ヤマザキマリのレビュー一覧

  • 別冊NHK100分de名著 ナショナリズム

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    100分de名著シリーズ、コンパクトに物事の争点が把握できるので(深さとか、広さについて異論はあるでしょうが)、いいですよね。「ナショナリズム」という概念、私には、なかなか把握の難しい代物で、理解するためにいろいろと試行錯誤が必要でした。まだ、考えはまとまっていないものの、この一冊は、視点を与えてくれるものでした。

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    2024年03月03日
  • テルマエ・ロマエ 1巻

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    今読んでも面白い。風呂への執着がローマ人にも、と考えると、気持ちよさの追求は世界どこでも変わらないのかも、と。

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    2024年03月02日
  • CARPE DIEM 今この瞬間を生きて

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    死生観が斬新で衝撃的だった。
    人間も虫や他の動物たちと同じで、生まれた時から死に向かって歩いている。広い宇宙から見れば、人の命も虫の命も同じ一つの命であり、それがいつかなくなるのは自然なこと。だからこそ命は尊いものであり、今生きているのだから精一杯に生を全うしようと思えた。
    大切な人との別れは辛いものだし、自分がいつか死ぬことも正直まだ想像がつかないが、生をシンプルに受け止められたら、死についても自然に受け容れられるような気がしてきた。
    ヤマザキマリさんの捉え方はスケールが大きくて、身近な悩みがどれもちっぽけなものに思えるから好き。読むといつもすっきりするし、ただ今を生きよう!と思える。

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    2024年02月22日
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

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    ちょっと一風変わった母親を持った身としては、分かりみが深すぎて、抱腹絶倒しながら読むことを禁じ得ない、しかも本当に、愛に溢れた書。

    普通の人と違うことをするから、変人扱いされることが多いんだけど、変わらぬ自分なりの信念を持っていて、愛情は誰よりも深い。
    あとがきで、少し認知症が進行してきたから、この本を一緒に笑って読んでは貰えないけれど、いっしょに居られるだけで幸せ…みたいなところに、涙が溢れた。でもきっと、ヤマザキマリさんが連載されていた『立っている者は母(リョウコ)でも使え!』はちょくちょく読まれていたのだろうし、ヤマザキさんの気持ちは十分伝わっていると思う。。

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    2024年02月15日
  • 貧乏ピッツァ(新潮新書)

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    「ヴィオラ母さん」に育てられた食に関する最強のエッセイ第二弾! 幼少期の食に係るトラウマが爆発する様が大爆笑を巻き起こす! この親にしてこの子あり!  親子の絆の素晴らしさを感じさせられる傑作です。

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    2024年05月24日
  • 貧乏ピッツァ(新潮新書)

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    書店で平積みされているのをたまたま見かけ、イタリア人のマッシさんが紹介していた本だなと手に取ってみたら、数日前に読んだ「ラテン語で世界はできている」の著者ラテン語さんと対談していた方だと気づく。実は「テルマエロマエ」の作者さんであるということも知らなかった。

    イタリア人が食に強いこだわりを持っているのは知っていたが、自分たちの食文化に誇りを持っているがゆえに、実は食に対してかなり保守的だというのは意外であった。これはイタリア人に限ったことではなく、私の知る限りではトルコ人も似た傾向にあるように思う。食わず嫌いが多く、少しの味見も怖くて試したがらない。なお、過去最も怖がられ不評だったのは海苔。

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    2024年02月02日
  • 貧乏ピッツァ(新潮新書)

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    食べ物、家族、海外の食、色々興味深い楽しい本でした。ヤマザキさんのお母さんの、暮しの手帖のくだり、何となく気持ちがわかる私です。少ししたらもう一度読もうと思います。

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    2024年01月07日
  • 猫がいれば、そこが我が家

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    他者をどれくらい慮れるか、
    それが人間であろうと動物であろうと、
    つまり利他性こそが人間という生体の成熟を意味するんじゃないだろうか

    ヤマザキマリさんの
    夫、ベッピーノさんの言葉だ。

    シリアでロバの死骸が路上に放置されていたのを見て、呟いたそうだ。

    荷物を運べなくなったから
    捨てる。人間の役にたたなくなったから。

    そんなの、間違った考えなのは明白なんだけど、

    そこで猫と自分の関係について
    思いを馳せるのが
    ヤマザキマリさんだ。

    自分の心が満たされるから猫と暮らしてきたんじゃないのか、と。

    猫と暮らすことは、
    古くから世界中の人々が
    してきたことだ。

    暮らしてみると、
    猫が与えて

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    2023年12月26日
  • 貧乏ピッツァ(新潮新書)

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     「テルマエ・ロマエ」からのファン。漫画も最近作は既視感があるので、エッセイの方が面白い。毎日新聞の書評欄に紹介されていたので、即購入して一気読み。 
     前作「パスタぎらい」同様に世界の食文化を題材とした比較文化論。どのエピソードも面白いし、文章もとても上手。ヤマザキマリのお母さまがすばらしい子育てをされたんだなといつもしみじみ思います。気軽に美味しいイタリアンを食べたくなりました。高級な敷居の高いところなんて行かなくていいんですね。

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    2023年12月24日
  • たちどまって考える

