山口透析鉄さんのレビュー一覧
レビュアー
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良質な作品です
全く喋らない梔子鶫(くちなしつぐみ)さんの名探偵ぶりと、ちょっと図々しい押しかけ女房?っぷりが良いです。警部補のお助けをし、毒殺事件では危ういめにあった彼を心配してずっと病院のベッド横で待ってくれています。でもことの真相を話す時はパフェ意外のものもねだったり、婚姻届をいきなり持ってきて、色々と既成事実⁇を積み重ねようとしています。
大小の事件が4つ出てきますが、いずれも無理のない推理です。殺人事件がちょっと多いでしょうか。
だいぶ年齢は離れていますが、コンビネーションはかなり良いです。絵がもうひとつなのもご愛嬌です。作者陣お2人のあとがきも良かったですし、なるほど、人気が出て来年TVアニメ化されるのも納得な作品です。 -
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これはまた焦ったい^ ^;
クラス替えで以前から気になっていた男の子と一緒になり、声をかけたいものの、異性と話すのも苦手、といったところから始まっています。彼の方からかなり好意を持っているので、あと一歩、踏み込んでほしいものです。
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王道のスポーツ&青春マンガ
かけっこなら無敵だった小学生の千早さんの前に、中学になって現れる美少女・小清水澪さん、そしてその同級生でやがてオリンピック短距離走でも活躍する火野メリッサさんたちの関係性が良いです。
中学で小清水さんに負けて不登校気味になりつつも、共に精進して無名の所属公立中学校を女子短距離最速校にしつつも、高校で切磋琢磨した結果が無常です。
パンデミック下、こういう事例は他にもあったでしょう。
現在は2028年ですが、それぞれの視点で高校時代に戻りつつ、また一緒に走ろうと約束した結果、どうなるのでしょうか。とても良いです。 -
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綺麗に収束
夏祭りに関係者で行きつつ、結局は昔の記憶を頼りに花火のよく見える場所に、と2人だけで神社のある場所に移動したシーンの見開きが良いです。
幼馴染同士のお2人もここで本来の軌道に戻ったようです。
修学旅行で大乱闘事件を起こす四条君を放置できずに駆けつけた和樹君の尽力もあって琴宮さん同様、流れは回避できますが、その代わり、和樹君が退学処分に……琴宮さんに関係を迫る教育長の悪事をきっちり暴く琴宮さんたちがお見事でした。
2人が思い出せなかった重要な記憶、自宅の場所ではなく、(心中場所に選んだ)海にあったのはそこで娘さんが事故死するからだったようですが……ここからの展開がこの作品の真骨頂でしょうか。
生涯を振り返りつつ、最後は割とあっさりと他の人生も語られつつ、少し異なる現在につながります。
胡蝶の夢のような生涯を繰り返したのか、それともまた別の事象だったのかは読者の判断に委ねられているのでしょう。
巻頭の両手に花の絵にあるように、琴宮さんは生まれ変わっても和樹君が好きなのも良いです。これはそんなに長い作品ではなくてもよく出来た作品でした。 -
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琴宮さんとの関係にも
やはり少し過去も変わっていて、和樹君は琴宮万里さんにはビートルズ日本武道館公演に誘われますが、家の都合で行けなくなってしまいます。
主人公の記憶では彼女はキャバレーで働いていて、17歳の誕生日に無理やりの性被害に遭っていたので、意を決して差し出される寸前の彼女を救出していました。
永遠子さんも和樹君との間に何かあったらしいと思い出しつつあるのですが……昔の家のあった場所を思い出し、当時の悲しい事故を思い出しています。
年老いた時の姿と現在、記憶当時の姿が上手く描写されています。
心中すべきではなかったと後悔し、真っ当に生涯を全うすべく、改めてどう行動するのでしょうか。
ベテラン作家が巧みな話術で作品を描いています。かなり良いです。娘を差し出そうとしていた琴宮さんの父親を叱責する姿も良かったです(1巻で家に当該人物が来た時は琴宮さんのお尻を触っていた)。 -
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人生やり直しもの
55年も連れ添ってきた妻も認知症になり、先立たれて絶望し、主人公は海で入水自殺をはかりますが、何故か高校生の頃に戻ります。
当時の交友関係は概ね一緒ですが、やがて結婚する永遠子さんの様子が妙です。
少年院に入る四条君に助けられたりもしますので、完全に再現しているだけではないっぽいです。
共感覚持ちの琴宮さんの身体的特徴はお店で見て知っていたので、彼女には自分の体験を率直に話しつつ、徐々にどういう事態になっているのかが判明してきています。
永遠子さんも重要な何かを忘れているっぽいとは感じていて、この夫婦の絆の強さが印象的です。2年ほど前に連載されていた作品のようで、ふたりエッチとかとはだいぶ雰囲気は異なります。作者のご両親くらいの世代でしょうか。 -
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これは応援したいです
金銭の問題で離婚というのは正に他人事ではないです。反省する気もない連中なので……今度こそしっかりした男の人を獲得して欲しいです、と応援したくなる主人公です。
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小説家お2人のクセも強いです
件、は左京さんの「くだんのはは」という秀作短編で知りました。
斑子さんのツノ、ちょっと水牛っぽいですが、長身で大柄で、結構、たくさん食べるようです。今までは人里離れたお屋敷にいましたが、人間界に慣れるためもあって担当編集者・狭間さんと同居するようになっています。
彼女が未来を見て書いた小説が大賞を獲得し、それの対抗馬として準大賞を獲得した小説は吸血鬼が活躍する作品で、その作者・赤雪さんもベテラン吸血鬼のようです。
彼女は今まで生きてきた過去を武器にし、斑子さんは時折見える未来を武器にしている対比も興味深いです。 -
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未知の分野
主人公の涼美さん、婚約破棄されたりで散々なメにあっていて、とりあえず家を出ますが、あまり行くあてもありません。
ただ、兄の話や公園のベンチにいた女性などから金継ぎ職人・土門風さんと出会い、彼女との共同生活で新たな人生を歩もうとしています。良い導入部です。 -
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相変わらず野球はしません
園芸部の朝比奈さんと百田さんが夏休みの登校日以降から出てきます。かりなさんの中学以来の友人らしく、渚さんとそこで張り合ったりしています。
姫宮さん、身体がかなり柔らかいみたいなので、色んなことができそうです。
秋季大会も案の定、一回戦敗退で、ベンチ入りマネージャー、部員の投票で決めています。やはりかりなさんが詳しいので良いようです。
文化祭の準備も楽しそう……この作品はうるしパイセンたちと同様、季節も時系列に進行しています。
でも烏丸君と渚さんの仲はあまり変わらず、相合傘で帰ったりするくらいです。 -
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すぐ赤くなるあまねさん
オールカラーの連載で、隣の席の加藤君が気になる水野あまねさんの反応が良いです。描き下ろし部分も読むと、お互いの気持ちも分かりますが、普段の言動からして上手くいきそうなお2人です。まだ距離はあるものの、少しずつ接近していくのでしょう^ ^
耳が赤くなるあまねさんが良いです。なるほど、見守り隊も出てくるわけです。 -
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生粋の営業職
主人公は生粋の営業職のようですが、虚無感にさいなやまされているとことに犯罪に巻き込まれるところから話が動くようです。先に原作を読んでみた方が良さそうです。
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