ヤマザキマリのレビュー一覧

  • とらわれない生き方 母として 「いいお母さん」プレッシャーのかわし方

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    子どもはあなたが思っている10倍は、あなたのことを愛している

    あなたが大好きだから、わたしから離れなさい、大好きだから、自分の人生を謳歌しなさい

    共感とともに、たくさんメモをしました。

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    2023年12月10日
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

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    ヤマザキマリさんがどうやって育てられたのかが気になり読みました。
    破天荒でいわゆる「母親業」をしていないけれど、生きていく上で大切なことはちゃんと伝わるんだなぁと思いました。
    お母さんと一言で言っても、本当に十人十色。
    正解なんてないし、そんなことにこだわる必要もないと感じました。

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    2023年12月02日
  • CARPE DIEM 今この瞬間を生きて

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    手に取り、読み進み...
    「なんか理屈っぽいなぁ〜」なんて思いながら読み進んでいました。
    老後対策どうしようと思って読んでいるのに...

    まっ最後まで読んで見るか...って感じで読み進みました。

    賢く理論的な展開で進みます。本人の実体験から構成されています。
    「年老いること」を前向きに捉え、今まで読んだ「老後の・・・」etcとは全く別物のように感じました。
    メメント・モリ(死を思え)&カルペ・ディエム(今この瞬間を生きて)
    この二つの意味がとても善く理解できた。
    (彼女の周りのエピソードから)

    自分を肯定して老人力を身につけ逞しく生きるぞ!みたいな気持ちになります。

    いい本でした。

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    2023年11月27日
  • 国境のない生き方 -私をつくった本と旅-(小学館新書)

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    パワフルの権化みたいな人でビックリ。
    テルマエ・ロマエの作者さんだったんですね。

    何気なく読み始めた本だったけど、たくさん得るものがあって読んでよかったなと思った。
    テルマエ・ロマエも読んでなかったのですぐに読んでみようと思う。

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    2023年11月21日
  • 歩きながら考える

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    昆虫の視点から人間世界を描くところがよかった。

    昆虫はただ生きるだけに精一杯なのに対して、人間は住みやすいように楽をしようとしている。そして、ひとたび混乱が発生すると、パニックになってしまう。

    昆虫のように生きよ、とは言わないが、彼らから学ぶ点もあるという。にしても、昆虫好きの女性がいるとは珍しいのでは。

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    2023年10月29日
  • CARPE DIEM 今この瞬間を生きて

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    ヤマザキマリさんの家族の話を混じえた老いることや死についてなど、わかりやすい内容でした。
    老いを感じ始めた40代の私ですが、
    老いていいんだ、と思えてこれからの人生を受け入れることができそうだなと、本当に読んでよかったです。

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    2023年10月25日
  • CARPE DIEM 今この瞬間を生きて

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    ヤマザキマリさんのエッセイ。
    とても読みやすいものでした。

    ヤマザキマリさんと言えば、テルマエロマエの作者で
    少し前までは漫画家さんだと思っていましたが、歴史を取り上げたテレビ番組でお見かけして
    こんなに知性があってこんなにしっかり話される聡明な女性なんだと驚きました。

    この本でその聡明さの理由がとても良くわかりました。
    この本の内容はヤマザキマリさんの生い立ちから現在までにも触れつつ、ビオラ奏者のお母様の旅立ちを通してその死生観や生きる事生活する事を綴っています。

    この本を読んで今まで以上に、ヤマザキマリさんに好感を持ちましたし、またこうして絵以外のものも世に出してお考え拝聴したいなと

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    2023年10月21日
  • プリニウス 12巻(完)

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    10年の時を経て完結。歴史に記録されているところは押さえた上で二人の作者による調査と空想による壮大な物語。暴君ネロは実は精神的に虚弱という設定、歴史的な記録がよくわからないプリニウスを好奇心旺盛なお方として描き、諸国漫遊とを上手く対比させての構成もよかったです。作画も素晴らしく古代ローマに一時連れて行っていただいているかのようでした。楽しく読めました。

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    2023年10月08日
  • プリニウス 9巻

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    信頼していた将軍も処刑し、祭りにうかれ、麻薬漬けとなり、狂人となったネロ。プリニウスと面会するも正気には戻れない。孤独な皇帝の悲劇ですね。
    プリニウス一行は、再会と別れがありつつ、新たな旅に向かう。権力と自由どちらがよいかはわからないですね。

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    2023年10月07日
  • プリニウス 8巻

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    ネタバレ

    奸臣により市民の心は離れ、師匠セネカにも自死を求め、愛妻も毒殺され、精神崩壊寸残の皇帝ネロ。なんだか気の毒。プリニウス一行は、アレキサンドリアからのクレタへ移動。世界の七不思議の2つと歯車仕立ての機械に驚く。

