小原晩のレビュー一覧

  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    小原晩さん、今年のトップ3に入ってくる本に出会えました。ありがとうございます。どうしても唐揚げが食べたくなり、午後からずっと「唐揚げ定食を食べるんだ」という気持ちで乗り切りました。ジョイフルで唐揚げ定食を貪り食いました。やすい、うまい、はやい。私の好物、唐揚げ。

    私は、くどうれいんさんも好きなのですが、なんだかおんなじ空気を感じて、わあああ、面白い。と喋りながら読み進めました。
    ビルとビルの間で、彼女にとっては癒しの、逃避の時間だったろうに、こんな張り紙を見つけて。すごく、切ない気持ちになりました。
    悲しい現状なんだけれど、本人はそんな感じかあ、というような気持ちで日々生きているのが感じ取れ

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    2026年04月22日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    すき。この人すきです。
    これエッセイなの?!って思うくらい物語です。
    言葉選びもセンスありすぎで、羨ましい。

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    2026年04月20日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』

    なんともセンセーショナルなタイトルから始まるこの作品は、作者の小原晩さんが上京(八王子から)してからの日常を綴るエッセイ

    どこで唐揚げ弁当を食べてはいけないのかは冒頭で早々に解決してしまう

    小原さんは、なかなかヤバいところで唐揚げ弁当を食べていた

    私も都心で働いていたが、そこで弁当は食べないだろう

    その後は感情剥き出しの日々が記されていた

    都心で就職し、恋人と関西へ引っ越し、また東京へ戻ってきた、それぞれの生活が優しくて眩しい

    とくに恋についての文章は秀逸だ

    キュンキュンしながら何度も読み直してしまった

    こんな風に毎日を愛せたらいいな

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    2026年04月16日
  • 風を飼う方法

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    きわめてひらかれた文章というか、さらさらとした言葉のならびみたいなもので、純粋にきれいだなあ読んでいてうれしいきもちになるなあと思いながら読んでいた。たべものやのみもののリアルな輪郭と、日差しと、あとは生活の温度を感じるすてきな一冊です。

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    2026年04月14日
  • 風を飼う方法

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    紙質がとても気持ちよくて、字の濃さも良くて、とても気持ちよかった読書体験でした。
    すっきりした内容ではないのになぜか頭の中が軽くなり、清々しいんです。不思議。

    けだるいわあがお気に入りです。

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    2026年04月10日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    タイトルが衝撃的で気になってた一冊。
    主人公が東京に上京してからの日々に関するエッセイで、クスッとなる表現や心に沁みる表現もありとても面白かった。

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    2026年04月08日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    暖かい布団で寝れる事とか、普段生活していて当たり前にあるすごくすごく小さな幸せに気づかせてくれる本。
    仕事や私生活で嫌な事があっても、その小さな幸せに気付けると自然と心が軽くなる。

    「あぁ、そっか。暖かいご飯もあるし、好きな本に囲まれている。私はとても幸せじゃないか。」と。

    小原晩さんの使う独特な擬音が好きです。笑

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    2026年03月30日
  • これが生活なのかしらん

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    ネタバレ

    『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』がとても好きだったので、りんごちゃんとめろんちゃん(お友達)が再登場してくれて嬉しかった。ひとつひとつの小さなお話があとで大きな糧になるような気がして付箋をつける。かわいくて少しとんがってて柔らかくもあるエッセイ。小原先生は心の中にある激情をおだやかに描写していて、すごい。

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    2026年03月23日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    良かったなあ。
    エッセイというものの良さに気付き始めたばかりの初心者だけれど、この感性、人生のままならなさ、だけどどうにかなる人間の図太さ。一瞬の出来事に人生が乗っていて。こうやって生きて、ただ死んでいくのでも、全然いいんじゃないかと思えた。

    夏の香りがする。
    冬は、寒くて空気が張り詰めて、生き物がいなくなって、いくつかの感覚が遮断されるからこそ、一つの物事を澄んだ目で見られるような、だからエモいものが生まれやすい季節なんだと思う。
    だとしたらこの本は、夏の本だと思う。
    暑くて、うるさくて、あらゆる生き物がごった返しに生きている夏の東京で、にもかかわらず孤独でいれる、そんな著者な気がする。

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    2026年03月24日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    自費出版が伝説的ヒットを遂げた作品であるらしい。会社サボって唐揚げ弁当を青山の同じ場所で食べてたら、「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」とある日貼られていて逃げてしまった。そんな出だし。

    手取り10万から寮費払ってどうやって暮らしていくのか。あ、ご飯出るからいいのか?いいのか?わからん。職業は美容師さんであるようだ。

    父が亡くなった。父の頬は冷たかった。お母さんが私も棺に入れて!と言った。そういえば死んだら和太鼓でも叩いてくれと言っていた。どんどこどんどこ。

    コーヒーを飲んでもどの味が好きかすぐに忘れてしまう。でもチーズケーキは生に軍配があがる。お菓子作りは苦手、必ず生焼けか黒焦げに

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    2026年03月17日
  • 風を飼う方法

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    ごく短い小作品が4編。

    こんなに脱力していても、強烈なメッセージを発することができるのか、とガツンときました。

    何気ない生活音とか生活臭みたいなものを、丁寧かつおっくうそうに描き、人間の独特のリアリティが醸されています。

    この作者をフォローしていく必要がありそうです。本当に。
    いつか、泣かされてしまいそう。

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    2026年03月15日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    小原さんを読むのは2回目。
    初めて読んだ『これが生活なのかしらん』と重なる部分も多く、「あぁ、あの時期ね」と友達の話を聞くように読んだ。

