ユーザーレビュー これが生活なのかしらん 小原晩 三人暮らしが一番楽しく読めた。 「すべてがどうでもよくなったときのペヤング」は心強いお守りだなと思った。 『火をつけて』は切ないな。 そして『寮暮らし』は辛かった。 そんな小原晩さんの暮らしのエッセイが面白かった。 Posted by ブクログ これが生活なのかしらん 小原晩 皆自分のこととなると、他人は気にしていないようなちいさな部分でも気になるのに 周りの世界のちいさな部分は流してしまう でもこのひとは、例えば高校時代に好きだった教師がよく飲んでいた缶コーヒーの銘柄とか、同居人のパジャマとか、待ち合わせした相手が金髪で木の下で寝てたからすぐわかったとか、そういう自分...続きを読むの周りの世界にある「ちいさな部分」を憶えている。それを流さずに自分ごととして感じているからなのだろうか。 このひとと、おそらく同じような感性で生きているだろう穂村弘との対談をこの前観たら、穂村弘はこの本の「ちいさな部分」を切り取って素晴らしいと誉めていた Posted by ブクログ これが生活なのかしらん 小原晩 小原晩さんの本は、誰にでも書けるようでいて、誰にも書けないような、そんな筆致が読んでいて心地よい。流れていく日常の中で、わずかにひっかかるものを捉えて書くのがとても上手く、自分のなかの似たような思い出を彷彿とさせるような文章。それが小原晩さんの魅力なのかもしれない。 あとはやけに食べ物の描写がうまい...続きを読む。お腹が減ります。あと小原晩さんの喫茶店での描写は必見だと思う。前著「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」にも喫茶店の描写があった。いつか行ってみたい。 Posted by ブクログ これが生活なのかしらん 小原晩 3人暮らしが1番すき。でもラーメン2杯目に行ける愛も素敵。 各々すきなことしながら楽しく暮らせるのってなかなか難しい。誰と生きるでもこうありたい。 追い詰められてる日々の「あと⚪︎日」「⚪︎人」とカウントダウンする気持ちに共感して、終わりを意識しないとだめになりそうなときは黄色信号だと肝に銘じた。頑...続きを読む張りすぎも良くない。 Posted by ブクログ これが生活なのかしらん 小原晩 ずっと気になってた小原さんの本。ホウプが好き。怒涛の出張話は一気に読んでしまった。 どこか余白のあるような柔らかい文章が好きです。 Posted by ブクログ 小原晩のレビューをもっと見る