セクシィ・ギャルの大研究 女の読み方・読まれ方・読ませ方

セクシィ・ギャルの大研究 女の読み方・読まれ方・読ませ方

1,100円 (税込)

5pt

もの欲しげな目に半開きの唇,しなりくねらせた肢体.世に流布するお色気広告を,上野千鶴子がズバリ分析.社会が演出し,女に演技を求めている「女らしさ」,男が演技したがっている「男らしさ」の実態を大胆に,そして軽妙な筆致であばき出す.男女ともにまとっている「社会的衣服」を身ぐるみはがされる,キケンで快感一杯の処女作.

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セクシィ・ギャルの大研究 女の読み方・読まれ方・読ませ方 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年07月12日

    NHK 100分de名著 2021年7月はボーヴォワール「老い」を上野千鶴子が指南しています。
    「そう言えば、上野千鶴子の著作は、これ一冊持っていたはず。」と、
    初版1982年発行のカッパサイエンス版を読み返しました。
    岩波現代文庫に収録されていることは、今検索して、初めて知りました。
    僕が読んだの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年08月16日

    さりげないしぐさは社会的な記号、メッセージで満ちている。その根幹となるシステムは性差を利用・喚起させるもの。男っぽさや女っぽさ、それは単に生物学上の男女に関わらずに組んず解れつ、知ってか知らずか、互いに読み合い読ませ合い、システムのバランスを作り出している。

    新書とかによくあるような、心理学的ハウ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年06月24日

    1982年カッパブックス刊。相互行為論というのを研究しているアメリカのアーヴィング・ゴフマン(1922-82)の書いたgennder advertisements という1976に書かれた本をもとに日本版応用編を書いたもの。「性からみた広告」という訳でいいのか? 1980年に刊行されたマスメディアに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月17日

    「情報生産者になる」を読んで本棚から1992年のカッパサイエンス版を引っ張り出しました。上野千鶴子が自ら処女喪失作という著作であり、彼女の良きにつけ悪しきにつけ名刺がわりの一冊でした。女性学という目新しい立場や現在でもまったく不変の挑発的物言いにイロモノイメージがあったような気がしますが、その後の四...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年09月18日

    上野千鶴子の初めての著書という価値から岩波現代文庫に収められたのだろう。もともとはカッパブックスとして世に出たもの。広告類を中心に実例を挙げて社会の男の見せ方、女の見方を紹介し、多様性のないステレオタイプが蔓延していることを訴える。こういうのって、同性への視点と異性への視点とかあると思うけど、上野さ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月27日

    セクシィ・ギャルの大研究 女の読み方・読まれ方・読ませ方 上野千鶴子
    上野千鶴子のデビュー作。もとはカッパブックスの一般向け書籍で厳密な議論ではないし、内容そのものも今となってはものすごく時代を感じさせるものの、さすがに読ませる面白い。お得意の家父長制やなんやみたいな重たい話は回避しつつも、表象論や...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年11月03日

    うーん。

    女性論の第一人者が、「セクシィ・ギャル」について、
    「女の読み方・読まれ方・読ませ方」について語っているですと!

    って、手に取った一冊。
    ショハナの小見出しが<「夫婦茶碗」のおそろしい秘密>から、<女が発情のお知らせ」をするとき>など、わくわくするようなもので、それもいなーと読んでみる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月12日

    軽妙な語り口。なんとも。笑わずにはいられない(笑)限りなく男的目線な女による「男と女」についての分析だ。この本では大きな問題提起はないため、他の書も読んでいきたい。

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    Posted by ブクログ 2011年12月24日

    上野チズコって下品なオバサンという印象しか持っていなかったが、書いてあることは普通のマトモな事だった。
    大昔読んだ裸の猿の続編みたいな内容。30年も前に書かれた本だが、草食系男子の出現や、化粧する男の出現を予言しているのは見事。

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    Posted by ブクログ 2012年11月22日

    おもしろい。そしてデジャブ感がある。講談??はたまた牧師の説教??(御両親がキリスト者であられる)
    真偽のほどは別にしても・・・と思わせるくらい、読み手を魅了する。処女作らしい。あの栗慎の勧めもあった・・ということで、本当の処女喪失であられなければよいのですが・・・(ゲスの勘ぐりですが)

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