乃南アサのレビュー一覧

  • 女刑事音道貴子 鎖(下)

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    女性刑事・音道貴子シリーズ第四弾。後編、384ページ。前後編と長く続く監禁シーン。音道刑事の心も折れそうになる。早く救出をと、ページをめくる。救出シーンでは思わず涙が出てきた。

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    2025年01月05日
  • 女刑事音道貴子 鎖(上)

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    女性刑事・音道貴子シリーズ第三弾。前編、479ページ。音道刑事は殺人事件の捜査中、かつて関わった引ったくり事件の被害女性に遭遇。そして拉致・監禁されてしまう。以下、後編へ。

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    2025年01月05日
  • しゃぼん玉

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    とってもよかった!
    乃南アサさん、初めて読んだかな?
    描写力とプロットがすごい。
    主人公翔人と一緒に追体験してるみたいで、
    田舎のおばあちゃんに囲まれながらごはん食べてるシーンなんて 自分も美味しいもの食べてその団欒に入ってるような、あたたかい気持ちになった。

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    2024年12月21日
  • マザー

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    どれもなくはなさそうな話 日常に潜む怖い話で、ありそうな話なのに何故か既視感がなく、グイグイ引き込まれる。後味が正直全部良くないけれど、上手い文章を読んだ満足感はあった。

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    2026年01月12日
  • いつか陽のあたる場所で

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     心にも経歴にも傷を負った女性二人が前向きに生きていく道を探していく一冊です。

     主人公はとある罪で実刑7年、刑務所から出たら浦島太郎のような心地になっている女性。家族からも見放され、近所との付き合いに神経をすり減らし、何かにおびえながら過ごす日々の中で救いになっているのは刑務所で服役していた時に知り合った友人の女性との時間。上手くいったり、いかなかったりしながら、それでも前を向いていくために彼女たちは手を伸ばす。

     刑期が明けて出てきた、前科のついてしまった女性たちの友情を感じる一冊です。
     生きていくことは大変なことだ、と最近ことさらに感じますが、脛に傷を持つ人たちであればなおさらなの

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    2024年12月15日
  • 女刑事音道貴子 凍える牙

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    ネタバレ

    ベルトに発火物をつけられて焼死した男の事件から連続殺人事件に発展していく。最初のなんとも言えない展開からかなり荒唐無稽な事件が発生が読ませてしまうところに作者の力量を感じた女性刑事が男社会の警察、家族からの孤独感とキーとなるウルフドッグとの境遇が重なるところが印象的。終盤の展開はあり得ない展開ではあるが映画のクライマックスのようで目を離せなかった。実写再現してくれたらいいと思ったがよほど予算をかけないと陳腐なものになってしまうだろう。小説ならではの表現かも。とにかくウルフドッグの描写が気高く美しい小説だった。古いが今読んでも十分読める本。

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    2024年11月26日
  • いつか陽のあたる場所で

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    タイトルに惹かれて読んでみた。

    一度罪を犯した人は刑務所でしっかりと罪を償っても簡単には世間に受け入れてもらえない。
    前科があることを隠してひっそりと生きる芭子。
    危なげで読んでいてハラハラした。
    同じ過ちを犯してしまわないかびくびくしながら生きている。
    『いつか陽のあたる場所で』何も気にせず思いっきり自分らしく前を向いて生きられたら。

    この先どうなっていくのかな。
    『すれ違う背中を』と『いちばん長い夜に』。
    続編もあるようなので読んでみよう。

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    2024年11月17日
  • 女刑事音道貴子 未練

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    『花散る頃の殺人』に継ぐ音道貴子シリーズの短編集。
    約20年ぶりに再読。6話が納められている。
    表題作の「未練」は、貴子の私生活が綴られ、オカマの安曇から紹介された男との交際など。
    「立川古物商殺人事件」は、機動捜査隊として現場に赴く貴子と事件の顛末だが、事件は未解決のまま?ここで相棒となる島本の視点で綴られるのが、最後の「殺人者」
    「山背吹く」は、長編『鎖』で監禁されて受けたダメージ(と思うが)を癒やすため休暇を取り、友人の旅館で過ごす貴子が、ある事件をきっかけに再生を期す話。
    「聖夜まで」は、保育園児が砂場で殺害された事件を担当した貴子がその容疑者の素性に慄然とし、読者も暗澹たる面持ちに。

