上野千鶴子の作品一覧
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Posted by ブクログ
とても興味深く読んだ。
p265 名郷医師は「上り坂のケア」と「下り坂のケア」を比較する。
「乳児に意識があるとして、おむつ替えに罪悪感を抱くことがあるだろうか。あるいは、おむつを交換してもらっている乳児を見て、乳児が罪悪感を持つべきだと考える大人がいるだろうか。」
この想像力にまず驚く。そして乳児のケアを「上り坂のケア」、高齢者のケアを「下り坂のケア」と区別して、「上り坂のケア」に罪悪感がなく、「下り坂のケア」に罪悪感があるとしたら、それはケアに対する罪悪感ではなく、下ることに対する罪悪感だと考えるのが妥当だろう」と指摘する。
「しかし、このくだりは万人にとって共通のものである。老いることは
Posted by ブクログ
なんとなく批判的に使っている「家父長制」「資本制」という言葉を一度しっかり勉強してみたいと思って読む。かなり難しい箇所もあったが、考えさせられる箇所もいくつもあり、結果的に読んでよかったと思える読書だった。
以下、特に印象に残った部分。
・家庭外労働というものは、労働時間も定まらない、際限なくおそいかかる家事労働からの防衛手段としてある
・家事労働サーヴィスを自分の賃金より安いコストで買うことのできる女たちは労働者化し、自分の労働賃金が家事労働購入価格と同等かそれ以下の女たちは家庭にとどまるだろう。
それより経済階層の低い「働かざるをえない」女たちは、家事労働者なみの賃金で、自分じしんの家庭