あらすじ
伊藤温泉の危機を救い、さつきへの思いを告げた後、突如古代ローマへと戻ってしまったルシウス。悲しむ気持ちを飲み込みながら、瀕死の状態にあるハドリアヌス帝から頼まれた「後生に残る最高のテルマエ」建設に勤しむが……。時空を越えたルシウスの冒険と恋のフィナーレは!?
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匿名
良い終わり方!
サツキとルシウスが結ばれて、最終話のルシウスの「やったぞーッ!!」は感動しました。最期の入浴の会話シーンも本当に良かったです。
完結
まさに愛は時空を超える展開。
さつきにとっては日本を、故郷を捨てることよりもルシウスが大事だったのだ。
こうして産まれた子が続編につながるわけですね。お疲れ様でした。
Happy End and
サツキが奇跡に向かってダイブ!
求める未来を手にする為に、、努力の人生を歩んできた彼女だからこそ得られた幸せ。
彼女は質実剛健で屈強なルシウスを見つけ、相思相愛に。日本舞踊も出来て慎み深さも持ち、知的で大胆なな美女。
求めた幸福は好きな男と添い遂げること。
その為に数ヶ国語を話し、考古学に長けて、人に教えるほどの熱心さで絶えず取り組んできた。
ファンタジーだけど素敵なサクセスストーリー。
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一途な思いはローマに通ず!な、最終巻。
いささか急いだ風もありますが、
大団円で良かったです。
移民族が溢れていた古代ローマでは、
さつきの存在も違和感無しなのですね。
まさかのお爺ちゃんのワープにはびっくり!
飛ばされても冷静に判断し、
ローマ市民に溶け込んじゃって、
しかもハドリアヌスを治療してしまうとは・・・。
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遂に最終巻。表紙も裸馬に乗ったルシウスで、著者の心意気を感じる。ルシウスが古代ローマに戻ってしまった前巻からさつきの苦悩が続くが、鉄蔵のコネクションでバイアエの発掘調査費用をひねり出すなんてスゴイ。鉄蔵のタイムスリップも面白かった。さつきが古代ローマにタイムスリップし、ルシウスとの大団円を迎えるくだりは、少々急ぎ過ぎのような気がする。もう少しテルマエの余韻に浸っていたかった。
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まさかこのシリーズでドラマあふれるクライマックスを迎えるとは。史実を巻き込んだ壮大なスケールの結末はこれ以上の足し引きが難しそうで、続編が難航するのもやむなしかなと思う。
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至福の時。風呂の素晴らしさを再確認しませんか?
あらすじ
1.ルシウスと呼ばれる古代ローマ人がテルマエと呼ばれる風呂をもっとよくしたいと悩む。
2.そして溺れる。
3.目が覚めるとなぜか現代の日本に時間と場所を超えて上陸。
4.なんとこの国の風呂やトイレは画期的な事か!ただ、驚き感動し、裸で歩き回る。
5.感動もそのままになんやかんやあって元の世界に戻る
6.良いところは見習おう。と、当時の技術をなんとか応用し、再現。
7.評価アップ!
また、他にもできる事はないかと悩む。
8.1に戻る。
前半は基本的にこんな構成。後、徐々に物語は進展を見せる事になる。
とにかく風呂、銭湯、温泉好きは必見です!
ルシウスがタイムスリップ(?)する先は実在する場所。実際に作者が下見に行っているので情報も確か。
温泉の情緒を感じられる内容となっています。
物語的には結構、真面目なものですが、ルシウスがいちいち真新しいものを発見する度、そのリアクションがとてもシュール。
現代の日本に迷い混んだ古代ローマ人がいたとしたらまさにこんな驚きの連続なのかもしれません。誰しも想像もつかない世界にたどり着いたらそうなるはずです。
我々の身の回りでは当たり前になっているもの。段々とその数を減らしていく銭湯。
技術の進歩と共に新しく快適になっていく日々の暮らし。
引き換えに薄れてなくなっていく古き良き時代の名残。
この漫画はそういった事を改めて考えさせられる素晴らしい漫画であると思います。
これはオススメ!
