子と安雲の友情が好き!

『茶碗酒』大晦日の警察署内の、何人かで署内でお酒の飲みながら少しくだけた感じで新年を迎える様子がちょっといつもと違う雰囲気で好き(^^)

なおなおさん、
新しい世界と楽しい時間をありがとうございました!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年06月08日

 乃南アサさんと言えば、音道貴子。「凍える牙」など6冊のシリーズが。なんとなく再読したくなりましたw。「女刑事音道貴子 花散る頃の殺人」、シリーズ№2、2001.8発行(文庫)、6つの短編が収録。あなたの匂い、冬の軋み、花散る頃の殺人、長夜、茶碗酒、雛の夜 の6話。埼玉の浦和に実家、今は杉並(後に吉...続きを読む祥寺)のマンションに住む音道貴子、32歳。XJR1200を乗り回すいい女です。皇帝ペンギンの滝沢は時々、顔を出しています。

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Posted by ブクログ 2021年11月19日

「凍える牙」がシリーズ物と知りシリーズなら次もと買った一冊。

短編を通して主人公を知るみたいな内容だった。

主人公がこうゆう人だとなんとなくわかったが、
じゃどうゆう人物と聞かれると、無愛想でドライな性格というイメージしかない。

短編のどの話も、難解な事件を解決するみたいな内容じゃなかったが、...続きを読む面白い話だった。

次は主人公がもっと活躍するな話を読んでみたいと思った小説でした。

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Posted by ブクログ 2021年04月25日

音道貴子シリーズ最初の短編集。凍れる牙で登場した貴子の日常が描かれていてとても身近に感じる事ができた。
女性の出したゴミを漁る変質者、安ホテルで変死した老夫婦、援助交際する女子高生たちなどが描かれるが、一話は滝沢が主人公の話。どの話にも凍れる牙でコンビを組んだ滝沢が必ずチョボっと登場したり、滝沢主人...続きを読む公の話でも最後にちょぼっと貴子が登場する。
最後の乃南アサと滝沢の架空対談も楽しかった。

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Posted by ブクログ 2021年03月14日

音道さん、「凍える牙」で、頑張ったんで、ゆっくりしとき!って感じの短編集。
主人公:音道貴子の忙しい日常を描いてるやけど、凝った展開もないので、ミステリーとしてはイマイチな感じ。そんな難しい事件もないし。
でも、男社会の警察で女刑事は大変やなぁ…とか、近所に警察官って分かると嫌やなぁ…とかはよく分か...続きを読むる。
別にそんなん要らんので、凝った展開の事件を望む‼︎
音道さん、近所に警察官ってバレて、引っ越ししてはるのが、印象に残る(−_−;)

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Posted by ブクログ 2020年12月22日

凍える牙では女刑事バツイチという設定から来る生き辛さや周囲の当たりが強くて楽しめなかったけれど、今回は和らいでいてホッとした。すっかり音道さんのファンね…

人間味や愛を感じる話もあり、登場人物の狂気にゾッとしたり気分が悪くなったりしないで素直に刑事達を応援しながら読めた。鎖も読んでみよう

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Posted by ブクログ 2020年06月05日

 音道貴子シリーズ第2弾。本作は表題作含む6篇を収録。
 前作「凍える牙」でコンビを組んだ滝沢刑事も時折登場するが、本作は音道が配属された立川の機動捜査隊を中心に描かれている。
 前作のような緊迫感は感じないが、代わりに人の強さや弱さ、温かみを感じる作品が多い。ジャンルとしてはミステリーだとは思うが...続きを読む、謎解き要素が少なくやや物足りなさを感じるかもしれい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年02月11日

『風の墓碑銘』がよかったので、読んでみた。
もちろん、巻末の付録の「滝沢刑事・乃南アサ 架空対談」が目当て。
自分は、音道なんかより、滝沢ファンなのだw

『あなたの匂い』は、確かにキモチ悪い。
こんな目に遭ったら、男でもキモチわるくて、とりあえず風呂入って体中ゴシゴシ洗いたくなると思う。
ま、幸か...続きを読む不幸か、男の家のゴミを漁って、匂いを嗅いで喜んでいる奴もいないだろうけど(笑)
話(ストーリー)としては、イマイチかな?w

『冬の軋み』は、なんだかなぁーって話。
内容としては、(具体的には思い出さないけど)昔、こんなストーリーのドラマがなかったっけ?みたいな。
ただ、暗くなるのが早い冬の夜にある、剣呑な雰囲気が、「あぁ冬の夜って、こんな感じのする時あるよね」って感じで。
その辺りは、さすが巧く描いているなーと思った。

