乃南アサのレビュー一覧

  • 家族趣味

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    基本的にはバッドエンドだが、デジ・ボウイは他と違って悲しいが救いがある。
    短編はどれもサクッと読めて、それでいて満足できるものだった。

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    2025年12月29日
  • しゃぼん玉

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    引ったくりをしながら逃亡する自暴自棄な若者が、田舎の村にたどり着き、成り行きでお婆ちゃんと一緒に暮らすようになる。
    ありがちなストーリーではあるけど、読後しみじみした。やっぱり失う物がない人が一番怖いなと思う。
    苦労をかけたり悲しませたりしたくない人がいないと歯止めがきかないんだろうな。
    お婆ちゃんのご飯が食べたくなった。

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    2025年12月20日
  • ヴァンサンカンまでに

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    あとがきで、元気に成るか怖くなるか、怖くなった(笑)。前半小気味よく、終盤どうなるかと思ったら、着地した。怖い。

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    2025年12月14日
  • いちばん長い夜に

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    ネタバレ

    前科持ちシリーズ3作目。
    まさか東日本大震災も絡めてきたとは!
    今までの話の雰囲気ががらっと重く変わってびっくりした。綾香が今までの明るい雰囲気から一変、地震をきっかけに自分の犯した事件に対しても考え方が変わっていったり。
    2人の物理的な距離は離れてしまったけど、お互い前向きに自立していい関係になったということなのかな。

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    2025年12月09日
  • いつか陽のあたる場所で

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    刑務所で一緒だった芭子と綾香。
    罪は償ったといっても前科があるということはこんなに生活に神経を使うものなんだなあ。
    読んでいてなんだか切なくもなった。
    根っからの悪というわけではなく、罪を犯してしまった2人。胸をはって生きられるようにこれから幸せになってほしいな。
    続編があるようなのでそちらも読んでみようっと。

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    2025年12月08日
  • 殺意はないけど(新潮文庫)

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    仲良しグループの中で、それぞれが静かに恨みを持って、静かに陥れていく。
    殺意はないけど。
    あるある、殺意はないけど、どうにかして不幸になってほしいってこと。
    女子のグループなんて、こんな執念が渦巻いてるよね。

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    2025年12月04日
  • 冷たい誘惑

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    拳銃とは縁遠いような生活をしていてもひょんなことから手に入れ、それは妙な支えとなって、その人の考えが前向きになってしまう。重松清だったか、「おれはナイフを持っている」というお話もあった。共通するところがあるようだ。もちろん人に向けて使うことはないだろうけれど、そういうものなのかもしれないと思う。
    乃南さんが書く、人間の弱さ、強さが好き。

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    2025年11月28日
  • 女刑事音道貴子 凍える牙

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    ネタバレ

    先が気になって、夢中でページを捲った。

    原殺しの犯人はともかく、笠原の動機には全く共感も理解もできない。
    もう少し、笠原に同情できるような、「そこまでのことをされたのなら殺してやりたくもなるわ…」と思わずにはいられないような、もっと凄惨な過去があってほしかった。
    父ちゃんには申し訳ないが、笑子がああなったのは自業自得じゃないの?

    あと、主婦が疾風に襲われた現場を目撃してしまった虐められっ子の少女が、その後どうなったのかが気になる。
    エピローグあたりで語られるかと思ったけど、あれきり出てこなかった。

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    2025年11月16日
  • 女刑事音道貴子 凍える牙

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    読んでいて、どんどん引き込まれるストーリーだった。
    発行された時から時間がたっているので、古い考えだなと思う場面はある。
    二つの事件がもう少し複雑に絡み合っていたら、なお面白かっただろうなと感じた。

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    2025年11月03日
  • 躯 KARADA

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    人の体に纏わる5つの短編集。
    それぞれ体のある一部分にこだわりを持った人がそのこどわりとどうやって向き合うのか書かれている話。
    どれもこれも最後はバッドエンドかそれに近いものが多い。

    特に、『尻』の主人公が寮の友人に言われた一言で、今まで自分が気にしていなかった体の部分がコンプレックスになり異常に執着してしまうというところがリアルで怖かった。そして、それを言った本人は自分の一言の重さに全く気づいていなさそうなところも現実のいろんな場面でありそう!!と共感してしまった。
    最後の『顎』だけは少しスッキリしなかった。



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    2025年10月19日
  • 女刑事音道貴子 風の墓碑銘(下)

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    ネタバレ

    やっぱり滝沢と音道のコンビが読んでいてしっくりくるなあ。ただ不思議なのは、前巻では滝沢の娘のいざこざの解決を手伝ったり娘の手料理まで食べてだいぶ2人の仲は近づいて見えたけど、今回序盤でまた一作目のような距離感に戻っていること。
    時系列か違うのかなあ?
    これで完結だと思うと寂しい。
    続編希望。