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    2024年10月30日
  • しゃぼん玉

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    映画を観てからの読書でした。
    市原悦子さんが好きで観た映画でしたが本当に良くて原作がある事を知り早速読みました。
    先に映画を観たので本を読みながらも市原悦子さんが頭に浮かびながら読み終えました。
    映画と本で2度市原悦子さんの世界が楽しめました。
    この作品は映画を観てから本を読むのがおすすめです。
    やっぱり市原悦子さんは素晴らしいな〜と再確認しました。
    舞台となった村もいつか訪れてみたいです。

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    2024年10月05日
  • 水曜日の凱歌(新潮文庫)

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    だいぶ前に読んだことをすっかり忘れていて、再読。
    個人的には、モトさんが1番中庸で好き。
    鈴ちゃんの気持ちもわかるけど、やはり 生きていかないといけないから、お母様はいわゆる勝ち組ですね。
    鈴ちゃんが理想化していたお父様は、やはり日本の男ね。男尊女卑の塊。

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    2024年09月11日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    アンソロジーにしてはどの作品も読み応えがあり著者の特徴が出てる。読んだことない作家ではルームシェアの話が気になった。著作として出ていれば読んでみたい

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    2024年09月07日
  • 氷雨心中

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    6つの短編。線香、着物の染め、日本酒造り、金細工、能面、提灯、そんな和の職人が主人公。伝統工芸の場で、さらっとおこる殺人事件。事件について、くどくどした話は無く、後で気付くような。

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    2024年08月28日
  • 緊立ち 警視庁捜査共助課

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    警視庁捜査共助課で勤務する女性刑事2人を中心に犯人確保の現場と、彼女たちのプライベートを描いた作品。

    広域の橙(あかり)と見当たり班の小桃。それぞれ年齢や仕事内容は異なるものの、家庭の問題や、職場環境など、まだまだ女性刑事が一線で働くにはそれなりの気配りや努力が必要で、何もかもが思うようにはいかない。

    その中でも先輩後輩のガス抜きで女性陣のホンネや、犯人確保の瞬間の達成感や、見当たりの様子とかもおもしろく読みました。
    見当たりと言う、ある種特殊な能力を活かした仕事は、監視カメラやAI監視技術でどう変わるんだろう?

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    2024年08月18日
  • しゃぼん玉

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    主人公は若者らしい無軌道さを持ちつつも、心根はまだ腐っていないのでどこか憎めない。
    サスペンスと思っていたのでまさか感動して泣くとは思ってなかった。(普段感動系を全く読まないので耐性がない)
    乃南さんは「凍える牙」を以前読んだが、こういう系統も書いてるとは知らなかった。どちらも展開のテンポが良いので映像化しても映えそう。

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    2024年08月17日
  • 女刑事音道貴子 凍える牙

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    文庫化で2000年刊なので、そこそこ古いですね。女性蔑視・特別視に反発する描写は、今はやや時代遅れな印象ですが、当時は必要だったのでしょう。
    後半のウルフドッグの物語は躍動感があって良き、ですが、冒頭衝撃的な事件で読者を引き付けたのに、そことの関係性が弱くて、残念です。

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    2024年08月14日
  • 女刑事音道貴子 鎖(下)

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    犯人が立て篭る建物を見つけるところまでは面白かったが、その後の説得交渉などが現実っぽくてスピード感がなく、ちょっとだるかった。

    新宿鮫みたいにパッと行かないものか

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    2024年07月30日
  • 女刑事音道貴子 凍える牙

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    乃南アサの直木賞受賞作品。女刑事音道貴子シリーズ第一弾。

    刑事という男社会の中でもがく女刑事の様子を描くかなり特殊な事件だが、その内容よりはオオカミ犬と女刑事に焦点が当てられた物語。

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    2024年07月30日
  • いつか陽のあたる場所で

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    前持ち二人組の第一作目。

    読み始めたのは三作目から。三作目で出た警官や家族との関係が明らかになり、バックキャストで読んでも面白い。

    整骨院でのバイトや隣人との関係。詐欺に会うなど苦労しながら進んできた事がわかる。でもどこかホッとする作品

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    2024年07月30日
  • ニサッタ、ニサッタ(下)

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    斜里に戻り、スーパーの正社員になれそうかと思いきやからの転落。

    そこから杏奈のまさかの告白。それにしても耕平が立ち直ってよかった

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    2024年07月30日
  • ニサッタ、ニサッタ(上)

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    新入社員で会社をすぐに辞めて、職を転々とする耕平。

    現在の派遣社員の問題を描いているよう。

    新聞配達員になり、借金を返してようやくこれからのところで配達員を辞め、故郷に帰る決意をする

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    2024年07月30日