あらすじ
iPod、iPhone、iPad、iCloudなどといった、現在の私たちに繋がっている作品を次々と発表し、同時にガンと闘い続けたジョブズの晩年。経営者として、また人間として、まさに油の乗り切ったジョブズを描ききる5話を収録。ついに完結となる第6巻!
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ヤマザキマリさんにしか描けない
彼女の日本人でありながら欧米人の感性と画力、これらがないと日本風なキャラクター重視の漫画になってしまうから描けない話だったでしょう。
作者の特徴が出るキャラしか描けない日本人漫画家には無理です。全てが映画を見ている様でした。
あの改革期を見て来た世代の、今のスマホが当たり前に世代にワクワク感は分からないだろうな。
iMacが出た時、お洒落感覚で部屋のインテリアが可愛くなるからと欲しくなった気持ち。
iPodが出た時、当時は説明書がない、は画期的ではなく不親切で見様見真似で操作に苦労し、使えた時初めて便利性を理解し自分を誇りに思った気持ち。
シャッフルが出た時、どう曲を選べばいいか分からず、その時初めてPCがメインの機械なんだと頭ではなく感情で理解した日。
昔アメリカでたまたまレストランで知り合った人が、恐らくiPhone関係の開発者で「こんな電話ができるんだ!世界中の人とタダで話せる!凄い時代が来るんだ!」と教えてもらったのに、当時は信じてなくて、10年経って今思えばこの話だったんだと理解できる時代が来たこと。
いろいろ懐かしくなりました。
Posted by ブクログ
駆け足な感じではあったが、ジョブズが自分の納得いくように生き切った印象を受けた。
がん治療に関してはもうちょっと医者を信じてもよかったような気もするが、私も同じことしそうなのでなんとも(笑)
Posted by ブクログ
もう1度あの日々の高揚とあの日の悲しさを追体験した1巻。やっぱり彼の死はいまだに寂しい。最初のOSXからiPadまで約10年分が1巻というのはダイジェストの感なくもないが、あの10年間がもつドライブ感でもあるのだろう。
Posted by ブクログ
ジョブズのApple復帰からiPod、iPhone、iPad、そして病気へと物語完結に向けて一気に進んだ最終巻。
ジョブズがいた頃と以降のiPhoneXまでのAppleはどうしたって比べてしまう。