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    コロナ禍におけるイタリアと日本の考え方の違いについて主に書かれていた。心の奥の方では分かっていたけどあえて触れてこなかった日本人の特性のような部分をズバズバと話していた。日本人の性格を批判されているようにも感じたが、その通りだと感じることが多かった。ただ、これで悲観的になるのではなくいろんな国の特性を理解してみようと思える内容だった。

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    2023年12月21日
  • 貧乏ピッツァ(新潮新書)

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    P236
    あとがきより

    貧乏だからといって、まずいものしか食べられないということはない。味覚というのは想像力の力を借りさえすれば、いかようにでも美味しさという幸福感を与えてくれる。

    イタリアでのド貧乏学生時代は、お金も食べるものも、無くなり絶望的な状況に陥ったことが何度もあるが、そんな時にやっとありつけた食事の美味しさだけは克明に覚えている。
    安寧の中でいただくミシュランの星付きレストランでのゴージャスな食事もいいけれど、私にとって美味しさとは、空腹と食欲という本能の容赦ないアグレッシブさがあってこそ、極みをもたらしてくれるものなのである。


    以上あとがきより
    このエッセイを集約している

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    2023年12月14日
  • とらわれない生き方 母として 「いいお母さん」プレッシャーのかわし方

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    子どもはあなたが思っている10倍は、あなたのことを愛している

    あなたが大好きだから、わたしから離れなさい、大好きだから、自分の人生を謳歌しなさい

    共感とともに、たくさんメモをしました。

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    2023年12月10日
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

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    ヤマザキマリさんがどうやって育てられたのかが気になり読みました。
    破天荒でいわゆる「母親業」をしていないけれど、生きていく上で大切なことはちゃんと伝わるんだなぁと思いました。
    お母さんと一言で言っても、本当に十人十色。
    正解なんてないし、そんなことにこだわる必要もないと感じました。

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    2023年12月02日
  • CARPE DIEM 今この瞬間を生きて

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    手に取り、読み進み...
    「なんか理屈っぽいなぁ〜」なんて思いながら読み進んでいました。
    老後対策どうしようと思って読んでいるのに...

    まっ最後まで読んで見るか...って感じで読み進みました。

    賢く理論的な展開で進みます。本人の実体験から構成されています。
    「年老いること」を前向きに捉え、今まで読んだ「老後の・・・」etcとは全く別物のように感じました。
    メメント・モリ(死を思え)&カルペ・ディエム(今この瞬間を生きて)
    この二つの意味がとても善く理解できた。
    (彼女の周りのエピソードから)

    自分を肯定して老人力を身につけ逞しく生きるぞ!みたいな気持ちになります。

    いい本でした。

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    2023年11月27日
  • 国境のない生き方 -私をつくった本と旅-(小学館新書)

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    パワフルの権化みたいな人でビックリ。
    テルマエ・ロマエの作者さんだったんですね。

    何気なく読み始めた本だったけど、たくさん得るものがあって読んでよかったなと思った。
    テルマエ・ロマエも読んでなかったのですぐに読んでみようと思う。

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    2023年11月21日
  • 歩きながら考える

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    昆虫の視点から人間世界を描くところがよかった。

    昆虫はただ生きるだけに精一杯なのに対して、人間は住みやすいように楽をしようとしている。そして、ひとたび混乱が発生すると、パニックになってしまう。

    昆虫のように生きよ、とは言わないが、彼らから学ぶ点もあるという。にしても、昆虫好きの女性がいるとは珍しいのでは。

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    2023年10月29日
  • CARPE DIEM 今この瞬間を生きて

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    ヤマザキマリさんの家族の話を混じえた老いることや死についてなど、わかりやすい内容でした。
    老いを感じ始めた40代の私ですが、
    老いていいんだ、と思えてこれからの人生を受け入れることができそうだなと、本当に読んでよかったです。

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    2023年10月25日
  • CARPE DIEM 今この瞬間を生きて

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    ヤマザキマリさんのエッセイ。
    とても読みやすいものでした。

    ヤマザキマリさんと言えば、テルマエロマエの作者で
    少し前までは漫画家さんだと思っていましたが、歴史を取り上げたテレビ番組でお見かけして
    こんなに知性があってこんなにしっかり話される聡明な女性なんだと驚きました。

    この本でその聡明さの理由がとても良くわかりました。
    この本の内容はヤマザキマリさんの生い立ちから現在までにも触れつつ、ビオラ奏者のお母様の旅立ちを通してその死生観や生きる事生活する事を綴っています。

    この本を読んで今まで以上に、ヤマザキマリさんに好感を持ちましたし、またこうして絵以外のものも世に出してお考え拝聴したいなと

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    2023年10月21日
  • プリニウス 12巻(完)

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    10年の時を経て完結。歴史に記録されているところは押さえた上で二人の作者による調査と空想による壮大な物語。暴君ネロは実は精神的に虚弱という設定、歴史的な記録がよくわからないプリニウスを好奇心旺盛なお方として描き、諸国漫遊とを上手く対比させての構成もよかったです。作画も素晴らしく古代ローマに一時連れて行っていただいているかのようでした。楽しく読めました。

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    2023年10月08日
  • プリニウス 9巻

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    信頼していた将軍も処刑し、祭りにうかれ、麻薬漬けとなり、狂人となったネロ。プリニウスと面会するも正気には戻れない。孤独な皇帝の悲劇ですね。
    プリニウス一行は、再会と別れがありつつ、新たな旅に向かう。権力と自由どちらがよいかはわからないですね。

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    2023年10月07日