上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

1,320円 (税込)

6pt

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日本の何が問題なのか?
母娘問題、セクハラ、結婚・恋愛・子育て、団塊世代と大学闘争、性暴力などについて徹底的に語り合った7時間!

◆もくじ◆
はじめに 田房永子

第1章 女はどうしてこんなに大変なの?
母のふたつのメッセージ。「手に職つけろ」と「結婚して子どもを産め」
団塊母とロスジェネ娘、価値観のねじれ
1960年代の大学闘争。その時、母は? 上野千鶴子は?
彼女が毒母になったワケ
母から娘へ、暴力の連鎖を止めるには
「おまえのため」は「私のため」だった
母も、そのまた母も、女はいつの時代も大変!
団塊世代はこうして生まれた
お母さんに認めてほしかったお母さん
すべての母は抑圧的
当事者にならない団塊父
母という名の女には勝てやしない

第2章 女はどうやって闘ってきた? どうやって闘えばいいの?
個人的なことは政治的なこと
性革命とウーマンリブ
上野千鶴子がフェミニストになったワケ
ジーパンで性的主体性を取り戻した!?
A面とB面/市場と家族
障害者運動とフェミニズム。優生保護法改悪反対運動
働く女と専業主婦の分断は誰のせい?
「活動専業・主婦」たちの闘い方
幼保無償化は女を分断する

第3章 結婚・恋愛・子育てについて真剣に考えてみる
戦場を非日常に移した女たち
「一人一殺」。家庭から社会を変える!
男が自発的に変わらないのは「男ボーナス」があるから
結婚、恋愛、ナメンなよ!
半世紀たって女の結婚願望は変わった?
「花嫁候補」から「戦力」になった女性社員
子どもを産むのは親のエゴイズム
ナメたツケは子どもに回る
子どもには干渉するのに夫に踏み込まない妻、妻から逃げる夫
手を抜かない交渉を続けないと夫婦の関係は変わらない

第4章 フェミニズムと性の話。おっさん的想像力よ、さようなら!
That's very オヤジ!? That's very 東大!?
娘の母として性を考える
おっさん的想像力を撲滅したい!
息子の母として「性」を考える
「フェミニスト=性に厳格」という思い込み
モテる女はおとせる女?
私たちは山ほど洗脳されている!
子ども向けアニメ・漫画で進む男子と女子のミスマッチ
オーガズム、それが私の革命!

第5章 私はフェミニスト!
フェミニストはモテない、嫌われる、いじられる?
テレビ番組やCMは炎上して学習してもらえばいい
フェミニストのイメージが変わってきた!
男は権力の側にいることを自覚している
「フェミニスト=男になりたい女」という誤解
女も戦争に行ってはじめて平等?
フェミニズムは学校で教えられるものか?
戦争神経症の問題はホモソの象徴
フェミニズムは女が女であることを愛し、受け入れる思想
私はフェミニスト!

おわりに 上野千鶴子

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上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください! のユーザーレビュー

近年、話題になることの多い「フェミニズム」。興味はあるけど難しそう…。結局フェミニズムって何だろう? そんな人に向けた、令和のフェミニズム入門書を紹介します!
本書は、社会学者・上野千鶴子先生と漫画家・田房永子先生の、フェミニズムに関する対談がまとめられています。この本が入門書として特にオススメなのは、上野先生と田房先生お二人の会話形式で進むため、分かりやすく、肩肘張らずに読むことができる点です。専門用語は必ず説明がつきますので、知識「ゼロから」でも問題なく歴史を学べます。本書ではフェミニズムを、仕事や恋愛、子育てなどの身近なトピックのなかに落とし込みながら紹介しています。読みながら「あの時感じていたモヤモヤって、フェミニズムの問題だったのか!」とスッキリすること間違いなし! ちなみに私はかなりスッキリしました(笑)。
フェミニズム、なぜか気になるけど、なんとなく足踏みしてしまう。そんなあなたにこそオススメの一冊です。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ▼「女ぎらい」という上野さんの本を読んでいて。そういえば、この本を前に買って読んでなかったなあ、と思い出して。こっちを先に読みました。

