小熊英二の作品一覧

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作品一覧

2022/05/18更新

ユーザーレビュー

  • 基礎からわかる 論文の書き方
    論文の書き方のみならず、その歴史的変遷や存在意義も含めて広く議論していてとても面白い。ジャーナリストの書く記事は、良し悪しはともかく出典が明記されておらず(インタビュイーの個人情報保護などのため)、読者が追試可能なようにはそもそも書かれていないことを理解する必要がある。ここを理解していないと、ジャー...続きを読む
  • 基礎からわかる 論文の書き方
    まだ小熊本と下記で出てくる上野本は途中までしか読めていないが、両方ともためになるしおもしろい。

    ちくまから出た上野本と一緒に読み進めると、小熊本はどちらかというと論文の大まかな型を述べているのに対し、上野本はより実践的な研究の進め方を書いている印象。

    どちらも書いてあることは重複する部分が多いけ...続きを読む
  • 生きて帰ってきた男 ある日本兵の戦争と戦後
    古本屋で何気なく手にして読み始めた。
    小熊英二が社会学の英知を傾けて描いた父親の『自分史』である。社会状況や経験した事実を丹念に聴き取り丁寧に書いている、視点や文調が独特で新鮮だ。
    戦争に明け暮れた昭和の混乱期、逆境を這いながら地道に生きた父親の人生を口承で辿った一人息子の計らいに共感を持って読むこ...続きを読む
  • 生きて帰ってきた男 ある日本兵の戦争と戦後
    戦前・戦中・戦後を生きた一人の国民の人生を、それぞれの時代の社会背景を交えながら綴った歴史書であると言える。

    記述の対象は、小熊英二先生の父親である小熊謙二氏。
    先の戦争に学徒兵として徴兵され、満州にて終戦を迎える。その後、ソ連軍の捕虜となってシベリアに3年間抑留された。
    帰国後もなかなか安定した...続きを読む
  • 日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学
    読み返してみたら、ジョブ型や同一労働同一賃金の議論につながる歴史的背景が解説されてた。雇用慣行は、長年の積み重ねがあり、新しい制度を導入するには、時間がかかるのが分かる。でも、雇用慣行への挑戦は、必ずパラダイムシフトが起こすだろう。という希望につながる一冊だった。

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