絵は独特ですが、大丈夫です。慣れます!
なぜか人気が出すぎて実写映画化も…。
鑑賞しましたので、その旨はまたDVDが出る頃に想いを書き留めておこうと思います。
Posted by ブクログ
今回でルシウスの話も終わってしまう、と思うと
ちょっと残念な気もするけど、最後にストーリも
まとまっていてよかった。
古代ローマと現代日本との間のつながりも良かったし、
皇帝が息を引き取るのがお風呂で、赤ちゃんが
最初に入るのもお風呂、というつながりも良かった。
こういったストーリの話は、また読んでいきたいなぁ。
Posted by ブクログ
時空物の原則も無視して、ルシウスとサツキが結婚して子供も産むとは・・・!
日本の少女漫画初期みたいな超適当な終わり方で唖然だったけど、これはこれで昔の増刊マーガレットの巻末の無名作家の短編みたいなオチで面白い。
鉄蔵
ようやく最終巻を読みました。
最終巻にしてあの人が最強キャラに進化!
登場したときからただ者じゃないオーラでまくりでしたけど。
話の本筋よりそっちが印象に残ってしまいましたが、第2部にも期待します。
いや、第2部って本当にあるのか?
だいぶ昔に一巻を読んで、続きが気になってはいたものの読むのを忘れていたのですが、ようやく最終巻を読み終わりました。
豆知識とギャグの割合がちょうど良くてとても良い作品でした。
Posted by ブクログ
いはゆるタイムパラドックスの問題を、作者がどうするか、
ある種、ここまでルシウスが現代日本へきて「この平たい顔族のオーバーテクノロジーはっ!!」とかやって、独り裸一貫で帰って、根性で一世紀ころ、まだヴァティカンがあんなふうになってない大昔でなんとかする、といふのをやると、何とか言ひながら「シャンプーハットはローマ起源」「金閣寺もローマ起源」と言ふのへ言訳をつける方向に行きさうだったけど、そんなんなって無くて一安心。
時の皇帝の関係もまぁこんなもんでせう。
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1~6巻まで読み終わったので、こちらに感想をまとめます。
面白かったです。だんだんちゃんとストーリーが出来てきたのは、ちょっと蛇足かな? とも思わないでもないですが…、ともかくきちんと完結させようとする姿勢には好感が持てます。実際、いつまでも続けられるような設定ではないことですし。でも、この漫画に限っては、ストーリーなんて本当のところ全然重要ではない。この漫画は単純に、「風呂は素晴らしい!」というテーマだけで充分すぎるほど充分に面白いと思います。しかも、なぜか古代ローマ人が、なぜか必ず現代日本のあらゆる風呂に、なぜかタイムスリップしてくる。斬新です。斬新すぎて、意味がわかりません。いや、ええ、それで良いと思います。とりあえず、発想力がすごい!
「山賊たちがああして纏まってくれたのはひとえに「湯の力」のお陰です 湯のある場所に諍い事は生じませんからね…」…なるほど、そうかもしれません。風呂なんて、毎日当たり前に入っているのでもう有難みなんかちっとも感じなくなってしまっていますが、この漫画を読んでいると、ただゆっくりと湯に浸かり、身体を癒すということがどんなに贅沢で素敵なことかが思い起こされます。日本以外の国では風呂は身体を洗うだけのものと聞いたことがあるのですが、ちょっと信じられません。ある程度の経済力さえあれば、毎日湯に浸かるという文化を持つ国は他にもたくさんあるのではないのでしょうか? あと、フルーツ牛乳とか、温泉卵とか、ラーメンとか、やけにおいしそうで、良いですよね。
大笑いする、というよりは、ルシウスの風呂礼賛ぶりを見て、「そう、確かに風呂は素敵だ」とつい嬉しくなってしまうような、なにやら平和な漫画だと思います。どこから読み返しても、風呂、風呂、ぜーんぶ風呂。素敵な漫画です。私はこの漫画、好きです。
