家父長制と資本制 マルクス主義フェミニズムの地平

家父長制と資本制 マルクス主義フェミニズムの地平

1,584円 (税込)

7pt

4.1

女性への抑圧はいったい何に由来するのか.著者は主婦・家事労働に着目しつつ,階級闘争でも性解放運動でも突破しえなかった,近代資本制社会に特有の女性抑圧構造を,理論的,歴史的に明快に論じてみせた.マルクス主義フェミニズムの立場を打ち出し,研究の新たな地平を拓いた記念碑的著作.

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家父長制と資本制 マルクス主義フェミニズムの地平 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年12月22日

    上野千鶴子氏の研究書。わたしは、氏の評論に才気を感じるが、研究書は男社会のうえに成り立ち、あまり魅力を感じない。

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    Posted by ブクログ 2011年12月17日

    日本のジェンダー論をわかりやすい二軸論にたてかえ、フェミニズムとマルクス主義における女性論を整理した本。

    もちろんわかりやすくしたのだから、種々の議論が抜けている、視座が偏っている、などなどの批判はある。が、≪男性=女性≫という対立関係の中から抜け出せないで議論されていた女性論、僕なりに言えば「解...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月23日

    ほとんど高2の時に読んだ『スカートの下の劇場・・・ひとはどうしてパンティにこだわるのか』(1990年・岩波書店刊行、のち岩波現代文庫2009年)以来、単行本を手にしていなかった上野千鶴子ですが、それでも雑誌掲載論文とか対談集やアンソロジーくらいは読んでいましたが、このあたりで全貌を明らかにするために...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年08月13日

    上野千鶴子がいかにしてフェミニズム界のスターになったのかがよくわかる。これだけ鮮やかかつ明晰に理論を展開できる手腕はすごい。

    30年も前の本なので、今ではさらに研究が蓄積され、理論的にも実証的にこれを乗り越える研究がいくつもされているのだと思う。とはいうものの、ここで指摘されている家父長制的な男性...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年06月27日

    副題~マルクス主義フェミニズムの地平

    フェミニズムとマルクス? 一体どこでどうつながるのか?

    婦人解放(時代を感じる言葉です)思想の歴史をみると、社会主義婦人解放論は女性解放を社会主義革命に還元し、ラディカル・フェミニズムは性革命を再重要視する。歴史的に女性は男性に支配されてきた、との両者の説だ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年11月22日

    すぐれた書籍というのは目からうろこ的なものなのでしょうね。若き日の「ふん、なにさ」も小気味よく読ませていただきました。フェミニズムに関心を持たせてくれた一冊です。

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    Posted by ブクログ 2022年08月01日

    論理的にフェミニズムを学んだことがなかったので読んでみたものの、前提知識がなかったことと間を開けて読んでしまったので内容がしっかり頭に入らず…

    勉強していつか再読します…

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    Posted by ブクログ 2014年03月10日

    難しかったけど、時々でてくるフェミニズム的問題提起に納得したりして楽しめた。もう一回じっくり読まないと理解できない。

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