氷雨心中

氷雨心中

638円 (税込)

3pt

酒蔵へ出稼ぎに来た青年は、昔ここで働いていた祖父が女性を案内中、発酵タンクに落ち、共に事故死したことを知る。そして彼もまた恋人を連れて酒蔵を案内すると……「氷雨心中」。能面、線香、染物、提灯など、静かに自分の技を磨き続ける職人たち。だが、孤独な世界ゆえに、周囲の人々の愛憎も肥大してゆく。怨念や殺意を巧みに織り込み、美しくも哀しい人間模様を描く6つの物語。

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氷雨心中 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    白抜きみたいな小説。
    そのものは描かれない。
    輪郭だけ見えて、目鼻立ちは分からない。

    こんな表現の仕方があるのか…!と新鮮で面白かった。
    目鼻立ちの部分を想像して、語り合えたら楽しそうだな。

    0
    2021年02月01日

    Posted by ブクログ

    長編に疲れたので、暑気払いのつもりで短編を読んだ。

    話が終わるたびに、クーラーの風にゆっくり当たれるので猛暑向きかも。
    きっと知る人ぞ知る名編なのだろう、すぐに読み終わってしまった。

    「氷雨心中」平成16年(2004年刊)

    日本工芸を材にした完成度の高い面白い短編が6つ。
    特に「青い手」は事件

    0
    2019年12月26日

    Posted by ブクログ

    高校の時に読んで、再読。
    「青い手」「氷雨心中」「おし津提灯」は覚えていたのだがあとは読むうちに思い出すという感じだった。
    話は全て好きだが最後の「おし津提灯」で全てかっさらわれてしまうため、他の作品がうろ覚えになってしまう。自分だけかな?

    0
    2011年12月09日

    Posted by ブクログ

    良かったです。

    この本を友人に勧めたことがあるのですが
    「暗っ」と言われてしまいました…が

    これって暗いのか…
    暗いと言うより情念のような
    強さと恐ろしさを感じないかな…。

    短編ですが一つ一つ確かな仕上がりの本だと思います。

    0
    2011年03月25日

    Posted by ブクログ

    職人や伝統工芸をテーマにした、これはブラックショートというんでしょうね。短編が6つありました。線香職人、染工芸、酒造、歯科技工(ジュエリーも)、能面職人、提灯職人、外側からしか知らないその職人さんの仕事ぶりも興味深く読める。そしてそれぞれに、ぞっとするオチが!わかってしまうオチもあったけどそれはそれ

    0
    2012年10月26日

    Posted by ブクログ

    いずれも「職人」が主人公のミステリー短編集。
    かなり綿密に取材をされたんだろうな〜と想像させる職人の世界に引き込まれたかと思いきや、最後はどれも背筋がひやっとする結末。
    ちょっと先が読めるところもあったけど、安定した面白さでした。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    線香、染物、酒造、能面など日本の伝統工芸の世界を背景としたミステリー。
    閉ざされた職人の世界と言うか・・・なじみのない世界なので、余計に怖さが増します。
    何回も読むことで、隠された恐怖に気付きます。
    「青い手」と「泥眼」がおすすめ。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    なさそうでありうるお話し。
    人の嫉妬や妬みはいつまでたっても消えることがないのかな・・・。だったら寂しいよね。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    乃南アサお得意の人間の情念が絡んだちょっぴり怖い短編集。どの話にも伝統工芸の職人達が登場するのがユニークで興味深かったけれど、途中まで読むとオチがわかってしまう話が多かったのが残念。

    0
    2012年08月29日

    Posted by ブクログ

    乃南作品の評価が一般的にどうかは知らないが、
    感覚的には恩田陸や辻村深月などよりも低いように思う。

    めちゃめちゃ個人感覚でいうとその理由は、
    あまりに半径3メートルの設定にあることだからではないかと思っている。

    常にその辺にいそうな女性の物語。
    あるいは家族内のストーリー。
    ダイナミズムにかける

    0
    2012年01月12日

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