【感想・ネタバレ】ワンダンス(12)のレビュー

あらすじ

ダンスアリーナ地方予選は結果発表へ。カボたち一凛高校は全国大会への切符を掴めるのか。時期を同じくして、一凛高校ダンス部には秋の文化祭も控えていた。各部員が自由にメンバーを構成してショーを作り、文化祭で披露する恒例行事に、カボは湾田に一緒に出ようと声をかける。ショーとバトル。それぞれがそれぞれの道で自分のやりたいダンスに集中していたカボと湾田が、一緒に踊るなら目指すのは、世界を獲れるような本気の作品!

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「俺はダンスを直視することが出来ない」と言う主人公は、中学時代の体育でダンスを上手に踊れなかった苦い経験から、ダンスに対して抵抗感を抱いていた。それに加え、吃音症で自分の気持ちが出せない彼だったが、ある日、クラスメイトの女の子がダンスを練習しているところを目撃し、踊る姿に目を奪われた。そして、彼女に惹かれて共にダンス部に入部し、ダンスの楽しさに目覚めていく…というストーリーだ。
繊細な絵柄とリアルな高校生の生態描写が印象的。作者の珈琲先生も昔から吃音の悩みを抱えておられたそうで、主人公の心の声は先生が感じたことを代弁しているような気がする…吃音症という社会派テイストを感じさせる一面もすごくリアル! そして、ふとしたワンシーンからも感じられる「踊っている」という躍動感が好き! 視覚で感じるダンスと音楽は生まれて初めての感覚で鳥肌が立った。ヒロインとの絶妙な距離感もすごくいい! 尊い!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いやおもしれ〜〜〜!!クソおもしろい。最高。12巻にしてようやくストリートダンスのジャンル解説が…!
ポップのブガルーとアニメーションを恩ちゃんが丁寧に実演してくれて嬉しい!! アニメで恩ちゃんのアニメーションダンスを観れることをずっと楽しみにしてる。

カンビ君が「ダンスってさ結局人間に対する求愛行動だからさ」という超オモロい思想を持ち出してきて、恋愛要素とダンス要素がガッチリ噛み合った。「異性としての魅力」というヘテロ恋愛主義が提示される一方でヴォーグのとこで「ゲイカルチャー」が言及され、本当に面白い。

コンビニ会計時に「ふくろ」が言えないの、めっちゃわかる〜!2音目に「ku」という破裂音がくる単語はムズいのでいっつも言えない。

カボ君クランプ向いてそうとは確かに思ってた!ハウスとクランプとブレイキン出来たらフリースタイラーとして最強でしょ

カンビ君リネさんに片想いしててオモロい。本命だけは実らない完璧イケメンとかいう少女マンガ的キャラ好き。

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2024年08月25日

n.

購入済み

ダンスは経験がなく、わからない単語やイメージが湧きにくい部分も正直少しありますが、それでも面白くずっと読めているしまだまだ先が楽しみです!

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2024年05月12日

RN

ネタバレ 購入済み

 表紙絵はたぶんリネさん。綺麗〜
 ハラハラというのとも違う、ヒヤヒヤ…? 人間関係が変化し始めた今巻。どんなグルーブを見せるのか、魅せられるのか、次巻も愉しみ♪

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2024年04月25日

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