あらすじ
ローマへ帰れなくなり、老舗の温泉宿で働き始めたルシウス。彼は温泉芸者のさつきに助けられながら、温泉宿のより深い知識を学び、次第にローマでの自身の使命を認識していく。しかし、彼の手本となる由緒ある温泉街に、大規模なリゾート開発の手が忍び寄り……!? そして互いへの思いを高めていくルシウスと、さつきの運命は……!?
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匿名
展開にワクワク
サツキとルシウスの関係性や他キャラの掘り下げなどもあってとても面白かったです。ローマに戻る条件もどうなるかが楽しみです。
ハナコッヒデキッ
古代ローマ人の日常はきっともっと重たい物を持ち運んだり、沢山歩いたり走ったり、肉体を使っていたのだろう。
だからきっと身体能力も違うのだろう…
と思うけれど、それはスポーツ選手のロシア人を見て、みんなあんなに大きいのかと勘違いするのと一緒かな。実は165センチくらいの小柄な力持ちが沢山っていう、、、
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一気読み。ルシウス長期滞在編は本巻で怒涛の展開を見せた。温泉地を暴力的な手段で乗っ取ろうとするヤクザ者に対抗するさつきの爺さん、強すぎ! そして、さつきを守ろうとするルシウスがすごい! 浴場でさつきの思い人を品定めする鉄蔵の、ルシウスに対する感想「面白いのに惚れやがって」が温かく且つ笑った。元の時代と現代を行き来させられるルシウスの姿に、作者の意図とは判っていながら、神の意志を感じる。
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さつきさんのお爺ちゃんの鉄蔵さん、骨太で渋くてカッコイイ。
後半のルシウスがタオル一枚腰に巻いた姿で伊藤の温泉街道をチャリオットもどきで疾走するシーンが圧巻。
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すごい面白かった!風呂だけでここまで漫画がかけるなんて素晴らしい☆ローマが権力争いとかしてるなかでなんか日本て平和だなーやっぱ風呂だよなぁと。まぁ時代がそもそも違うんだけど笑
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泉質と効能を知ることになったルシウス。
食べ物でもなんでもそうだけれど、最初に疑問を持ち
研究をして解き明かしていった人たちや発見した人たちは
ほんとにすごい。
どれほどの人たちの努力と苦労と
研究のための多くの犠牲があった上での
今があるのか、すべてに心から感謝しなければ。
恋も動き出し、いよいよクライマックス。寂しい!
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タイトルだけ知っていた「テルマエ・ロマエ」 進められて1巻~5巻を一気読み。
読み始めて、「なんだ、風呂の話かよ・・・」と思いましたが、すぐに「何だコレ!」に変わりました。
すごいストーリーですね。風呂でタイムスリップ?
古代ローマと繋がるのか・・・
作者のヤマザキマリ、タダもんじゃねーな。
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読みごたえも抜群の第5巻!!お風呂の文化だけでなく、歴史や、文明までも楽しむことが出来ます(*´ω`*)ルシウスはどうなるの?ITOは?気になる〜
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今更、ですが、職場で回ってきたので読んでみました。
面白い!
古代ローマの風呂設計技師が悩みがあるたびに日本にタイムスリップしてきてはいちいちショーゲキを受け、ローマに戻っては成功するというストーリー。
主人公の真面目っぷりが笑えますw。
あと、ああ、日本のお風呂文化ってなんて素敵♡と改めて感じたりもしますw。
映画では上戸彩さんも出演してたようですが、誰の役かな?
さつきちゃん??
