ヤマザキマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
集団の中で多様性を許容せず、異質な存在を排除しようと常に生贄を探している、それをせずにはいられない。日本は強烈にその傾向があると思う。正義を振りかざし、他者を攻撃することで喜びを得る。下品である。
日本人は他国の人間よりスパイト行動(自分が損してでも他人を貶める行動)が顕著であるそうだ。それが協調を保つための同調圧力だとしても、息苦しいことだ。皆が意識を変え、妬みを憧れに、生贄にするよりも仲良くするよう変えていけば国の様相も変わるだろうと中野氏はいう。そうなることを願わずにはいられない。
以下メモ
・正義中毒になると痛みを訴える声は、ズルをするための訴えに聞こえる。苦痛に思う想像力が働かない -
Posted by ブクログ
まず著者群の面子を見て、少なくとも既知の名前において、それぞれの発信することばを追いかけている人が多いことを確認。演繹的に、その他の著者についても、かけ離れた立場にはないであろうと判断。あわよくば、今後の人生指針になり得る存在と出会えることも期待。前置き長いけど、そんな考えの下、発売前から気にかけていた本書。日本学術会議任命拒否問題についても、どこかでちゃんと読まなきゃと思っていたけど、その欲求も本書で満たされた。中曽根時代から綿々と受け継がれて今に至るってのも、何とも根深くて嫌な感じ。そのあたりまで遡って、ちゃんと勉強しなきゃ。あとは、己でさえままならない自由の取り扱いを、更に次世代に伝える
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Posted by ブクログ
ネタバレ読書記録です。まだの人は読まないでね。
副題が『「昭和」に学ぶ明日を生きるヒント』となっていて、ほぼほぼ同級生な私にとって懐かしすぎる時代背景がクリーンヒット!なので星5つです。読んでいるうちに、すっかり忘れてしまっていた昭和の風景が目の前に広がってきましたね~
『兼高かおる世界の旅』は本当に大好きな番組でした。「そーなんですの。おほほほほ…」と上品に笑うナレーションの女性がこんな未開の地にも行けるなんて、とわくわくして見てました。横浜人形の家にTDLの日程を1日繰り上げて行くぐらい幼少期の憧れでしたが、その憧れの人との対談が実現して、病床で「ヤマザキさんには会いたい」と言っていただけたのは -
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モーレツという言葉が本当にピッタリなキャラが濃すぎるイタリアの家族たちに囲まれながらの生活は、大変そうだけれど同時に楽しそうでもある。ユーモアって大事だなと再認識し、ヤマザキマリさんのファンになりました。
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お
面白いし、勉強になるけど、やっぱり大枠はテルマエと一緒だからデジャヴュ感あるよね…?!ともかく、がんばれヘタレ!草食系…なんだっけ?まあ、がんばれヘタレ!
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Happy End and
サツキが奇跡に向かってダイブ!
求める未来を手にする為に、、努力の人生を歩んできた彼女だからこそ得られた幸せ。
彼女は質実剛健で屈強なルシウスを見つけ、相思相愛に。日本舞踊も出来て慎み深さも持ち、知的で大胆なな美女。
求めた幸福は好きな男と添い遂げること。
その為に数ヶ国語を話し、考古学に長けて、人に教えるほどの熱心さで絶えず取り組んできた。
ファンタジーだけど素敵なサクセスストーリー。 -
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ハナコッヒデキッ
古代ローマ人の日常はきっともっと重たい物を持ち運んだり、沢山歩いたり走ったり、肉体を使っていたのだろう。
だからきっと身体能力も違うのだろう…
と思うけれど、それはスポーツ選手のロシア人を見て、みんなあんなに大きいのかと勘違いするのと一緒かな。実は165センチくらいの小柄な力持ちが沢山っていう、、、