ヤマザキマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
コレは、ラオコーンですね。
本来、海蛇に巻きつかれて苦悶している表情のはずですが、お風呂で恍惚のようにも、、??
ヤマザキマリさんのお風呂コラムが、また真面目に温泉街について語っているのも、なるほどと思わせられます。
緊張感も義務感も何もかも弛んで、非日常に遊ぶ温泉街。
人前で裸になるという無防備さにも、意味があるのでしょうね。
そういえば、銭湯も減ってきているし、がやがやした温泉街も少なくなっているのではないでしょうか。
そういえば、以前コレを読んだときに、『与作』(あのサブちゃんの)の唄が頭の中をしばらく周り続けていました。
唄が盛り上がったー、、、、というところで、大爆笑でした。
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Posted by ブクログ
さすがにレビュー、登録数が多いですネ。
『テルマエ・ロマエ』の続が出ていることを遅ればせながら知り、せっかくだからと、こちらも1巻から読むことにしました。
当然、以前に読んで、手元にあり、その後何回か読んではいるのです。
なので、初回のような抱腹絶倒はないものの、あいかわらず随所で、クスッと笑わせてくれます。
だいたい、この表紙。
著名なローマ彫刻を元にしたものだと思うのだけれど、1巻目のこれは?
ポリュクレイトス『ドリュポーロス(槍を持つ人)』だそうです。
槍の代わりに持っている赤いタオルが目につきますが、風呂桶も抱えていますね。
なんともいえないセンス!
以前読んだ印象より -
購入済み
さすがヤマザキマリさん!
初めてテルマエロマエに出会った時の衝撃は忘れません…。
ローマの建築物を描写できる画力、画力だかではなくローマの文化や歴史にまで詳しく
更に消滅したラテン語まで出てくる!!
この人何者!?
ラテン語使えるってバチカンの人!?!?!?
何で今は存在しない紀元前の背景をここまで描写できるの!?
それに私の大好きなお風呂をドッキング
夢中になって読んだあの日々がまた帰ってくるなんて!!
ヤマザキマリさん、ありがとうございます!
私も仕事で海外に赴任していたとき、浴槽がない部屋で毎日お風呂に飢えていました
先生も同じ経験されてたなんて、何だか嬉しくなりました
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Posted by ブクログ
最近読んだエッセイ本の中では、一番良かった。コロナ禍に執筆されたようだ。
本書のテーマはずばり、食べもの。食というのは誰にも共通のトピックで、だからこそ著者のテイストが表れやすい。
多忙なビオラ奏者の母に育てられた著者は、14歳で欧州を一人旅し(!)、17歳でイタリアに留学する。その後イタリアで未婚で出産し、帰国してテレビでイタリア料理を紹介したり、イタリア語を教えたりした。14歳年下のイタリア人の夫と息子と世界各地で暮らし、数年前に漫画がヒットした。
そんな激動の人生を歩む著者の、各地での食べものにまつわる思い出や現在思うことが綴られている。文章に嫌味がなく、同じく外国生活が長い私は妙に共感 -
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パスタぎらい
著:ヤマザキマリ
紙版
新潮新書 809
世界をめぐって食を追求した結果、一番よかったのが日本
息子もやっぱり、和食好き、母はつよし
各国の食のご紹介
本書はこの3つを言いたいと思いました
気になったのは以下です
■貧乏パスタ
・安上りで腹持ちもするパスタはイタリアにおいては庶民のための食であり、イタリア映画でも貧窮した様子を表現するときは、大人数で大量のトマトソースのスパゲッティを食べるシーンを良く用いている
・私が食べたくて仕方のなくなるパスタは、ケチャップを使った和製のナポリタンやタラコのソース、または、納豆を使ったようか、いわゆる、和風スパゲッティである
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Posted by ブクログ
多様性を楽しむ生き方
「昭和」に学ぶ明日を生きるヒント
著:ヤマザキ マリ
紙版
小学館新書 S や 7
昭和の光景を、様々な角度から思い出しながら丁寧に綴られた考察記録とある
ヤマザキマリの残像、昭和は、明日へのエネルギーに満ちた、世界の歴史の中でも特に興味深い時代であった
過ぎ去った今、昭和の風景が再び脳裏によみがえってくる
本書は、「昭和」への賛歌であり、「昭和」への惜別の書である
気になったのは、以下です
・母の頑なにスナックを敵視する姿勢が反面教師となり、私が母の目を盗んでこっそりスナック菓子を買い食いするようになってしまったのも、当然というべき成り行きだった
・私にとって -
Posted by ブクログ
たちどまって考える
著:ヤマザキ マリ
中公新書ラクレ 699
問題提起の書、おもしろかった
バンデミックを通じて、ヤマザキ氏が感じた、日本とイタリアを中心とする欧米との文化や習慣の違いを記したのが本書かと思います。
いまさらながら、日本人とは、自分の考えを、言語化するのが苦手な民族であり、悪い意味で人からの指示待ちの民族だとも考えてしまいます。
著者のいうように、バンデミックという転機は、自らを、たちどまって改めて見直すために、天が与えて機会ではないかとも思ってしまいます。
気になったのは、以下です。
・大概、何が起きるのか、わからない波乱万丈の人生を歩んできた私です
世のなか -
Posted by ブクログ
博識なお二人の対談。読み応えがあった。
割にさらっと読める感覚もある。
と言いながらじっくり用語を調べながら読んだが。。
目標をたてるというよりながされるように生きる。
それも素敵だし自然に近いと確かに思う。
ただ、楽に生きたいと思うが故に数学に逃げ、機械に逃げ、システムエンジニアになった自分からしたら耳が少し痛い…
なにを楽と捉えるか次第でもあるが。
家族至上主義なイタリアと、社会性、同調性などの方が重視される日本。考えてみたらそれらはかなり差があって、遺伝子的に組み込まれてるのかなとも感じる。
他にもなるほど、と感じるエピソードが多かった。 -
Posted by ブクログ
歩きながら考える
著:ヤマザキ マリ
紙版
中公新書ラクレ 773
テルマエロマエの著者であるヤマザキ氏が、コロナ禍の中で感じた日本人としての、アイデンティティを語っています。人間は生まれた国の文化や考え方を強く受けますが、他者と異なるアイデンティティを認めながら共生することが可能といい、イタリア人である夫との生活はその形です。
気になったのは以下です
・人間というものは、「自分とはこういう人間である」と自らが、思い込んでいたり、周囲から思われていたりもしますが、そういったイメージに固執する必要はありませんし、むしろ、振り払ったほうがいい
そうすれば、いくらでも臨機応変に置かれている状