5巻がとっても気になるところで終わってるので、次が待たれます。
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今回表紙は、難しかったです。
どうやら2体とも、ハドリアヌス帝の彫像のようです。
4巻から続いて平たい顔族の国編。
ルシウスは、古代ローマに戻りたいと思いながらも、温泉の仕組みや温泉街や温泉宿のあり方まで、学べることは吸収し尽くしていこうと、日々熱い思いで過ごします。
その間、古代ローマでは、もうひとりの主人公といえるかもしれないハドリアヌス帝が、いよいよ人生の最後を迎えようとしています。
この人物については、歴史に即して描かれています。
プーブリウス・アエリウス・トライヤーヌス・ハドリアーヌスという名をもつこの人物は、14代ローマ皇帝。
のちには五賢帝のひとりとも評価されますが、その当時には、元老院と対立し、民衆のウケもそれほどではなかったようです。
そのウサや疲労やストレス諸々を、お風呂で流しさりたかった、、、のですネ。
最後には、ドラマチックに平たい顔族の国から離れていくルシウス。
次はどうなるのか、読まないわけにはいかなくなってしまいました。
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ルシウスは、彼を追って宿に乱入した馬のハナコをなだめ、鐙もつけずに馬を乗りこなします。そんなルシウスの姿に、さつきは彼がほんとうに古代ローマ人なのではないかと考えるようになり、ますます惹かれていきます。
さつきの想いに気づいた彼女の祖父の鉄蔵は、ルシウスがどんな男なのか見るためにやってきます。こうして、ルシウスは鉄蔵のマッサージを受けることになります。その後、ルシウスはわずかな時間、ローマにもどることになりますが、そこでハドリアヌスの命が長くないことを聞かされます。
やがて現代日本にもどってきたシウスは、伊藤温泉にも危機が訪れていることを知ります。暴力団の武内組がさかんに地上げをおこない、周辺を派手な観光リゾートとして再開発しようと企てていたのです。武内組の美人局に引っかかり地上げの先兵となった圭介とチンピラが、ハナコのいる「いとう観光牧場」の地上げにやってきます。間に入るルシウスにチンピラが暴力を振るったため、それを目にしたハナコが暴れてチンピラたちを追い払います。
しかし、武内組のいやがらせはつづき、東林館の送迎用の車が使えなくなってしまいます。ルシウスは、いとう観光牧場のハナコと、もう一頭の暴れ馬のヒデキを見事に御し、この二頭に馬車を走らせようとします。そんな折、ついに武内組がさつきの誘拐に及びます。彼女が車に無理やり連れ込まれる様子を目にしたルシウスは、さっそく2頭の馬に馬車を走らせて武内組の車を追いかけ、さつきを無事奪還します。
こうして、さつきを助け出したルシウスは、彼女を抱き寄せて口づけを交わしますが、ちょうどそのとき、彼の姿が霞んでいきます。ルシウスがローマにもどるときがやってきたのです。
浴場の設計という主題から大きく離れてロマンスになってしまったわけですが、これはこれでたのしめました。
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日本でもローマでも大変な立場になってるルシウス!
ディアナ(日本人だけど)の恋?行方は?
馬との関係は?(爆)
むちゃくちゃだけど何故か良い話だ♪
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借りたもの。
今までとは変わって、時空を越えたラブロマンス要素が強くなった気がする……あとヤクザ映画的……
とうとうマルクス・アウレリウス少年の前でタイムスリップした(未来へ行ったとは思っていない模様?)ルシウスなど、今まで気に留めなかった風呂以外の部分が色濃くなった。
それでも日本における観光施設、古くからの温泉施設等が直面している問題(客離れ)にも言及している所がある。
伝統を重んじたい意志に溢れた巻だった。
しかし何よりインパクトがあったのがさつきのおじいちゃん。凄い眼力……
Posted by ブクログ
4巻に引き続きいまだに続く伊藤編だが、前巻とは違い一度ローマの現況をはさんでいるためテンポ良く展開されている。伊藤とローマに起こっている問題が共通していることでルシウスを通して伝統の維持というテーマを読者も考えることが出来て有意義な読後感である。
さつきの父・鉄蔵はこれまたフィクション感満載なのが少々気になったが、鍼灸などの要素が絡んで面白い。
さつきとルシウスの関係も含めとてもドラマティックに終わったので次巻の展開が楽しみである。
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4のときもそうだったけど、それ以上に続きが気になる。これからルシウスはどうなるのだろう?もうそろそろマンガは終盤な様子だけど、おもしろいし、もっと続いて欲しいなぁ。
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恋に、使命に、馬に翻弄される我らがルシウス。ローマ時代に帰れないという不安とあせりと、実際に帰ったときの「失ったもの」の大きさに涙する彼が印象的でした。彼の一途で真摯な姿を見習いたいと思います。
ローマ人と日本のお風呂文化をつなげて映画化までされた人気コミックスの第5巻です。ここでは、ルシウスが「ディアナ」と呼ぶ才媛。小達さつきとの恋や、伊藤買収計画をもくろむ不振な勢力との対立を中心に描かれます。
