ヤマザキマリのレビュー一覧

  • 歩きながら考える

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    まず、国際結婚という自分の境遇に重ねることも多く、面白おかしく共感しながら読ませてもらった。
    溢れる情報や十人十色の価値観の中で生きていく。この世界で繰り返される歴史、日本というユニークな国に生まれ、自分たちが生きている世界の狭さに息苦しくなることも多々。
    なにものにも囚われずに、地球に生きる生き物の一員として、人生で何かを成し得なければならないということはないのではないかと、著者は語る。
    動物はその置かれた世界で、排他せず共生しているということ、ヒトだけが生をややこしくしていることに立ち返って考えたいと思う。

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    2025年11月25日
  • ヤマザキマリの人生談義 悩みは一日にして成らず

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    ヤマザキマリさん節が炸裂!の人生相談
    うーーんと、唸る お悩み回答!
    心が、スッキリする!!
    マリさんの独特な表現や 海外を色々と廻っていた人生、結婚観 お母さんの事など
    マリさんならではの、回答が 心地よいです

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    2025年11月24日
  • プリニウス 1巻

    無料版購入済み

    面白い

    古代ローマの政治や文化が緻密に描かれてる。まさにヤマサキマリ先生という感じ。ネロ皇帝の暗殺計画、帝国の内乱、ヴェスヴィオ火山噴火など歴史的大事件にプリニウスが関わっていく様子が描かれ、当時の様子がとてもリアルに感じられます。人間ドラマなども描かれ、単なる歴史解説漫画にとどまらない面白さで溢れてました。

    #タメになる

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    2025年11月11日
  • 国境のない生き方 -私をつくった本と旅-(小学館新書)

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    100分de名著『砂の女』の解説者でヤマザキマリさんの解説を聞いてから、彼女の聡明さ、気づきもしなかった視点へ光を当ててくれるトークに惹かれていた。今回はその彼女の人生経験をもとに書かれた本なので、どのページにもハッとする意見が散りばめられていて(時にユーモアもあり)、手に取って良かったと思える1冊だった。
    ※その言葉をノートに書き留めて、今の境遇に甘えてしまいそうな時に見返したくなる。

    私が今日本を離れて暮らす身だからなのか、この本は、日本の当たり前が通用しない環境に身を置くことで経験する刺激を和らげ、肯定し、ドンと背中を押してくれる。
    日本の外を知らずに読めば、読後感もまた変わってきたよ

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    2025年10月25日
  • 国境のない生き方 -私をつくった本と旅-(小学館新書)

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    多感な年頃に愛読した本。波乱の人生を読書と絡めて振り返る。
    破天荒なお母さまの影響が絶大。「ビオラ母さん」と合わせて読みたい。

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    2025年10月23日
  • 仕事にしばられない生き方(小学館新書)

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    ヤマザキマリさんだからこそ伝えられるお金と働き方と生き方。ヤマザキマリってこんな経験をしていたんだ、、その壮絶でドラマチックな人生は、面白く、ページを捲る手が止まらなかった。その中で、「働くとは」「幸せ」とは、ヤマザキマリさんが感じたことが書かれている。人生の参考書のような本だと思った。また読み返したい。

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    2025年09月16日
  • 貧乏ピッツァ(新潮新書)

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    貧乏=美味しいモノは食べられない、ではない事
    「なんだか美味しそうなのに」ヤマザキさんはお好きでは無い、たくさん採れ過ぎるトマトやお母様の作り過ぎてたアップルパイの話など
    食べ物がたくさん出てくるエッセイはやはり楽しい

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    2025年09月04日
  • プリニウス 12巻(完)

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    完結。壮大な物語だった。時代背景を十分に加味した風景描写が素晴らしく、しばし見とれてしまうこともしばしばだった。

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    2025年08月29日
  • 扉の向う側

    k

    購入済み

    挿し絵

    日々、色々な国の人との出会いを書いてあり、文章も挿し絵素敵でした。読んだ後のその挿し絵が、心にグッときました。涙でウルウルしたり、あたたかな気持ちになりました。

    #ほのぼの #感動する #泣ける

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    2025年08月12日
  • 貧乏ピッツァ(新潮新書)

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    楽団員のシングルマザーの元、食べた「暮しの手帖」レシピの母の手作り料理、アップルパイ。イタリアでの貧乏画学生の頃の食事。
    食の記憶をたどりつつ、貧乏でも決して貧しくなかった料理の数々、食の記憶。
    ペーソスに富んだエッセイは名人芸。

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    2025年07月31日
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

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    本棚の置きたい一冊 
    何度も読み返したい一冊

