【感想・ネタバレ】オリンピア・キュクロス 7のレビュー

あらすじ

虚飾のオリンピア大祭(オリンピック)で荒廃した故郷(トリトニア)に、デメトリオスは、歌とギターで希望を灯した。だが、疫病、貧困、戦争と災禍は続く…。そこに現れた救いの手とは!? そしてデメトリオスは救世主となるか!? 人類叡智の総力をかけて、創造的な未来への道を照らす、感動の最終巻!!

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『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリ先生が描く、古代ギリシャと現代オリンピック!

身体能力は高いが争いごとを好まず、草食系オタクと揶揄される壺絵師の青年デメトリオスは村の争いごとに悩む中、オリンピックに沸く1964年の東京へとタイムスリップしてしまう。
東京で得たアイディアで、デメトリオスは村の問題を次々と解決し。。。

古代と現代の文化をふんわり、しっかり描きあげ、そしてちゃんと笑わせてくるのはさすがの一言。
古代ギリシャ文化の造詣の深さが滲み出ていて、笑いながら文化に触れられる。
64年の東京も産まれていなかった身としては、逆に新鮮で刺激的だ。

古代と現代の2つのオリンピック、そして64年の東京の空気感。『テルマエ・ロマエ』とは異なる良さがしっかりとある。
ヤマザキマリワールドにどっぷりとハマりながら、2020年の東京オリンピックに思いを馳せよう!
ちなみに私は「デメトリオスの東京での登場シーン」と「五輪音頭のくだり」がお気に入り。是非読んでもらいたい。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

マリさんの思いがガンガン伝わる、熱い一冊。
最終巻なのが残念。もっと読みたかった。
でも伝えたいことは全て描かれている気もする。

単なるタイムスリップマンガではない!とこの一冊のページを捲りながらドキドキ。
なんとテルマエ・ロマエの世界からルシウスもタイムスリップ!!
最後は円谷さんや手塚治虫さん、プラトンなどマリさんの敬愛する人達が登場!

私も歴史の中に生きている。
苦境のあと荒むこともできるし、優れた文化を生むこともできる。
作中に、印象的なセリフがいくつもあった。

1巻から読み返したくなった。
テルマエ・ロマエも。

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2022年09月24日

購入済み

深そうだ…

一読しただけではきっと分かりきらない何かがあるようだ。
生きる勇気、想像の力、エネルギーの使い方、表現…

多くのメッセージを含む人間讃歌の漫画だと思います

#笑える #アツい #深い

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2022年09月19日

ネタバレ 購入済み

大好きです。

ヤマザキ マリさんの漫画が好きですが、これまでは紙の媒体で読んでました。今回、デジタル版を購入しましたが、良かったです。これまで登場した主要脇役のみならず、なんとテルマエ・ロマエの〇〇○○まで乱入してきて、流石作者、自由だなぁと思いましたが、大好きなキャラクターなのでOKでした。

#笑える #深い #萌え

0
2022年09月18日

購入済み

ついに

なんとルシウス技師までやってきて、起死回生のアイデアが!?
正直ひどく真面目な話かと思えば、過去への干渉とかについては考証されているのか
いないのかよくわからない感じだが、一人のオタクがやり切ったところに喜びを感じる。
お疲れ様でした!

0
2025年01月28日

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