保守と立憲 世界によって私が変えられないために

保守と立憲 世界によって私が変えられないために

1,782円 (税込)

8pt

4.0

右でも左でもなく前へ。私が確信を持ってそう言えた背景には、中島さんの言葉がありました。ー 枝野幸男(立憲民主党代表)

枝野幸男 立憲民主党代表との対談を収録。


保守こそリベラル。なぜ立憲主義なのか。「リベラル保守」を掲げる政治思想家が示す、右対左ではない、改憲か護憲かではない、二元論を乗り越える新しい世の中の見取り図。これからの私たちの生き方。
柳田国男、柳宗悦、河上徹太郎、小林秀雄、竹内好、福田恆存、鶴見俊輔、吉本隆明らの思想=態度を受け継ぐ。

【著者プロフィール】
1975年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院准教授を経て、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大仏次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。

著書に『ナショナリズムと宗教』、『インドの時代』、『パール判事』、『朝日平吾の憂鬱』、『保守のヒント』、『秋葉原事件』、『「リベラル保守」宣言』、『血盟団事件』、『岩波茂雄』、『アジア主義』、『下中彌三郎』、『保守と立憲』、『親鸞と日本主義』、『保守と大東亜戦争』、『自民党
価値とリスクのマトリクス』などがある。

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保守と立憲 世界によって私が変えられないために のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    保守と立憲 中島岳志

    昨年、『リベラル保守宣言』を読んでから、中島先生の本を読み漁っている。共著である『利他とは何か』と含めると、本書は8冊目にあたる。中島先生の言う、保守思想というものは非常に納得感がある。本書でも、その他の書籍と同様に、保守主義について、「人間の無謬性への懐疑主義的な人間観」と

    0
    2023年12月04日

    Posted by ブクログ

    保守とは何か、という点が極めて分かりやすく痛快に論じられている。

    リベラルと保守を対立構造で理解しがちだが、リベラルの対義語はパターナル(父性的)である。そのため、左が革新(リベラル)で右が保守という認識の仕方は改めた方が良いだろう。

    保守という政治的立ち位置とは何か、という観点から日本の政治を

    0
    2023年10月10日

    Posted by ブクログ

    中島岳志さんをこれからもずっと追っていきたい。どの著作もすごく勉強になるし、考えさせられる。

    論理的思考ができない、論理的に破綻していても平気でいられる人にどのように対応すればいいのか。
    論理的に考えることを得意にするはずの人はそうでない人をとても看過できないと思いきや、保身のためなのか、出世のた

    0
    2018年04月22日

    Posted by ブクログ

    中島の考える保守についてはよくわかった。
    ただ、タイトルどおり保守と立憲についてしっかり読みたかった。
    書き下ろしが少なすぎる。

    0
    2018年06月19日

    Posted by ブクログ

    同い年なのよね、中島岳志。同じ年に同じ大阪の大学に通ってた(当時は別々の大学やったけど)人がTVでコメントとかしてるの見て「オレらもそんな歳になったのか」と思った覚えがある。報道ステーションでまだレギュラーではなかった頃、政治学の研究者をやってる先輩と飲んでる席で「中島岳志ってどう思います?」って聞

    0
    2018年04月02日

    Posted by ブクログ

    執筆当時のタイムリーネタが多く2024年現在では古く感じたが、他の本でも書いてる政治家のスタンスを四分割して理解しやすくする手法は好き。
    一般に先人の叡智を利用している現状を表すのに巨人の肩の上という表現を使うがこの本ではストレートに「死者」という言葉を使う。独裁国家や安倍晋三元首相(今は死者)を例

    0
    2024年03月05日

    Posted by ブクログ

    保守とパターナル、リスクの個人化/社会化で見る政治の姿勢。
    確かに論点は多様化し、個別政策の差は大きくないかもしれないが、優先順位、手順に違いが現れるものか。

    ・特定の時代・時間に制約され、能力的限界に規定されているという謙虚で積極的な「諦念」を持つこと

    ・歴史の風雪に耐えてきた伝統・慣習・良識

    0
    2023年01月09日

    Posted by ブクログ

    安倍首相が立憲主義を壊そうとしているという危機感が溢れる文章が多い中で、オルテガ、マンハイム、福田恆存、吉本隆明などの説明が出てきたり…。保守とはリベラル、それは安倍政権、ネオコン政権や共産主義政権、ヒトラーのファシズム政権のパターナルな決断主義との対極にある!保守にとって重要なのは死者の立憲主義で

    0
    2019年03月01日

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