中島岳志の作品一覧

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作品一覧

2024/04/26更新

ユーザーレビュー

  • 別冊NHK100分de名著 ナショナリズム
    100分de名著シリーズ、コンパクトに物事の争点が把握できるので(深さとか、広さについて異論はあるでしょうが)、いいですよね。「ナショナリズム」という概念、私には、なかなか把握の難しい代物で、理解するためにいろいろと試行錯誤が必要でした。まだ、考えはまとまっていないものの、この一冊は、視点を与えてく...続きを読む
  • 別冊NHK100分de名著 メディアと私たち
     私たち自身がどのような視点やバイアスを持ってメディアやネットの情報に接しているかを考えさせられる。特に日本人特有の「空気」について論じた『「空気」の研究』に興味を持った。戦艦大和の出撃が決定された「空気」や、身近なものでは会社の会議で最高決定権を持つ人の発言への忖度など、個人の意思に反していても集...続きを読む
  • 保守と立憲 世界によって私が変えられないために
    保守と立憲 中島岳志

    昨年、『リベラル保守宣言』を読んでから、中島先生の本を読み漁っている。共著である『利他とは何か』と含めると、本書は8冊目にあたる。中島先生の言う、保守思想というものは非常に納得感がある。本書でも、その他の書籍と同様に、保守主義について、「人間の無謬性への懐疑主義的な人間観」と...続きを読む
  • 保守と大東亜戦争
    116ページ
    田中美知太郎と反時代精神のところ。
    民主政治は、「劣悪者」を指導者に選ぶと、途端に「最悪の独裁政治に転化」してしまいます。そして、独裁政治は「組織の末端において愚劣さは倍加される」ため、国民はさらに劣悪な状況に置かれることになります。


    戦争中に声高に「国体」を叫んだ人間と、戦後に「...続きを読む
  • 保守と立憲 世界によって私が変えられないために
    保守とは何か、という点が極めて分かりやすく痛快に論じられている。

    リベラルと保守を対立構造で理解しがちだが、リベラルの対義語はパターナル(父性的)である。そのため、左が革新(リベラル)で右が保守という認識の仕方は改めた方が良いだろう。

    保守という政治的立ち位置とは何か、という観点から日本の政治を...続きを読む

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