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Posted by ブクログ
女性が生きる上で日常に浮かぶ疑問を著者が明朗快活に応えていく一冊。
『生徒会長はなぜ男だけ?』『パートナーの呼び名について』『フェミニストってどんな人?』等多岐にわたる質問に対し、自分なりの視点とそう考えるに至った論拠を示している。学校や家、社会において「女性」とはどういった存在か、どう考えられているかが質問を通して見えてくる。
なんとなく受け入れていた現実に対し、鋭くメスを入れていく様は読んでいて爽快。
少なくとも自分に同じ質問をされても、理路整然とは答えられない。
それだけ自分が考えて生きてこなかったのだなぁ、と気付かされた。
作中にもあったが、男の人全てが悪いのではなく、男性優位な社会システムに対しNOを突きつけるというのはこれから先考えていかねばならぬ事だろう。
Posted by ブクログ
数年前から上野千鶴子さんの著書がずっと気になるも、購入及び完読は今回が初。
子どもの本専門店で自分向けに購入。
(25歳前後のムスメが2人いるがまったく読書をしないので)
そもそも【ティーン向け】の著書だと読書を進めている時に気づいた次第。
【岩波ジュニア新書】発刊なのに(笑)
これは無理強いでも25歳前後(未婚)のムスメ達に読ませたい本。
(著者の造語でもある)クソバイスを強いられつつ育てられた自分。
母を反面教師にし「女の子だから◯◯〜べき」を一切口にすることなく育てるも義母も実母ほどではないが嫁(自分)と孫にクソバイス。
著者も同年代なのに、考え方や小気味よい文章が若々しく共感することばかり。
その中でも
【オレサマ•アイデンティティ】
【パートナーの呼び名について】
【情報はノイズから発生。ノイズのないところに情報は生まれない。ノイズはシステムシステムの間に発生
∴1つのシステムの中に安住していると情報は発生しない】
→【違うシステムが接触することによってイノベーション(革新)が起きる】
「人生の最後に「あ〜生きててよかった、おもしろかった」って言えるように】(読者にもそう言ってほしい願い)
まだまだ数えきれないが特に共感した部分。
今後も上野千鶴子さんの著書を購入して読んで更に自分らしく、少しカッコよく生きたい☆
ムスメにも、是非そんな生き方を望む。
2022,8,12〜9,5 5時間45分
東京都北区 青猫書房にて購入
Posted by ブクログ
ジュニア新書というだけあって、比較的わかりやすい言葉でとっつきやすく身近に感じられるような口調で質問とそれに対する上野さんの回答が進んでいき、とても読みやすかった
いくつかの質問では、それは質問内容からは決めつけられないのでは?と少し思うような場面もあったが、本に書かれていないだけ(あるいは本文では端的にされた質問に書き換えられているだけ)で上野さんが回答を書かれるときにはもっと詳細な情報や背景があったのかと思えば腑に落ちるものばかりでもあった
学校、家、恋愛、社会、と段階を踏んでいったのも想定される読者の年齢に合わせたいい工夫だと思ったし、実際大人の読者にとっても興味深い視点の広がりになっていると思う
特にプロローグ(ご挨拶?)と話題になった東大入学式での祝辞がよかった。質問を読み進めたその先に読む、祝辞は、その当時読んだ時よりもずっと胸に刺さった
この本が自分の中学高校(大学でもいい)時代にあったらよかったのに、と思ったし、
この本にたくさんのもやもやを意識し始めた小学生、中学生、高校生が出会って欲しいと強く思った
『フェミニズムはけっして女も男のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいという思想ではありません。フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です。』
この言葉を胸に、これまで以上にフェミニズムを学んで、自分なりに解釈して、フェミニストを胸を張って名乗っていきたいと思った
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