    ▼フェミニズム入門、ということでいうとこっちのほうが読みやすいですね。ただ一方でフェミニズムというのが、「弱者が弱者のままで尊厳のある生き方ができるという理想」だ

    0
    2024年12月27日

    Posted by ブクログ

    少し前にコテンラジオの「性の歴史」で女性の人権が認められるようになってきたのは歴史的にもつい最近だと聞いたことと、本書で団塊の世代以降の母や女性の姿が語られていたことがリンクして、自分の母や義母や妻や妹や娘たちも思い浮かべながらリアルに女性の気持ちを想像することができた。

    お互いに踏み込まない、気

    0
    2024年01月23日

    Posted by ブクログ

    フェミニストに対する理解度が深まった感覚。ホモソーシャルな社会に所属している自覚って、こんなにも意識の表層には出てこないものんだなと気付かされる。

    「一人一殺」の夫婦関係って身に染みる。価値観が断絶してしまっているところがデフォルトなんだから、責めあって罵り合うのが成長には必要なんだな。諦めたふり

    0
    2023年05月29日

    Posted by ブクログ

    すんばらしい本であるし、
    この方が東大の学長になったということは、日本の最高学府もまだまだ捨てたものでない、という気がした。

    股を開いて一人一殺!!

    0
    2023年02月14日

    Posted by ブクログ

    会社で女性活躍推進の研修ビデオみたいなものを見せられたことがあった。
    講師の女性が、産休後に社会で活躍するためには、育休中に各自で仕事に役立つような勉強をしておくことが大切だ、と話していた。
    その時に、女が社会で活躍するには、男より余分な努力をしないといけないのか、と思った気持ちが、この本を読んだら

    0
    2022年05月07日

    Posted by ブクログ

    女性の扱われ方学ぶとよくわかる! 女性の扱われ方を歴史的に学ぶと、親の価値観と子の反発がよく分かる。課長制度で辛い思いした人多かったのだろうな。
    だから、子にはそれに打ち勝てる能力を親は求めすぎる。個人の性格だけが問題じゃなくって、社会の問題なのかもしれない

    0
    2025年12月02日

    Posted by ブクログ

    2人の会話形式で進むので読みやすい
    フェミニズムという概念について自分で勉強しようとしないとふわっとした理解しかなかったということを思い知らされるが、タイトルの通り入り口を提供してくれる本だと思う
    上野先生の言葉はイメージ通り鮮烈で興味深く読み進められる
    田房さんの漫画やイラストも可愛らしく読みやす

    0
    2025年07月27日

    Posted by ブクログ

    社会の流れ自体を簡単に変えることはできなくて、幼い頃から刷り込まれて教育されるものに今すぐに抗うのは難しいし、上野千鶴子先生が生涯をかけて戦ってきても社会には微々たる変化しかない。だからそこに期待するのは難しい。
    その上で、「個人的なことは政治的なこと」と言う言葉の意味を深く捉えて理解し、自分が変え

    0
    2025年05月22日

    Posted by ブクログ

    女の選択肢は増えたけどそもそもが男社会。これを当たり前として育てられたら、自分に不都合でもない限りその偏った構造に気づけない。不都合がある者、つまり女ばかりが声をあげるから、フェミニズムは偏った考え方だと非難されやすい。
    私もフェミニズムについて理解しきれていない。この本に書かれていること全てに賛同

    0
    2024年11月05日

    Posted by ブクログ

    申真衣さんのフェミニスト表記に興味をもち、オススメされてたこの本を読みました。
    社会的な偏見や個人的な偏見がクリアになり、より自分に忠実な概念を大事にしたいと思いましたわ。

    0
    2024年03月17日

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