ここで印象に残る人物といえば、整体と鍼灸院を営み、若いころは相当鳴らしていた彼女の祖父がおります。彼は身持ちの固かった娘に好きな人ができたと町の魚屋に行って高級なタイを買ってきて、彼女と一緒に食べる場面は祖父と孫との絆を感じさせました。彼がルシウスの顔を拝みに彼と入浴する場面があるのですが、「フケ専枯れ専」を自認する筆者がまさに魂を込めて描いたド迫力の顔に気おされつつも、ローマ人であるルシウスが彼の鍼灸と整体を受けるシーンは、作者のエッセイからそれなりに重要な意味を持つシーンであることがわかりました。
事態は伊藤買収をもくろむ勢力と、それを阻む勢力とに別れる前に、ルシウスはローマに帰ってしまいます。しかし、彼がいない間に彼を引き立ててくれたハドリアヌス帝は目に見えて衰えていったことを知ってルシウスは衝撃を受けるのです。またも日本に帰ってきたルシウスは、さつきが誘拐されたときも、持ち前の操馬術を駆使して彼女を救い、めでたしめでたしか?というところでまたしても…というところでこの巻は終わってしまいます。今後の展開に注目しつつ、ルシウスとさつきの行方も見守っていこうと思います。
Posted by ブクログ
映画とは、思いの向きが逆ですね。
主人公の目線が多いからか。おもしろい。
この前、完結したという話を聞いたので、今の話に区切りがついたら、終わりかな。
どんな決着が付くのかな。映画みたいな終わりではないよね。
6巻楽しみだ。
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いよいよ物語はクライマックス。日本の温泉地から帰れなくなって長編になったときはどうなることかと思ったけど、綺麗に終結してくれそうで続刊に期待。
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●前巻から引き続き古代ローマに戻れなくなったルシウスの現代日本での生活。さつきとの恋心が成就したところで古代ローマに戻されてしまう。
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伊豆の伊東をモデルにした「伊藤」なる温泉街で長期滞在中のルシウス。才色兼備のヒロインまで出てきたけれど、以前とは違うテイストの展開が続きます。
これはこれで面白いのだけど、スピード感が「ぬるま湯」になったことは否めない。
ルシウスとヒロインが惹かれあう理由も「ラテン語が話せる奥ゆかしいゲイシャ美人だから」と「ずっと憧れていた古代ローマ人だから」の域を超える部分がなく、ちょっとユルいかな~。
まぁお風呂は熱すぎないお湯に休憩も挟んでゆるゆると浸るという楽しみ方もあるので、今までが江戸っ子の銭湯的楽しみ方だったのが地方の湯治場で長期滞在的な楽しみ方に変わったということですかね。
ちなみに我が家はカタツムリは食べたことがありませんが、ウツボのから揚げは高知で食べたことがあります。
エスカルゴ=カタツムリってわけではないよね?
エスカルゴなら食べたことがあるような気もしてきたけれど、カタツムリは古代ローマ人の食卓に上がっていた歴史を持つものなのですね。
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お風呂が繋ぐ、古代ローマmeets現代日本アドベンチャー第五巻。
伊藤の温泉街で技術習得に励むルシウスと、そんな彼に思いを寄せるさつき。その裏で進む伊藤の温泉街を陥れるたくらみ。そしてローマ帝国の行く末にも暗雲がさして。。。
ベン・ハーばりの騎馬戦車も登場、物語のラストへ向けて風雲急を告げる一巻。
それにしても作中でも本人が言っている通り、ルシウスの女性の扱いはちょっとどうかと。。。
Posted by ブクログ
ルシウスが日本に馴染んでいる。
段々違和感なくなってきた。
ここまで仕事熱心だと、自分のことは後回しになりそうだけど、恋に戸惑う姿はまるで少年。
二人の恋は上手く行くのか。期待。
Posted by ブクログ
「テルマエ・ロマエ5」3
著者 ヤマザキマリ
出版 エンターブレイン
p104より引用
“風呂文化と同様に、日本におけるマッサージ技術の多様性もま
た他の国に類を見ません。”
古代ローマの浴場建築技師を主人公とした、浴場文化をテーマ
とした一冊。
突如旅館に乱入してきた馬をなだめ、裸馬のまま乗りこなすル
シウス、その姿を見た古代ローママニアの歴史学者・さつきは…。
上記の引用は、幕間のエッセイでの一文。
按摩から始まりオイルを使ったインド式のものまで、確かに色々
な種類のものが日本では受けられるようです。仕事の関係で旅行
へ行くと、一緒に行った人達はよく按摩をしてもらっていますが、
くすぐったがりの私はいつもうらやましそうに見ているばかりで
す。
今までに無いほどシリアスな展開で、目が話せません。
ーーーーー
Posted by ブクログ
公衆浴場から見た比較文化論で続けるには、コミックとして難しかったのでしょう。普通に面白いのですが、初めから、こういったストーリーものでは、ブレイクしなかったでしょうね。次回は、いよいよ最終回ですね。
Posted by ブクログ
テルマエ・ロマエ5。現代の日本に長期滞在中のルシウス君。通訳を得て、技術を習得できるかな。が、今回のお題。
あっちいったり、こっちいったり。古代ローマ人の中でも昔気質(風)に描かれているのは伏線だったのか?ややこやしい再開発問題に首つっこむも、解決なるのか。はてさて、ふむー。
映画化されて、外部のノイズがあるのかな。コラムがちょっとボヤッキー入ってて、なんだかな。と、思ったり。
Posted by ブクログ
ヤマザキさんの描く、ダシのきいた謙虚で寡黙なおっさん達がすごくいい。
しかしそれ以上に、馬に蹴られてもたいした怪我もしないチンピラたちが超人すぎる。
もうすぐクライマックス。ルシウスはさつきちゃんと結婚して伊東で末永く幸せに暮らせばいいんじゃないかな。