家父長制の起源 男たちはいかにして支配者になったのか(集英社シリーズ・コモン)

家父長制の起源 男たちはいかにして支配者になったのか(集英社シリーズ・コモン)

上野千鶴子氏絶賛!
「家父長制は普遍でも不変でもない。
歴史のなかに起源のあるものには、必ず終わりがある。
先史時代から現代まで、最新の知見にもとづいた挑戦の書」
男はどうしていつも偉そうなのか。
なぜ男性ばかりが社会的地位を独占しているのか。
男性が女性を支配する「家父長制」は、人類誕生の時から続く不可避なものなのか?

これらの問いに答えるべく、著者は歴史をひもとき、世界各地を訪ねながら、さまざまな「家父長制なき社会」を掘り下げていく。
徹底した取材によって見えてきたものとは……。
「抑圧」の真の根源を探りながら、未来の変革と希望へと読者を誘う話題作!

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家父長制の起源 男たちはいかにして支配者になったのか(集英社シリーズ・コモン) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    家父長制のはじまりなど考えた事がなかったので純粋に面白かった。また、私自身の知識に偏りがあるのだと思い知らされた。家母長制があったり、スパルタ国の女性がイキイキと活動していたり。宗教もその時代の統治者によって都合よく変更されたり┅とすると天皇制を男系を主張する人達もなにやら

    0
    2024年12月31日

    Posted by ブクログ

    瀧波ユカリが紹介してたので読んでみた。家父長制を固定的・普遍的な構造としてではなく、「変化し得るもの」として扱っている点が新鮮だった。霊長類社会におけるジェンダー構成の多様性、世界各地における母系社会の存在、DNA解析によるヨーロッパでの家父長制の広がり、さらにはアテネとスパルタの女性像の対比と、そ

    0
    2025年07月05日

    Posted by ブクログ

    訳文が読みやすく理解しやすい。
    「起源」とタイトルについているので時系列的に書かれたものを想像していたが、テーマごとに章を追って書かれている。
    母系社会は過去から時系列的に遡って分かる単純なものではなく局地的に発生したり移行したりしていて発生の理由も単一ではないとの事らしく、読み進めてもそれを母系と

    0
    2025年03月10日

    Posted by ブクログ

    男性が女性を支配する家父長制はしっかり頭と心に染み込んでおり、それを生物学的に説明する説もあったりしたが、この書は古代から現代までの歴史的に家父長制を調べ、そしてイスラム圏や社会主義圏での家父長制を論じる。また生物学的に規定されたものでないことを証明する大胆な書である。家父長制は支配の道具であり、現

    0
    2024年11月28日

    Posted by ブクログ

    実質的な中身は「おわりに」の4ページのみ。本編はやたらと多くの学者やジャーナリストの研究・コメントの引用をつなぎ合わせた「事例集」の連続でしかなく、平板感が強い。邦訳タイトルで付加されている「起源」という語が想像させるような学問的な深みは無い。

    0
    2025年04月28日

    Posted by ブクログ

    この本を読んだだけで何かを得られる訳ではないが、日本の家父長性に触れている訳者の解説だけでも一読の価値はあると思う。

    0
    2025年03月20日

    Posted by ブクログ

    おそらく、フェミストの人々にとってもあんまりよい本ではない。そもそも「家父長制」を「男性の女性に対する支配」みたいにとらえていて、それじゃだめっしょ。むしろ、ケイトミレット先生みたいに、「男が男を支配する」システムでもあることを見ないと話にならない。ちゃんと他の人々が別の形の理解をしめしてくれてるの

    0
    2024年12月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    インド系イギリス人ジャーナリストの方の書かれた本。

    家父長制について歴史をさかのぼって調べていくと、家父長制といってもいろいろあること、

    男と女、という2つの性別の関係性は、いろいろあって今も変化しているということ、

    それでもやっぱ、どっかからかこの今の家父長制的な関係性がメジャーになってきて

    0
    2025年03月13日

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