    短い文なのに引き込まれる。絶対大変な人生を生きてきただろうに、こんなふうに生きてみたいと思わせられるのが不思議。

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    2026年03月11日
  • 風を飼う方法

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    作者の書くエッセイがすごく好き。するする読めて心地よく、おもしろいのが好きだった。
    この作品も同じく読み心地が心地よい、するする読めるのだが、その延長線でずしんとくる話もあった。むしろそれが日常の延長線上にある苦しみを表している気がする。
    するする読み終わった後にぼーっとした。次は味わいながらじっくり読もうと思う。

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    2026年03月10日
  • 風を飼う方法

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    短編小説集
    ことばの紡ぎ方がとても好きで、さらりと読める一冊でした。

    「けだるいわあ」に登場するえつこさんや、
    「風を飼う方法」の山彦さんなど、
    それぞれの物語に出てくる人物も魅力的でした。

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    2026年03月05日
  • これが生活なのかしらん

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    2026年11冊目『これが生活なのかしらん』
    小原晩さんの文章って、なんだかおしゃれで読みやすくて、すっと入ってくる。
    ティーを用意して、窓から差し込む光をあびながら読んでるようなほっこりした気分になる。
    ほのおかしいって初めて聞いたけど、このことかと納得。
    「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」も読みたい!

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    2026年03月03日
  • これが生活なのかしらん

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    優しい。優しくて人一倍感情に敏感なのだ。
    殆どの「うまくやれる側」の人間はずっと矢印が外へ向かっているでしょう。何かあっても深く理由は考えず、自分の方へ矢印を向けることはないと思う。他へ向けて、その向けられた相手もまた他へ向けて。
    それでも他人の感情に敏感で、変なところで真面目なタイプの人間は、その矢印連鎖を自分のところで止めてしまいたいと思ってしまう。むしろ自分がその矢印の最終地点なのかなとも。なんとなくそんな印象をこの本を読んで感じました。

    心のホウプと対話したい。自分の心に耳を傾けたい。
    本当に何もかもが自分のこれまでの生活の中で実際にあったことと重なって、まるで自分の日記を読んでいる

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    2025年12月21日
  • これが生活なのかしらん

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    やっぱりこの人の文章が好きだ。前作と内容や登場人物が被る部分も多いのに、読みたくなってしまうのは、ひとつの出来事や同じ人物に対して、小原さんが特定の感情にこだわることなく、色々な感度から覗きこんで、色々な可能性を含んだ解釈をしているからだと思う。特に「ほんとうはやさしい子」「兄のサービス」なんかは、前作の兄への印象とは大きく異なっていてすごく印象に残った。生き様は真逆でも、同じ人間から生まれ、同じ家で、同じルールのもと育ったから共有できる感覚みたいなものをここまで表現できるのはすごいと思う。

    それから、わさびとテストの話を読んでどこに江國香織を感じるのかまた少しわかった。恋人の善意を無碍にで

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    2025年12月13日
  • これが生活なのかしらん

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    前作につづき、小原晩さんの人柄が文章や選ぶ言葉に溢れており、この唯一無二の世界観が心地よくて、好き。

    小原晩さんの豊かな感受性は、やり過ごしてしまうような何気ない日常、きっと相手にとってはほんのささやかな関わりの中からも、何かを感じ取る。その時の感情に向き合うことで、社会を知り、自分の心を育てていく。自身の等身大の言葉で綴られるエッセーにはリアリティや重みを感じて、感情移入させられた。

    自分自身も日記を残したいと思った。日常で経験するどんな退屈、平凡に思うことさえも、何かを得ているんじゃないかと思わされる。自分の感性とも向き合って日々の棚卸をしていきたい。

    p.s.
    心が「無」である時

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    2025年12月07日
  • これが生活なのかしらん

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    友人の杉野さんが姉につけられたあだ名が「斎藤」というエピソードは、
    田中芳樹氏『創竜伝』の子犬に「松永良彦」と名付けた以来の衝撃だった。

    それと兄のレモンティーたまらん。

    美容室の先輩の客引きのコツが自分に全く応用できなかった話はふつうに経済のTipsとして感心した。
    対象(客)と自分(販売)がお互い人間だとマニュアル化できなさすぎる好例。
    「自らのストロングポイントを生かして対応しよう!」
    とか具体性に乏しい自己啓発本みたいなのが流通するのはこういうケースがあるからだろう。

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    2025年09月20日
  • 風を飼う方法

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    ネタバレ

    文体がユニークな気がして好き。登場人物もどこか浮世離れしていて不思議。あけぼのアイディンティティ、とかどこか少し引っかかる言葉を使う。水浴びをするおじさんの背中を眺めたり、雨宿りをしていたらみんなでお酒を飲むことになったり。緩やかと流れる時間。喪服が似合いますね、と褒められると言うのはいかがなものか、と思ったがそのような女性がいたら素敵だろう。
    表題作、風を飼う方法は序盤からどこか不穏。ゆるく自分自身の時間を楽しんでいるようだけれど、彼女はやはりトラウマを軸として生きてしまっている気がしてかなしい。1人でコアラを見たい気分、と言って恋人の元から去るし山彦さんにも会わないことにする。彼女は自分を

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    2026年04月21日