『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリ先生が描く、古代ギリシャと現代オリンピック!
身体能力は高いが争いごとを好まず、草食系オタクと揶揄される壺絵師の青年デメトリオスは村の争いごとに悩む中、オリンピックに沸く1964年の東京へとタイムスリップしてしまう。
東京で得たアイディアで、デメトリオスは村の問題を次々と解決し。。。
古代と現代の文化をふんわり、しっかり描きあげ、そしてちゃんと笑わせてくるのはさすがの一言。
古代ギリシャ文化の造詣の深さが滲み出ていて、笑いながら文化に触れられる。
64年の東京も産まれていなかった身としては、逆に新鮮で刺激的だ。
古代と現代の2つのオリンピック、そして64年の東京の空気感。『テルマエ・ロマエ』とは異なる良さがしっかりとある。
ヤマザキマリワールドにどっぷりとハマりながら、2020年の東京オリンピックに思いを馳せよう!
ちなみに私は「デメトリオスの東京での登場シーン」と「五輪音頭のくだり」がお気に入り。是非読んでもらいたい。
感情タグBEST3
王道「プロレス」の真髄が描かれている。
ストロングスタイル?知らないね。
まあ、古代ギリシャって案外こんな感じなのだろうね。
ストーリーは、タイムトラベルもの。
お風呂に入るかどうかの違いがあるけれど、
テルマエ・ロマエよりも面白い。
Posted by ブクログ 2021年11月25日
古代ギリシアと現代日本を行き来する、デメトリオス。 今の日本から、沢山の希望を過去の別世界に持って帰ってほしい。 時代も国も違うのに、架け橋となるデメトリオス。 友人になりたいな。
ページをめくる手がどんどん速くなってしまう。
スピード感のある一冊。
舞台の内容には度肝を抜かれました。
セットを見て、思わずそこだけ何度も見返してしまいました。