Posted by ブクログ
全巻通しての感想です。最初の頃のルシウス単独のギャグ多め展開も大好きでしたが後半の伊藤温泉編のラブストーリーもじわじわ好きになりました。とはいえ作者のローマ愛!!に圧倒されるばかりです。
Posted by ブクログ
6巻一気読み。面白かった。でも最後の方は恋愛要素がメインでイマイチ。さつきのおじいちゃんはめちゃめちゃかっちょ良かったけど。ただ古代ローマ人が日本の温泉やお風呂を学ぶオモシロ漫画と思ってたけど、それだけじゃなかった。一話ごとにちゃんとローマにまつわるコラムがあって、ローマの歴史や文化を教えてくれるのだ。日本の男根信仰とか日本についても同時に学べるというか。温泉ってやっぱいいよねー。ルシウスの作った風呂に入りたいぜ。映画も見よう。
Posted by ブクログ
わお、古代にいっちゃいましたか。
で、続きを読もうとしたら、、あれ?・これで終わり。。
なんか、あっけない終わり方ですが、まあ、そういうものかもなあ。
Posted by ブクログ
ルシウスの仕事と恋の一区切りを描く最終巻。どちらかと言えばあえてさつき側からのアプローチを描いているのが読者的に共感しやすくて興味深い。さつきだけでなく鉄蔵も大きく絡ませているのも盛り上がりとして面白かった。
全体として、これまでの話を活かしながら、きれいにまとめあげた印象がある。ただ、やはり序盤のころの勢いやテンポはなく、長編となったことへの対応という感も否めない。
今後この最終巻後の展開が構想されているようなので、可能ならば以前のテンポを活かした短編を期待したい。
Posted by ブクログ
風呂限定のタイムスリップ漫画。とうとうヒロインとそのじいちゃんまで古代ローマに来てしまい、タイムスリップラブストーリーになってしまった本作。まぁキレイなハッピーエンドで良かったすわ。
Posted by ブクログ
冬休みの読書。全巻いっきに読んだ。
おもしろかったー!
けど、最後の方が無理矢理すぎる展開…
ここまでブームになっちゃう予定じゃなかったみたいだから仕方ないのかな。それにしても…
ちなみに映画とは全然違ってた。
Posted by ブクログ
よんでみると面白い。しかし、最後の締め方はきれい過ぎるというか、なんというか・・・。
新しい物の見方や発想について考えさせてくれる漫画だったと思う。
Posted by ブクログ
えっ? これで終わりなの? う〜ん、ちょっとあまりに
唐突な、、、
でもまあ、いろいろ作家の事情もあるのかも、、?
いやぁ とてもユニークな設定で
存分に楽しませてもらいました
終り方はやっぱちょっと唐突感は否めませんが、
また機会があれば 続編/外伝が読みたいです
Posted by ブクログ
2013/10/25
【やや好き】完結。 ローマにワープしてしまったルシウスは、皇帝陛下の願いであるバイアエの浴場を完成させ、陛下の最期を見届ける。 さつきはローマへのワープに成功してルシウスと共に生きていく。 それにしてもさつきのお爺さんはタダ者じゃないな(笑) さつきとルシウスの再会からあっさり終わってしまったのが残念だったが、温泉関連の新連載が始まるようなのでそちらに期待したい。
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さらば、平たい顔族よ! 笑いと涙の大団円!
「マンガ大賞2010」と「第14回手塚治虫文化賞短編賞」をW受賞、2012年1月に驚愕のテレビアニメ化、
2012年4月には実写映画が公開され記録的な大ヒットとなった、超ベストセラー・爆笑コミックが、ついに完結!
“風呂"に人生を捧げた我等がヒーロー・ルシウスの、冒険と恋のフィナーレは……!?
日本を越えて世界を沸かした奇跡の傑作、全人類待望の歴史的最終6巻!
