ヤマザキマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
国境のない生き方を 身につけるまでの
貧乏生活
電気もガスも とめられたまま
食べるのが大変
そういう時に ものすごく本を読む
同棲する男も 経済観念がない!
死んでしまおうか!という時の妊娠
さすがに日本に帰ってくる。
マリさんのお母さんもお祖父さんも 同じタイプの人
これは 血筋ですね!
よく頑張って産みました。
産むと この子のために と頑張れる。
こうやって いろんな国に行き いろんな人たちと付き合い テルマエロマエは 生まれたんですね!
おまえはそれでよし!
そんなのもあり!
と思えるまでがすごい!
貧乏でも よく本を読み 美術品も見て いろんな人たちと交流する。13歳下の旦那とその実家については 別の本で読みました。
ほんと たいした人です。エネルギーがありますねえ!人と生き物にたいする愛情がいいなあ!と思いました。 -
Posted by ブクログ
アウトプット部から
・漫画が好きだから漫画家になったのではなき。しかし、油絵で食べていくのは難しい。
漫画は書いたことがないが、子どもの頃、夢中になっているといろんなお話が浮かんで紙芝居を作っていた。
・自分の気持ちが表れたデビュー作。少女漫画としては型破りだったと思うが、好きなものをありったけ詰め込んだ。結果、努力賞を受賞し、その賞金で日本に帰って来れた
・潮目が変わる瞬間を見逃さないのは大事
★日本では、学校でも会社でも「個性を大切に」と言いながら、実際は個性より社会の方が優先順位が上。
子どもの頃から
「社会に当てはまるいいネジかどうか」で評価される
自立して生きるとは
いざとなったら身ひとつになったっていい、
どこにも帰属しなくたって構うものか、
どこで働くのかは、こっちが選ぶ。
そんなイニシアチブを取り返すこと。
たったひとりでいいから
「別に生きてりゃ、それでいいじゃん」
と言ってくれる味方がいてくれたら、心強い
★いざとなったら、次の場所に移動する。
私の中には、常にこの選択肢がある。
合わなければ、思い切って場所を移ればいい。
「ここしかない」と思い詰めるから、我慢するしか選択肢がなくなって、辛くなる。
「なんか違う」と思ったら、パッと離れていい
★本当は嫌だと思っているのに、自分の本心をささいなこととねじふせてしまうのが一番よくない
・欧米人の基本は疑うこと
誰でもどこでも裏切られる可能性があるから、
お互いにとってよりよい条件を探り合い、交渉し、その都度契約を交わす
日本は「信頼」を担保にしている
日本人特有の「お金の話をするのは卑しいことだ」という美意識も成り立つ
・漫画化の気持ちを代弁して出版社に伝えてくれるはずだと思っていた編集者が出版社の条件を突きつける交渉役も担ってるなんてもともと矛盾したひとり二役。
・マネージャーを置いてよかった
・本気で投げれば本気で返ってくる
・仕事は好きじゃなくてもいい。
自分に合っていれば、続けられる
・これでもない、あれでもないと波を選んでいたら、餓死してしまう。
今なんとなく自分が乗れそうな波が来ていたら、思い切って挑戦してみればいい。
その時に必要なのは、潮目を読む力。
・どこにも所属していないというのは、一見、気楽そうに見えるけれど、すべて自分の裁量に任された時に、孤独を感じない人はいない。
特にうまくいかなくなった時にひとりというのは、逃げ場がない
・子どもの頃から優秀で、常に賞賛されていた人は、自分の才能を疑ったことがないかも。
自分に自信がある人ほどこそ、うまくいかなかった時にダメージを受けてしまう。
・仕事する以上、人に認められたいという気持ちを捨てられない
・やりたいことではなかったけれど、やってみたら、自分には合っていた
・うまくいかない時期は、本人があとあと納得するためにも、自分で乗り越えるしかない
・お金の毒性に支配されないためには、不安や孤独とどうしたら仲良くしていけるかを考えた方がいい
・仕事である以上、正当な対価で相手も支払うべき
・ひとつの価値観しか知らないと、その価値観の通用する範囲でしか生きられないけれど、いや、こんな価値観もある、あんな価値観もあると広く知っていくことで、世の中っていうのは、いろんな人達がそれぞれの事情を抱えながら生きているんだってことが、本当に身に染みてわかってくる
・逆にいえばら自分はこれまで失敗なんてしたことないし、これからも失敗することなんてありえないと思っているとしたら、それはいかに狭い価値観で生きているかってことでもある
こればっかり知った気になっているだけではダメ
(本やネットだけではなく)
身をもって痛い思いや恥ずかしい経験をして、自分の殻を叩き壊さないと本当に学べない
・母「本気でやりたいの?」
「本気で欲しいの?」 -
Posted by ブクログ
TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」のゲストにヤマザキマリさんが出ており、ちらりと本書の話をされていた。気になって電子書籍を購入し、日曜のうちに読み切ってしまった。
ヤマザキマリさんのストーリーテリング能力もあるのだろうけど、とにかくリョウコさんの生き様が格好いい。
育児というのは勘どころさえ抑えていれば良い子が育つ、というか、ここぞというポイントを外しているとどんなに手をかけて育てても子どもに愛情は伝わらないのかな、と身につまされた。
ワタクシ4児の母、リョウコさんにはとても及ばないものの毎日家事に仕事にと休む暇がない。そんな中なんとか余裕を絞り出し、子ども4人に少しずつ手をかけ目をかけてはいるものの、全然足りていないな、このままでいい親子関係が築けるのかな、と不安になっていた。でもマリさんを通して語られるリョウコさんの姿を見て、時間を費やせばいいという訳ではないのだと気づかされた。
たとえば、ストレートな愛のことば。
気持ちを込めた手紙。
手作りのお菓子や服。
信念に基づいた生活。
他者へ注ぐ慈愛。
自然や神様へ感謝する姿。
このようなものを、私は子どもに提供できているだろうか。
そして写真で紹介される、マリさんの何気ない絵や日記の数々。リョウコさんの育児日記。
これらを大事に取ってあったことが単純にすごい。私なんか、子どもたちの絵や工作をすぐに捨てちゃうし、育児日記なんか長子の分しか書かなかった。
リョウコさんは底抜けに忙しいといっても、子どもの作品保存や育児日記に割く労力は決して惜しまなかったのだ。
マリさんは寂しさややるせなさを感じていたとはいえ、結果的には母親に深い愛情と敬意を抱いている。そして唯一無二のキャリアを築き、世界中を飛び回って楽しそうに暮らしている。
同じ母親として、これこそ目指すべき育児のゴールだ。愛と敬意で結ばれた親子関係を築き、子どもに楽しい人生を歩んでもらうこと。
私も、改心すれば今から目指せるだろうか。
ひとつ気になったのは、漫画の中でリョウコさんがまるでセイジ・オザワのような白髪のご老人に描かれていること。
写真を見ると、とてもお綺麗で(マリさんそっくり)、常に笑顔を讃えた聖母マリア様みたいに見える。
もう少し綺麗に描いてあげてくださいな!と思うけど、マリさんの目に映っていたのはあのような猛烈人間だったのだろう。親子関係って、第三者には到底理解できないものなんだろうな。