ヤマザキマリのレビュー一覧
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「自分の価値観がすべて」では自滅する
自分が生きてきた世界でしか通用しない価値観を、振り回し、押し付け、それで他人を不用意に傷つけていることさえ気づけずにいるとしたら、せっかくこの世に生まれてきたのに、卵の中でふんぞり返っているようなもの
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まず著者群の面子を見て、少なくとも既知の名前において、それぞれの発信することばを追いかけている人が多いことを確認。演繹的に、その他の著者についても、かけ離れた立場にはないであろうと判断。あわよくば、今後の人生指針になり得る存在と出会えることも期待。前置き長いけど、そんな考えの下、発売前から気にかけて...続きを読むPosted by ブクログ
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26名による日本学術会議任命拒否問題に端を発した、自由への権力の介入に関しての論考集。息苦しさの正体にはさまざまな形での!自由を禁じようとする動きがあったことに改めて気がつく。
それぞれの立場で見た自由への介入は、幅広いものがあり、私たちの生活がじょじょに狭められてきていることが分かる。
誰かの問題...続きを読むPosted by ブクログ -
3巻よりも、日本のシーンが多いのがよかった。
2020年オリンピックはこんなことになったけれど、金儲け主義が生んでしまった典型的な末路なのかもしれない。 ヤマザキさんは、漫画にどう描くんだろう。Posted by ブクログ -
読書記録です。まだの人は読まないでね。
副題が『「昭和」に学ぶ明日を生きるヒント』となっていて、ほぼほぼ同級生な私にとって懐かしすぎる時代背景がクリーンヒット!なので星5つです。読んでいるうちに、すっかり忘れてしまっていた昭和の風景が目の前に広がってきましたね~
『兼高かおる世界の旅』は本当に大好...続きを読むPosted by ブクログ -
モーレツという言葉が本当にピッタリなキャラが濃すぎるイタリアの家族たちに囲まれながらの生活は、大変そうだけれど同時に楽しそうでもある。ユーモアって大事だなと再認識し、ヤマザキマリさんのファンになりました。
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やはり、この漫画面白い。 ギャグとシリアスの描き方も、上手い。 真実を突いているようで。 そして、デメトリオスと一緒に元気になれる。 デメトリオスの根本的な優しさが無いと、成り立たない作品。Posted by ブクログ
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かなり面白かった。 ヤマザキマリさんの著書は初めて読むが、漫画も面白く、愛すべきキャラクター達の活躍。 最後の自らの考えや、古代ギリシア・ローマ文化をまとめた文章は聡明さを感じる。 2巻からも楽しみに読みたい。Posted by ブクログ
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王道「プロレス」の真髄が描かれている。
ストロングスタイル?知らないね。
まあ、古代ギリシャって案外こんな感じなのだろうね。
ストーリーは、タイムトラベルもの。
お風呂に入るかどうかの違いがあるけれど、
テルマエ・ロマエよりも面白い。 -
ワクワクした。個人的にイタリアにはなんとなく惹かれる部分があって、読んでいてワクワクした。ヤマザキマリさんの文章はユーモアがあって、たくさんの文献に基づいた勉強になる内容なのに、友達が自分の好きな物を紹介されるような感じで読めるので、聞いていて楽しかったと言えてしまう。
「愛すべき変人」もっと彼らの...続きを読むPosted by ブクログ -
面白いし、勉強になるけど、やっぱり大枠はテルマエと一緒だからデジャヴュ感あるよね…?!ともかく、がんばれヘタレ!草食系…なんだっけ?まあ、がんばれヘタレ!
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まず、この本を読んで、筆者のようにどんな場所でも生きていける人間になりたいと思った。
そして、もう一度「他人は他人、自分は自分」という考え方を自分の中で持ちたいと思った。
なぜなら、周りに何と言われようと、自分がやりたいことに本気で取り組んだ結果、周りから"そういうものだ"と勝手に思われるくらいの方...続きを読むPosted by ブクログ -
有名な作品のため、あえて読みに行くこともせずでした。これは失敗、とても面白い。まだ一巻だから、このパターンでどう続いていくのかわからないけど、クスクス笑いながら読みました。Posted by ブクログ
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サツキが奇跡に向かってダイブ!
求める未来を手にする為に、、努力の人生を歩んできた彼女だからこそ得られた幸せ。
彼女は質実剛健で屈強なルシウスを見つけ、相思相愛に。日本舞踊も出来て慎み深さも持ち、知的で大胆なな美女。
求めた幸福は好きな男と添い遂げること。
その為に数ヶ国語を話し、考古学に長...続きを読む -
古代ローマ人の日常はきっともっと重たい物を持ち運んだり、沢山歩いたり走ったり、肉体を使っていたのだろう。
だからきっと身体能力も違うのだろう…
と思うけれど、それはスポーツ選手のロシア人を見て、みんなあんなに大きいのかと勘違いするのと一緒かな。実は165センチくらいの小柄な力持ちが沢山っていう、、...続きを読む -
マジメ一本のルシウスが出会ったのは…
ハドリアヌス帝を元気付ける為に思考を巡らせていたところでいつもの平たい顔族のところへバッシャーン!
そこで出会った文化的不毛な奴隷族(お客様)と女神ディアナ。そして馬のハナコ。
これからどう展開するのか?! -
コンサバティブな趣味の古今東西の設計士による謎の協演!
いつも必死なルシウスの間抜けなシーンが爆笑を誘い、ほのぼのとした気分に。
読む温泉です。 -
古代ギリシアやローマ時代から現代に至るまでのうんちくや、日本との文化の違いなどが縦横無尽に語られていて興味深い。2人の掛け合いのテンポが良くて心地よい。それぞれの専門分野の観点形式が持ち寄られ、なるほどなるほど、へーそんなんだと思いながら読んだ。Posted by ブクログ