女のおひとりさまと男のおひとりさまとでは、生きていくための暮らしの知恵がちょっと違う。本書では、多くの男性“おひとりさま”を取材し、楽しく幸せに男ひとりで老後を生きていくすべを、豊富な事例をまじえて指南。人生の下り坂を降りるスキル、よい介護を受けるためのハウツー、ひとり暮らしの仕方や、人間関係のコツ、そして、幸福な在宅ひとり死まで…。かゆいところに手が届くような作りで、男ひとりの老後暮らしに、必携の一冊。
Posted by ブクログ 2021年02月19日
「おひとりさま道」の読後面白かったので、こちらも読みました。
男性に見てもらいたい本。
年老いた親にもぜひ見てもらいたい本。
これを読んだ既婚未婚再婚を考えている男性は考えを改めるのではないでしょうか。将来の事を現実的に考えられる本だと思いました。
個人的にとても為になるなぁと思ったのが
「子育...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月31日
まだ、実感のないまま読み始めたが、途中のかなりリアルな話に気が滅入って読むのをやめてしまったりもしたが、最後は一気読み。やはり上野千鶴子さんの人生の達観ぶりというか、懐の深さで、何となくまあ何とかなるのかなという気分になってしまう。私の場合、男お一人様というのはあまりないのかなと、勝手に思っているの...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月17日
上野さん,ほんとに男が嫌いなんだな.悪意がある.女性が幸せに生きるためには,男がしっかりしてほしい,そのためにびしびし言う.だからこそ本書は女性と生きていかねばならない男性にはまたとない実用書となっている.
私は女性異性愛者だけでなく,男性同性愛者の友人がいる.他にも社会的な弱者とのつながりもある...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月24日
10年前に書かれたものであり、ジェンダーや働き方に対する価値観はいささか古く感じたが、気づきもあった。
他の本にも書いてあったが、老後に羽を伸ばすのは女性で、ふさぎこむのは男性が多いという。
男おひとりさまに重要なことは、人持ちであり、ゆるやかな関係の友人、特に女性の友人を沢山持つこと。
在宅で...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月02日
【男性の諸君、老後に備えよう】
女性の方が男性よりも平均寿命が長いから、男性がおひとりさまになる確率は、結婚していれば少ない。が、途中で離婚したり、非婚だったとすれば話は別である。
そんな65歳以上にお一人様の男性に送る一冊。どのように生き抜くべきなのか、なにも準備をしないおひとりさまがどんなに怖...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月26日
話題になった『おひとりさまの老後』に続き、男性に焦点を当てた本作。自分もまさにこの道に足を踏み入れているしと思って読んでみた。書いてあることに目からウロコというようなことは特になし。足を踏み入れている自分としては、実行まではしていないもののそうなる覚悟はしていることばかりという印象。
それもそのはず...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月24日
前作「おひとりさまの老後」のように、しっくり感はなかった。
生活のべースとなるお金の現実はなく、少し処世術ぽい話だったからかな?
でも、怖くてあんまり考えたくない自分の将来は、このくらい笑い飛ばしてこそ、我が身の問題として考えられるのかもしれない。
男にしろ女にしろ老後を生き抜くために必要なのは、「...続きを読む