    ヤマザキマリさんの母、リョウコさんの話は、ラジオで何度か聞いていた。
    この本を読むと、リョウコさんのことがもっと知れるし、
    そんな母でもあり、1人の人間でもある人を、
    娘として、とっても温かい目線で言葉が綴られている。
    ヤマザキマリさんもとてもパワフルなのに、
    それを遥かに超えるリョウコ
    自分は独身で、なかなかうまくいかない事ばかり。(自分の中でも独身であることがなんだか引っかかっている。)
    少し勇気をもらったり、
    逃げ腰だが、「もういいの、、、。」と悲しいけど思ったり。

    育児日記もとても素敵だった。

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    2025年07月10日
  • 国境のない生き方 -私をつくった本と旅-(小学館新書)

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    ヤマザキマリの自伝的エッセイ。彼女の地球サイズな考え方、生き方、影響をうけた映画、小説の話などが盛りだくさん。
    まさに人生経験豊かとは、この人の事を言うんだろうという感じ。
    ヤマザキマリの話は、ずっと聞いていられる。

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    2025年07月05日
  • 仕事にしばられない生き方(小学館新書)

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    仕事ってなんだろう。お金ってなんだろう。

    幼少期から凄まじい経験をしているだけあってすごくたくましい生き方をしている人だと知った。

    全て失ったとしてもまたゼロからやり直せる、という実体験に基づいた自信を持っている人は強い。

    もっとこの人みたいな価値観が日本に広まればみんな生きやすくなるんじゃないか、と思ったり。

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    2025年06月29日
  • テルマエ・ロマエ 3巻

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    『テルマエ・ロマエ』の中では、私はこの巻が一番好きです。11~13話の温泉街エピソードは作中最高傑作だと思います。
    ルシウスが「皆が平和に暮らせる」案を煮詰めるために現代日本の温泉街に飛ばされますが、まずルシウスの浴衣姿が良いですよね。カラコロカラコロ。
    温泉まんじゅう美味しそう。ローマの通貨と両替してくれた男の人たち、いい人ですね。
    極め付けは、やっぱラーメンでしょう。絵も美味しそうですが、ルシウスも美味そうに食べますね。
    面白かったのは支払いの場面。それはまあ、金色に輝いていて、わざわざ真ん中に穴を開ける手間の掛かっているお金があったら、「価値の高い」通貨に思えるでしょうね。
    あと山賊だけ

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    2025年06月04日
  • 国境のない生き方 -私をつくった本と旅-(小学館新書)

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    ネタバレ

    古本市でGET

    いまだ読めてなかった本。
    先生の作られ方を見た気がした。

    日本じゃなきゃいけない理由はない。
    世界は広い。もっと早く知りたかったなぁ。

    地図を広げてみるーー素敵な表現。

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    2025年06月01日
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

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    お母さんが元気だからこそ、
    自由だからこそ、
    子どもも楽しい!!

    振り回されはしたんだろうけれど、
    それを振り返るマリさんは楽しそうで、
    大人の生き方を見せるのが一番の勉強になるのではと
    思うのでした。

    団体行動の苦手さとか、自分も共感できる部分もあり、
    楽しく読めました。

    楽しそうに生きられているかな。

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    2025年06月01日
  • CARPE DIEM 今この瞬間を生きて

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    羨ましい。自分の母の死に対して善い生き方を見せてもらったといえることが。自分の母はたぶん毒親だから、私の場合は決して湧き上がらない感情だ。ヤマザキマリさんを羨ましいと思うと同時に私にはできない生き方なのだと痛感した。

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    2025年05月24日
  • CARPE DIEM 今この瞬間を生きて

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    副題の、今この瞬間を生きて を実感する内容でした。ヤマザキマリさんから元気を頂きました。
    私は、特に「夕焼けは雲があるほど美しい」という言葉に胸を打たれました。ノートにこの章の部分を書き写し、時々眺めて心の支えにしています。

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    2025年05月18日
  • 続テルマエ・ロマエ 1

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    ハッピーエンドで終わったテルマエ・ロマエのロス感を埋める吉報。あれから20年が経ち子供が生まれ妻が失踪という設定。お風呂でよく溺れるルシウスは健在。東村アキコを連想させるGAGテイストはさらに磨きがかかっています。そしていつものモノローグで浴場設計を突き詰めるルシウスの思考によって進む展開。平たい顔の民(メガネオタク)から大きなヒントが…なんとルシウスが空海(弘法大師)に囚われることに。次巻も目が離せません。

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    2025年05月18日
  • 座右のラテン語 人生に効く珠玉の名句65

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    世代の違うお二人の異色の対談。
    それぞれ好きなラテン語の格言をネタに自由気ままに話し合う。
    今のイタリア人よりローマ人の方が日本人と感覚的に似ているように思える。
    2千年の時を超えて生き残ってきた珠玉の格言だけに、同感できるものが多い。、人生振り返ってみるのに良い書。

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    2025年05月17日