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    2025年10月13日
  • 女刑事音道貴子 嗤う闇

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    ネタバレ

    音道貴子シリーズの短編集。
    苦手だった滝沢がだんだん好きになってきた。
    音道刑事も彼氏とは程よい関係のようで一安心。
    次の長編で完結?と思うとちょっと寂しい。

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    2025年10月10日
  • いつか陽のあたる場所で

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    マエ持ち女二人組シリーズ
    第一弾
    刑務所で知り合い服役後
    近所に住んでお互い支え合いながら
    服役中の止まった時間の
    生活を取り戻そうと奮闘する
    短編の続く小説
    読みやすくあっと言う間に読み終えた。
    刑務所!と聞くと想像するに重そうだけど短編の続く小説で明るく書かれてる。
    何となく引き込まれながら読み終えた。

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    2025年10月08日
  • 家族趣味

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    好き嫌い別れる作品だと思う。私は結構好きだった。
    色んなホラーとかミステリーとかあるけど、結局いちばん怖いのは人間だな。
    何事もやりすぎはよくないですね、程々がいちばん。
    ただ、やりすぎてるときにはもう自分では歯止めが効かないし、やりすぎという自覚もない。そういう人間の欲を追求する怖さがうまく書かれてる。

    間違いないのは、人様に見られたくないようなことはするなということですね。

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    2025年10月06日
  • 女刑事音道貴子 鎖(下)

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    ネタバレ

    音道刑事がこんなに酷い目に…
    かなり長い本だったけど、気になってぐいぐい読んでしまった。
    滝沢が音道のために必死になる姿、音道が辛くて限界寸前な感じ。息をのむ展開だった。
    しかし星野がひどすぎて本当に憎しみが芽生えた笑

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    2025年10月01日
  • 女刑事音道貴子 凍える牙

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    ネタバレ

    ファミレスで突然男が燃えるという始まり方に、のっけから引き込まれた。
    かなり前の本なので時代の流れを感じる部分は多かったけど、それがまたなんだかよかったかな。
    あまりにも雰囲気の悪いコンビが何となく馴染んできたのが一安心。

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    2025年09月28日
  • 女刑事音道貴子 風の墓碑銘(下)

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    乃南アサさん著『風の墓碑銘』下巻の概要と感想になります。

    概要です。

    貴子はすべてに怒り、呆れていた。

    工事現場から発見された白骨死体の真相を巡り、かつての相棒である滝沢刑事とコンビを復活するものの、事件の真相は未だに地底から顔を出さず、暑さに痺れる中で今日も各地を歩き回る。

    果たして事件は蝉が泣き止むまでに決着を迎えるのか?


    感想です。

    今作は人間の奥深くに巣食う闇を様々な視点で照らすような、なかなかに重たい展開だったかなと思います。結末にスッキリしない読者もいるでしょうが、私は音道貴子シリーズらしい余韻かなと満足しています。

    次回作は是非、滝沢刑事とのコンビをデフォルトに難

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    2025年09月27日
  • 女刑事音道貴子 風の墓碑銘(上)

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    結城充考さんのクロハシリーズで、女性刑事が主役の作品にハマり、乃南アサさんの音道貴子シリーズを知って、もうすぐ三年。

    あえて一気読みをせず、たまに読む音道貴子シリーズは、空いた時間の長さだけ貴子と滝沢の再会に懐かしさを感じ、色んな感情を引き連れて楽しんだ作品です。

    そんな音道貴子シリーズも2025年時点の既刊作で最後となる『風の墓碑銘』を読み始めました。

    概要です。
    都内の小さな工事現場から顔を出したのは、日常で目にすることは珍しい数体の白骨死体であった。

    所轄署を転々としていた音道貴子と滝沢保は不可解な事件の謎を解くため、またバディとなって都内を歩く。そこで出会った奇異な過去を持つ男

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    2025年09月23日
  • 風紋 下 新装版

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    東野圭吾ばっか読んでたから
    やっぱり作風ってあるね。ぜんぜん違う
    すっごく細かく、描写する感じ
    事件のすべてを、現実に忠実に

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    2025年09月18日
  • 火のみち(下)

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    上巻は重たい罪を背負いつつ、悩みつつも前へ、先へと進もうとしていた。
    それに対して下巻は、あえて自分から重い荷物を抱えつつ、向かう方向にさえ迷いながら、それでももがき苦しみ、生きようとする物語。
    綺麗事じゃない、生きる重さがずっしりと感じられた。
    登場人物が好きとか嫌いとか、感情移入とか、
    そんな生優しい読み方はできないけれど、
    確かに生きている感触があった。

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    2025年09月18日