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いよいよ大団円。
無事に話は終わったわけですが。
正直、後半4巻からは、話の流れにひかれて読んだものの、当初の面白みには追いつけない感じでした。
そこは、慣れということではあったのかもしれませんが。
それでも、ちょこちょこ日本に現れては、新しいお風呂ネタを拾ってローマで実現させるという話が、やっぱり面白かったのですよ。
Posted by ブクログ
大詰めなのに、さつきと、さつきの父の冒険。
あの温泉は、あの人はその後どうなったのか?と気になるところが残されたことが残念。
本書で入浴の力の偉大さは伝わった。
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温泉街の芸者さんの娘で屈強な任侠精神と針や指圧のゴッドフィンガーを持つ祖父の元で育った才色兼備なヒロインが、晴れてルシウスと古代ローマで結ばれる最終巻。
お子ちゃまもできてハッピー・エンドでした。
古代ローマの入浴習慣と現代日本の温泉文化を比較するとうい新鮮な視点をマンガという老若男女がとっつきやすい形式で表現されたのが良かったと思います。
世界は広い。
我が家の面々も世界を見てみたいし、そのためには屈強なカラダと語学力が必要だと痛感いたしました。
そして比較するための日本の知識もね。
知識欲を刺激するためになるマンガでした。
Posted by ブクログ
お風呂が繋ぐ、古代ローマmeets現代日本アドベンチャー最終第五巻。
テルマエを愛した皇帝ハドリアヌスの人生の終焉とともに幕を閉じる物語。ルシウスとの静かな語らいのシーンはグッとくる。
まあ、そこに至るまではしっちゃかめっちゃかで帳尻合わせな感もあるが、頑張ってまとめたかなとは思う。残りも2013年からの新連載で収拾させます。とあるけれど、10年経って始まっていないということは、このまま放置なんだろうなあ。。。
Posted by ブクログ
全巻読んでの感想です。
3巻くらいで完結しても良かったかもしれない。
後半は銭湯から温泉旅館・温泉街にテーマが広がって無理して描いている感が伝わってきてしまった。
所どころに挿まれている「ローマ&風呂、わが愛」のショートエッセイはいいですね。
さつきが古代ローマにワープした時「えっ!」と思いましたが、エンディングのシーンで納得しました。
体も心も癒してくれる「お風呂」って本当にありがたい、と改めて気づかされました。
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻。
ルシウスと別れたさつきは、彼の手がかりを求めて、イタリアのバイアエの発掘調査をおこなう方法を探します。そんな彼女の姿を見た祖父の鉄蔵は、彼の人脈を駆使して、調査費を工面します。
一方、ローマへと戻ったルシウスは、命の灯が尽きようとしているハドリアヌス帝のために、バイアエでの浴場建設に力を尽くします。ところが、そんなローマに鉄蔵が飛ばされてやってきます。マッサージの腕前でたちまち評判になった鉄蔵は、ハドリアヌス帝のもとに連れて来られ、その身体を治そうと努力します。
やがて現代日本に戻った鉄蔵から、彼の不思議な体験を聞かされたさつきは、ルシウスが古代ローマ人であることを確信します。彼女はイタリアへと旅立ち、バイアエの発掘調査をおこないます。そして彼女は、ローマ時代から湧きつづけているという温泉でルシウスの声を聞き、温泉の中に身を躍らせます。
こうして、彼女の願いは叶い、古代ローマでルシウスと結ばれることになります。
最終巻は完全にロマンスです。ベタですが、締めくくりの片付けちとしてはこういうやり方になるのも納得できるような気がします。
Posted by ブクログ
最後の展開はとんとん拍子すぎてあれ?と思ったけど、バイアエの素晴らしい景観の中のとっくり持ったたぬき像を見たら、ま、これでいいか、という気持ちになったような気がします。(笑)
ところでさつきのお爺さんは一体何者なんですか!?カッコよすぎる。
お爺さんのその後を知りたいです。
ヤマザキマリさんって画力ある方だなぁ、と思ったら、フィレンツェの美術学校でルネサンス絵画を勉強してたのですね。なるほど。
Posted by ブクログ
一応最終巻。ラストはどんな風かな~と思ってたけど、かなりあっさり終わった。というかあっさり過ぎる。そういう展開にするなら、もう少し続けるか、何か一つエピソードを持ってきて書き切ってからにして欲しかったかなあ。まあでも物足りないで終わるくらいがちょうど良いのでしょうか。