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女性学の第一人者であり、「おひとりさま」を貫く生き方のロールモデルとしても知られる社会学者・上野千鶴子。本書は、上野氏が過去10年間で「おひとりさまの生き方」について語り合った女性10人との対談を1冊にまとめたもの。
登場するのは、澤地久枝さん、橋田壽賀子さん、下重暁子さん、桐島洋子さん、村崎芙蓉子さん、若竹千佐子さん、稲垣えみ子さん、香山リカさん、柴田久美子さん、荻原博子さん(掲載順)の10名。いずれも名だたるロールモデルの方々ばかりです。
各記事の後に、現在の上野さんが当時を振り返って心境を綴った「うえのの目」を収録。終章では上野氏が人生100年時代を迎えた今の時代に叶える「在宅ひとり死」を徹底研究。
『在宅ひとり死のススメ』や『おひとりさま』シリーズの愛読者の方はもちろん、これから人生後半を迎える女性たちに勇気を与えてくれる1冊です。
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Posted by ブクログ
上野千鶴子さんと対談したものをまとめた本。
どなたも強烈な個性のある人ばかりで、古いものは2012年のもの。でも何の制度を使うのがベストか?というノウハウ本ではないため、様々な人の一人で死ぬことに対しての考え方を知ることができ、ヒントになる。
稲垣えみ子の母親が認知症を自覚し「私、これから何もできなくなっていくんでしょう。どうやって生きていったらいいのかな」は、若年性認知症になった時の気持ちを考えると寂しく息苦しい気持ち。
香山リカの、母親の介護を終えた時点で自分が多分60代~70代、そこから残りの人生をどう生きるか予測がつかない、という気持ち。老後は自分の親が死んだときから始まる、に納得。
そして【決して手放してはいけない「家」と「友」と「1000万円」】持っていない人は、今から持てるよう頑張らないといけないのか…
家を持つことは子どもに負担を強いることになりそうで、躊躇するけど。
機嫌よく生きるためにはどうしたらよいのか。
認知症にならず最後まで家で過ごす、が理想形ではあるけど、うまくいくのかな…
学びの多い本だった。
Posted by ブクログ
私淑している上野千鶴子氏の最新刊を発見して購入した。この本は複数人のゲストとの対談形式となっており読みやすい。「在宅ひとり死のすすめ」が少しアップデートされている。
彼女のいう「在宅ひとり死」は誰でもできるようなものではない気がした。かなりの社交性と財力を必要とするものだろう。また、田舎で達成できるかどうかも怪しい。とはいえ、老後への不安が読むにつれクリアになり、安心した。
彼女の最近の研究テーマは認知症の在宅ひとり死だそうだ。私もこれにはかなり関心がある。というのは、ひとり暮らしの前提は健全な判断力を有することだからだ。今回彼女はこのことにも触れ、少しではあるがその方法について触れている。今後彼女がこの本について新刊出すのを待ち望んでいる。
それにしても、本の端々に男性蔑視な言葉遣いを感じる。男性はコミュニケーションを取るのが苦手であるという記述が幾許かあるが、それは人によるだろうと思う。
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