学歴狂の詩

学歴狂の詩

1,540円 (税込)

7pt

あまりの面白さに一気読み!
受験生も、かつて受験生だった人も、
みんな読むべき異形の青春記。
――森見登美彦さん(京大卒小説家)

ものすごくキモくて、ありえないほど懐かしい。
――ベテランちさん(東大医学部YouTuber)

なぜ我々は〈学歴〉に囚われるのか?
京大卒エリートから転落した奇才が放つ、笑いと狂気の学歴ノンフィクション!

==========
がくれき-きょう【学歴狂】
〔名〕東大文一原理主義者、数学ブンブン丸、極限坊主、非リア王など、
偏差値や大学名に異様な執念を持つ人間たち。
==========

【目次】
第1章 〈田舎の神童〉の作り方
第2章 「こんなんもう手の運動やん」とつぶやいた〈天才〉濱慎平
第3章 〈東大文一原理主義者〉内山とスーパー学歴タイム
第4章 〈伝説の英語教師〉宮坂の恐怖政治
第5章 〈努力界の巨匠〉菅井が教えてくれたもの
第6章 ノートにappleと延々書き続ける〈大物受験生〉永森
第7章 京大生のヌルすぎる就職活動
第8章 佐川恭一以来の神童と呼ばれる〈後継者〉国崎くん
第9章 〈二浪のアニオタ〉柴原が深淵をつづった詩集
第10章 〈数学ブンブン丸〉片平のあまりに危険な戦法
第11章 神戸大学志望を貫いた〈足るを知る男〉本田
第12章 「二十時間勉強法」ですべてを突破した〈極限坊主〉野々宮
第13章 〈別次元の頭脳〉で学問の面白さを教えてくれた中村さん
第14章 『ルックバック』で思い出す〈神童覚醒前夜の親友〉大城
第15章 マウント柔術の使い手〈非リア王〉遠藤
第16章 京大卒無職〈哲人王〉栗山
おわりに

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学歴狂の詩 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    閉ざされた「進学校」という異界
    「東大・京大・国立医学部以外は人にあらず」。 進学校という極めて狭い世界で醸成される「学歴狂」の価値観。本書は、その特殊な環境で洗脳された、個性あふれる登場人物たちの群像劇である。

    ■「学歴高野山」の狂気
    著者が記す「学歴高野山」という表現が秀逸だ。 外界と隔絶され

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    Xで話題になったのを見たのだったのかな

    ちょっと、、、、面白すぎるよ
    京大生特有の文体のクドさみたいなのはあるw

    私も滋賀県出身で、著者よりももっとレベル低いしょうもない自称進学校に通っていたので、めっちゃ言いたいことわかる
    なんなんだろうな 関西の京大をはじめとする国公立信仰 そして進学実績重

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    高学歴の人が持つ微妙なコンプレックスをリアルに描く。
    京大卒の作家が描く、神童から難関進学校、まさかの浪人から京大文学部へ。同級生のその後を含めそれぞれの持つ繊細な心の傷。
    学歴社会が現に存することは異論のないところだろう。
    大学進学後の同級生たちも描くことで、学歴信仰とその果てについても描かれてい

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    とてもおもしろかった。
    ここまでではないにしろ、それなりの進学校(特に男子校)に進んでしまった人ならうなずいてしまうエピソードがたくさん。アニメ化、あるいは実写ドラマ化しないかなあ。

    しないか...

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白い。
    学歴に取り憑かれ、学歴で人を評価していたあの頃を愛おしく振り返り、懐かしみ、笑い飛ばす姿勢に、何回も声をだして笑ってしまった。
    テーマが学歴なのに、時折滲む尊大さにも卑屈さにも嫌味がないのは、著者の教養のなせるわざであると思われ、そういう点で、学歴は人格に影響するような気がして

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    主人がR高校卒で作者と同年代だったので、面白い本があるよとオススメしたらめっちゃ声あげて笑ってた
    男子校、全てを捨てて受験をやり切ってバーンアウトするより、意思を持って何をしたいか自分は何が得意なのかを意識して生きていく方がしあわせなのかもしれないと気付かせてくれる。
    筆者は受験勉強は筋トレみたいな

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    傑作、と個人的には思う。筆者と少なからず似た経歴を持つ者としては共感の嵐だった。

    学歴って大切だし、一つの勲章ではあるけど、必要以上に囚われてはいけないなあと。思いつつ、立派な学歴厨がここにもできあがっているのであった。

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    田舎の神童であった筆者が関西屈指の進学校で味わう学歴信仰と屈折した青春。偏差値ばかり気にした青春を過ごした人は大体頷いてしまうだろう。基準以下の大学を軽んじる雰囲気、到底追いつけない天才、がむしゃらすぎる勉強法、浪人生活、名物先生…どのエピソードも面白過ぎる。

    0
    2025年09月10日

    Posted by ブクログ

    わかりみが…
    何回か吹き出した、純粋に面白かった

    作者さんの名言

    『スーパー学歴タイム』…学歴さえ高ければあとはどうでもいいという謎の期間

    学校を出た後の世界、社会を具体的に子にイメージさせるべし

    色々なことを理解した上で、それでもなお、受験ほどリターンの大きな競技は他にない

    エピクロス『

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    勧められて読んでみたけれど面白かった笑
    学歴が第一!
    という思考になるとこんな風になるのか(一例です、全員ではない)
    天才は確かに存在するし、私なんかじゃ足元にだって及ばない
    精神的ヤンキーなんて初めて聞いた

    笑えるのに、時々とても真面目に大事なことが書かれている
    読んで損はない一冊だと思います

    0
    2025年12月03日

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