そんな最初の二編と比べて、『花散る頃の殺人』はしみじみとした話でよかった。
(『凍える牙』や『鎖』と比べて)『風の墓碑銘』もそうだけど、最近はこういう、どこか枯れた感のある、地味~な話の方が好きで。
つまり、自分もそういう年齢なんだなぁ~と。ちょっと、しみじみしてしまった(爆)

一方、『長夜』は、若い頃特有の付き合い感じが巧く出ているところがよかった。
いっそ、安曇とバイク2台で回ったら、もっとよかったんじゃないかなーと思ったが、よくよく考えたら、それだと片岡義男になっちゃうか?w

無茶苦茶よかったのが、『茶碗酒』!
もう、滝沢ファンとしては堪らない(爆)
ただ、自分としては、主人公は滝沢というよりも、大晦日の夜こそが主人公であるように感じた。
そのくらい、大晦日の夜のあの感じがバッチリ描かれている。
読んでいて、大晦日の夜の気持ちになっちゃうくらいw
変な話。こんな感じで、正月から始まって、成人の日、ヴァレンタインデー、大雪、ひな祭り……クリスマス、大晦日と、1年間の短編集を書いてほしいと思ったくらいよかった。

『雛の夜』は、正直、好きじゃないなぁ~。
女は常に正しく、男は常に悪い的な、著者特有の感覚が前面に出すぎちゃっている気がしてw
いや、著者はああ見えて、結構タヌキで。小説で描く世間に対する感覚は、実生活では結構違うようにも思うのだが、それにしてもラストの展開なんかは鼻白む。
たぶん、この系統の話なら、樋口有介辺りの方が上手く描くんじゃないだろうか?
(ただ、著者はもしかしたら、ラストの母と子の関係を描きたかったのかな?とも思う)

ま、短編だから。何かしらの雑誌に載せるために書くわけで。
その雑誌の購入層にウケるように書く、というのもあるのかな?w


そして、いよいよお目当ての、特別巻末付録「滝沢刑事・乃南アサ 架空対談」は……
残念ながら、ちょっとイマイチだったかなぁ~w
というのも、著者と語る滝沢が、自分のイメージする滝沢とビミョーにズレているような気がするのだ。
それは、このシリーズの主人公の音道もそうで。
自分のイメージからすると、「こういう時に音道みたいなタイプの女性はそういう行動するかなぁ~/言うかなぁ~」というのがよくあるw
ただ、最近はキャラクターをガッチリ創りこみすぎちゃっている小説が多いので。
そこはあえて、この著者の持ち味なのだと、良い方に捉えたい。

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Posted by ブクログ 2019年12月17日

同著者が出した女性刑事ものの小説の主人公を題材にした短編集、というか続き。
ラストがん?ってなった前作の凍える牙よりは、今回は短編ということもありお話がスッキリしてて読みやすかった

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Posted by ブクログ 2019年11月05日

内容(「BOOK」データベースより)
『凍える牙』で、読者に熱い共感を与えた女性刑事・音道貴子。彼女を主人公にした初の短編集。貴子自身がゴミ漁りストーカーに狙われて、気味悪い日々を過ごす「あなたの匂い」。ビジネスホテルで無理心中した老夫婦の、つらい過去を辿る表題作など6編。家族や自分の将来に不安を抱...続きを読むきつつも、捜査に追われる貴子の日常が細やかに描かれる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年05月09日

*『凍える牙』で、読者に熱い共感を与えた女性刑事・音道貴子。彼女を主人公にした初の短編集。貴子自身がゴミ漁りストーカーに狙われて、気味悪い日々を過ごす「あなたの匂い」。ビジネスホテルで無理心中した老夫婦の、つらい過去を辿る表題作など6編。家族や自分の将来に不安を抱きつつも、捜査に追われる貴子の日常が...続きを読む細やかに描かれる*

音道貴子シリーズが未読なので、おそらく本書の魅力の半分も読み込めていないとは思うものの、普通の物語としてさらりと楽しめました。事件解決に重きを置くと言うよりも、その事件にまつわる人情や葛藤など、人間の内面部分が描かれています。表題のお話が切なかった。そういう人生も、ある。かあ…