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    2023年10月07日
  • 仕事にしばられない生き方(小学館新書)

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    大笑いしたというか、泣き笑いしたというか、傑作でした。

    ヤマザキ マリ なぜ、カナなのかなとおもいましたが、けっこう雰囲気ありましたね。
    「今回、私なりに試行錯誤してきた仕事遍歴を、あらためて振り返ってみました。」
    本人はかなりきてたんでしょうけれども、外野から見ていると、大笑いしてしまう、失礼な気持ちになりました。
    本人が貧乏と思い切りよい猛者であるなら、母は、さらにその上をいく猛者なのです。
    さらにマリは、人の考えもしないようなすさまじい、仕事をくりかえしていきます。

    気になったのは、以下です。

    ・仕事とは何か、本気でやりたいことなら、思う存分やればいい。ただ、誰にも認めらえず、貧し

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    2023年10月06日
  • イタリア家族 風林火山

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    文化の違いから受け入れがたい常識や、案外すんなり違和感ないものまで。

    お国違えど嫁姑問題は万国共通。

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    2023年09月07日
  • 人類三千年の幸福論 ニコル・クーリッジ・ルマニエールとの対話

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    ・芸術との向き合い方
     今まで義務教育を通して勉強してきた「芸術」。正直、必要ないものだと考えていた。学びたい人だけが学べば良い、などという碌でもないことを考えていた。
     しかし今ならはっきりと、それが間違っていることが分かる。芸術が必要ないなど、あり得ない。芸術には様々な国の言語、歴史、文化、価値観が現れており、それが今現在も時代を超えて我々に形を持ってその意味を伝えてくれている。それが人類にとって(少なからず私にとって)必要なものではない、などと考えていた自分が情けない。芸術はその時代の人々を映した「鏡」である。それがたとえ美しいものでも、醜いものでも。「人間」という生き物を知るには最良で

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    2023年09月01日
  • 妄想美術館

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    付き合いで美術館やアートギャラリーに行く前に読むと良さそうな本。
    関心のなかった分野でもこの2人のやり取りが面白く興味の幅が広がる。

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    2023年08月16日
  • 望遠ニッポン見聞録

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    海外に行くと
    新しい文化や人、物に出あう。
    そして、知ると共に
    日本や自分について
    振り返ってみる機会にもなる。
    それが海外へ行く
    おもしろさの一つだと思う。

    いろいろな国で長く暮らしてきた
    ヤマザキさん。
    いろいろな視点から
    ニッポンを振り返って
    良いことも
    そうとは言えないことも
    感じたことが
    ありのままに綴られている。

    でも、
    母国日本に対しても
    これまで訪れたり暮らしたりした国々にも
    愛情と尊敬の念を持っていることが
    きちんと感じられる。

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    2023年08月06日
  • プリニウス 10巻

    購入済み

    完結!

    この巻はネロの最期が上手く描かれた名作です。後代の説を捨て、残忍と言うより悲しい王様を描くことで当時のローマを理解できそうです。とりみきのとんでもない細かさに、完結するのかと心配してましたが杞憂でした。

    #ドキドキハラハラ #深い #感動する

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    2023年07月21日
  • 人類三千年の幸福論 ニコル・クーリッジ・ルマニエールとの対話

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    最近、色々と辛いことが多いのであるが、この本を読んで人生なるようにしかならんのだと言うことを改めて感じた次第。

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    2023年07月02日
  • 別冊NHK100分de名著 「わが道」の達人 水木しげる

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    水木さんに対する愛が込められた一冊。読むべき一冊だと思う。
    今まで戦争がテーマや舞台の作品にばかり注目してきたけれど、そうでない作品にも、やはり時代の風刺や反戦の思いが込められていることを知りました。もっと読みたいです。

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    2023年06月10日
  • 国境のない生き方 -私をつくった本と旅-(小学館新書)

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    まじでバイブル!!どうしようもなく辛かったことも後々振り返ると、必要な経験だったことがある。どんな悩みも地球規模で考えたらハナクソ、それな。

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    2023年06月07日
  • 壁とともに生きる わたしと「安部公房」

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    『ただ、時々こういった人間社会を俯瞰で考察した寓話や小説を読んで、現実の正体を確認しておくことも必要だと思っている。政府やメディアの報道や宣伝を鵜呑みにしてしまうような脳にならないようにするためにも、こういう作品を読んで我々が生きる社会に対する猜疑心を機能させておいたほうが、よほど自分を救うことになる』―『第三章 「革命」の壁―『飢餓同盟』』

    日本放送協会の「100分de名著」で「砂の女」を取り上げていたのを見て、何故ヤマザキマリなのかと思ったけれど、この一冊を読んで得心した。ここには如何に彼女が安部公房を読み込んできたかが縷々綴られている。そしてその読みも確かなものだと思う。その読みは、研

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    2023年05月24日