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『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリ先生が描く、古代ギリシャと現代オリンピック!
身体能力は高いが争いごとを好まず、草食系オタクと揶揄される壺絵師の青年デメトリオスは村の争いごとに悩む中、オリンピックに沸く1964年の東京へとタイムスリップしてしまう。
東京で得たアイディアで、デメトリオスは村の問題を次々と解決し。。。
古代と現代の文化をふんわり、しっかり描きあげ、そしてちゃんと笑わせてくるのはさすがの一言。
古代ギリシャ文化の造詣の深さが滲み出ていて、笑いながら文化に触れられる。
64年の東京も産まれていなかった身としては、逆に新鮮で刺激的だ。
古代と現代の2つのオリンピック、そして64年の東京の空気感。『テルマエ・ロマエ』とは異なる良さがしっかりとある。
ヤマザキマリワールドにどっぷりとハマりながら、2020年の東京オリンピックに思いを馳せよう!
ちなみに私は「デメトリオスの東京での登場シーン」と「五輪音頭のくだり」がお気に入り。是非読んでもらいたい。
「弱ってる人を元気にさせるって意味なら漫画家も医者も同じでしょ」...この部分、まさにそうだなと思います。病気で寝込んでまったく動けなくなっても、漫画があったからへこたれずにここまで来れました。間違いなく。
多くの人が漫画から力をもらっていることと思います。
Posted by ブクログ 2019年05月15日
この『オリンピア・キュクロプス』は、中学校・高校の図書室に置いて欲しい漫画である
青春真っ盛りの十代にも、自分の才能と向き合う意義、夢の為に頑張る意味、自分らしく生きる意志、それを考えるためにも読んでほしい漫画だからこそ推薦するんだが、それ以上に読んでほしいのは、漫画を読むと馬鹿になる、と思っている...続きを読む
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