上野千鶴子の作品一覧
「上野千鶴子」の「家父長制の起源 男たちはいかにして支配者になったのか(集英社シリーズ・コモン)」「上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「上野千鶴子」の「家父長制の起源 男たちはいかにして支配者になったのか(集英社シリーズ・コモン)」「上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
さらっと一読。最後の、色川先生についての文章が秀逸。
週刊誌の騒ぎように対して、自分から見える心の景色を、おそらく言葉を厳選して表現している。これが彼女なりの闘い方なのだろう。
上野千鶴子が実は結婚していた、世間を裏切った、という週刊誌の騒ぎ立てに対して、いろいろ説明もできたはずだ。介護や相続の手続きで籍を入れていたほうが便利だったのだ、とか。そうすると、週刊誌と同じ土俵に立ってしまうから、それに応戦されてめんどくさいことになる可能性がある。
そうではなく、自分はただ自分の人生を生きている、好きなものを楽しんでいる、と淡々と語ることで、だれも反対しようがなく、相手の戦意を喪失させる。暗に
Posted by ブクログ
男女雇用機会均等法、1期生。
40年を経た今、1985年が
「女性の分断元年」
であったという記述に、やっぱり、と感じた。
分断され、利害が一致しない。
「紳士服仕立て」の服を着て、わきまえながらも上り詰めた人たちが、子どもがいてもいなくても、どんなバトンを次世代に渡せるか
自分はもう非正規だけど、しっかり見つめ続けたい。
中学校の教科書に!
何故、学ぶのか、漫画を読むだけではダメなのか
を知るために。
(「道徳」より響く。家庭が具体例の宝庫だから。)
東京都写真美術館のミュージアムショップで、大切にカバーをかけられて置かれていなければ、手に取る機会がなかったかもしれない1冊。