あらすじ
一凛高校ダンス部は、今年度初めてのダンスコンテストを迎える。会場で、初めて見る他校のダンサーたちに囲まれたカボは、緊張を隠せない。さらに、昨年圧倒的な技術(スキル)で個人賞を獲得した一凛高校ダンス部の先輩・伊折(いおり)と間違えられ、他の出場校からマークされてしまう。幾多のプレッシャーがのしかかる中、カボは、湾田との特訓の成果を発揮できるか――。ダンスコンテスト編、開幕!
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「俺はダンスを直視することが出来ない」と言う主人公は、中学時代の体育でダンスを上手に踊れなかった苦い経験から、ダンスに対して抵抗感を抱いていた。それに加え、吃音症で自分の気持ちが出せない彼だったが、ある日、クラスメイトの女の子がダンスを練習しているところを目撃し、踊る姿に目を奪われた。そして、彼女に惹かれて共にダンス部に入部し、ダンスの楽しさに目覚めていく…というストーリーだ。
繊細な絵柄とリアルな高校生の生態描写が印象的。作者の珈琲先生も昔から吃音の悩みを抱えておられたそうで、主人公の心の声は先生が感じたことを代弁しているような気がする…吃音症という社会派テイストを感じさせる一面もすごくリアル! そして、ふとしたワンシーンからも感じられる「踊っている」という躍動感が好き! 視覚で感じるダンスと音楽は生まれて初めての感覚で鳥肌が立った。ヒロインとの絶妙な距離感もすごくいい! 尊い!
感情タグBEST3
ダンスそのものの執念
2巻までが緩急でいう緩やかだったと思うくらい、今回の巻でも更に見せてくるとは恐れ入る。
つーかQueen使ってるんやん(汗)アニメで踊る姿をちょっと見てみたかったな。審査員も見ている部分がそれぞれ違うのも面白い。
そして音の部分も。ダンスする上で一番重要な部分だからこそ、特に拘る理由も納得。
56P目は形は違うが妙に理解出来る。あるダンサーが冷静さを欠いてまで求めていたものが、今回一凛高校にあったのかもな。
いきなり……
コンテストへの参加。審査員のベテランダンサーさんに湾田さん、声をかけられていて、それだけの何かを感じたのでしょう。
技術も必要でしょうが、パッション、作画でも結構、表現できていたと思います。
優勝校に選ばれ、この後もダンスバトルとか。湾田さんはどこまでも行けそう、という感じでした。
動画投稿サイトにも即興のダンス動画等、多々ありますし、この作品に名前の挙がっている曲のプレイリスト、YouTubeにありました。さもありなんと思います。
匿名
アニメとして観ているわけではなく、音がなくて場面もひとつひとつ止まっているのに頭の中で動きを感じてドキドキワクワクさせられます!
コンテストのシーンがすごく好きで感動したけど
その後の部内でのダンスバトルのシーンが
圧巻すぎて音も無ければ絵で止まっているのに
すごく世界観に引き込まれてなんだかすごく
胸が熱くなりました。
ここ最近見た中でダントツ
最近、絵画や楽器などの芸術に青春を捧げるマンガが人気をつけている印象がある。
私は学生時代ずっと運動部だったので、もし違う部活に入っていたら、、という別の世界線を妄想できるこれらの芸術系青春マンガは大好きでよく読む。
ただこのワンダンスを読んで、今まで受けたことないような衝撃を受けた。言葉で形容するのは難しいが、ダンスシーンは圧巻の一言に尽きる。マンガという静止画の連続でここまでダンスを表現できるのは、作者の経験からくるものなのか素直にセンスを認めざるを得ない。
本当に買って良かった。この作品と出会えて良かった。
面白い
とにかく1~3巻を通して読んで欲しい。
特に3巻は描写がスゴい。マンガから熱が伝わってくる。トーンダウンするどころか果てしなくテンションが上がっていく。