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Posted by ブクログ 2018年10月14日

貴子のゴミを漁る変質者、若者たちに襲われた男性、おかまな友人との捜査、連続暴行魔に正義感を募らせる援助交際の女子高生等、六つの事件。貴子は、笑顔で塗り固めるとまだ若いんだなあと思うけれど、前作よりも肩の力が抜けて班に馴染めているみたい。周囲と触れ合いながら仕事や日常を送る三十代前半女性的等身大。

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Posted by ブクログ 2016年12月12日

短編集。表紙のイラストがかっこいいじゃないですか。
先日読んだ「凍える牙」の続編シリーズの一つなので前から読んでみたかった本です。
文庫本なので、通勤時にさくっと読めます。

私が一番好きなのは、巻末にある、作者と滝沢刑事との対談でした。いままで、作者と登場人物との会話の企画をみたことはなかったかも...続きを読むしれないなぁ。そりゃ、気心が触れた会話になりますよね~。

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Posted by ブクログ 2016年09月06日

音道刑事シリーズを順に再読中です。季節感を漂わせた短編集。巻末には作者と前作で音道刑事とペアを組んだ滝沢刑事との対談付き。 事件を追いかけている間に、月日が経って行くんだなあと・・・作品を通して季節が肌感で語られていて、現在海外暮らしの私にとっては懐かしさを呼び起こされました。揺れる30代を警察官と...続きを読むして、娘として、一人の女としてなどいろいろな側面で描かれていて、音道刑事がさらに魅力的に思えました。プラス「長夜」の安曇も素敵でした。

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Posted by ブクログ 2016年02月29日

ミステリーとしては、面白い要素はあまりなかったけど、バツイチ30代の女性刑事が「おっちゃん」なんていう有難くもないニックネームをつけられ、パンストの買い置きの心配したり、家族やご近所との付き合いに悩まされたりしながら、日々お仕事をしているという、音道貴子の日常を楽しむ小説としては良かった。

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Posted by ブクログ 2014年06月22日

「凍える牙」で活躍した女刑事・音道貴子を主人公にした初の短編集 ストーカーを扱った「あなたの匂い」 老夫婦の過去を辿る「花散る頃の殺人」他6編

短編なので前作のようなスリル感はないが、音道の心情に思わず頷いてしまう(笑) トリックよりもストーリー自体を楽しみましょう
「あなたの匂い」では、現実...続きを読むによくある手口が使われていて、普段の生活から気をつけなければと、考えさせられました。

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Posted by ブクログ 2013年10月10日

女刑事・音道貴子シリーズ第二弾。前作の直木賞受賞作品『凍える牙』のヒロインが再び登場。ミステリーというよりも、主人公の恥ずかしい私生活のあれやこれやが覗けるファンサービス色の濃い短編集であり、気楽に読める。おすすめ。ますます音道刑事のファンになってしまう。おじさん刑事滝沢による主人公の暴露話の付録付...続きを読むき。
収録作)あなたの匂い/冬の軋み/花散る頃の殺人/長夜/茶碗酒/雛の夜/付録『滝沢刑事・乃南アサ 架空対談』

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Posted by ブクログ 2013年10月10日

音道シリーズ短編。
色々な人がいて、様々な人生がある。
そして刑事も人間なんだなと、当たり前だけど改めて思う。

滝沢刑事との絡みがあるとニヤっとしてしまう。

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Posted by ブクログ 2015年07月20日

昨年末に出た「嗤う闇」を読んで、沢木警部補流に言うと「ファンになりました」というところ(表紙の絵が格好良いよね)で、遅まきながら最初の短編集に戻った次第。
本来なら直木賞取った「凍える牙」に行くところなのでしょうが、時間を切り貼りして本読みしている身には短編集はありがたくて。
謎解きは添え物程度、そ...続きを読むの時々の世相の中でそれぞれに生きる男女・夫婦・親子・若者たち…に対する大人の女性の思いが散りばめられていて、中でも、表題作「花散る頃の殺人」は清貧に生きた老夫婦の生き様死に様を描いて秀逸。

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Posted by ブクログ 2016年06月24日

短編集なので、内容の説明は省略で(笑)。
主人公は『凍える牙』でお馴染みの女刑事・音道貴子。
ちょい役ですが、相変わらずな滝沢刑事も登場。
そして、特別巻末付録の『滝沢刑事・乃南アサ架空対談』がツボであったり(笑)。
やっぱり、ワタクシ、何気に滝沢サン、好きです。
イヤ、実際、身近にいたら絶対イヤだ...続きを読むけど(爆)。

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