地域をまわって考えたこと

地域をまわって考えたこと

ビジネス・実用
1,760円 (税込)

8pt

4.0

地域とは何か。小熊英二が、さまざまな課題を抱えた日本の「地域」を訪ね、近代日本における地域の歴史的あり方と、これからの方向性を探り、持続可能な「地域」を考える。

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地域をまわって考えたこと のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    地域について冷静に考え分析すること、地域に暮らす人をリスペクトを持って聞き取ること。その両立を達成している稀な取材記。
    再読。地域取材の方法論としても極めて具体的に学べる。研修で使ってみたい。

    0
    2021年09月02日

    Posted by ブクログ

    小熊氏が地方のいくつかの地域を訪れ住民に生活についてインタビューし、日本の「地域」の現在地点について考察した本。住民らのインタビューから、日本の「地域」の現在地点についてリアルな点を浮き彫りにさせており大変興味深いものだった。
    また、本書のインタビューでは地域に移住した人が大部分を占めており、一部は自分と同世代の人もいた。そのような人たちが、目的があってアクションを起こし移住に至ったことを知り、現在自分が抱える今後の人生の進路についても勇気付けられるものが多かった。そのほかにも、様々な立場の人がインタビューを受けており、それぞれの考えを聞けて新鮮さが何よりあった。

    0
    2020年08月19日

    Posted by ブクログ

    「日本の地域をまわることによって、一つの地域にとどまらない、日本の地域一般がおかれている状況を構造的に理解したい」というのが、筆者による、本書執筆の動機だ。本書で紹介されているのは、いくつかを除けば、主に衰退しつつある、地方の市町村。それらの地域を何とか元気にしようとしている方たちの努力が、多く紹介されている。
    たまたま本日の夕刊に、2015年から2020年にかけての各都道府県の人口の増減に関しての記事が載っていた。人口が増えたのは9都府県のみ。5年間で最も人口減少が大きかったのは秋田県の▲6.2%。また、全国にある1718の市町村の8割で人口が減っており、10%以上減少した自治体も245に上るということである。
    私の実家も九州の田舎で人口減少地域である。帰省するたび、と言うと少し大げさではあるが、さびれる一方という印象を持つ。
    最近、ノマドワーカーに関しての本をたくさん読んでいた。ノマドワーカーと地域に残り、あるいは、地域に移住をして、その地域の振興に励んでおられる方では、生き方が全く違う、正反対と言っても良い。どちらが良いとか、悪いとかということではなく、平たく言えば好みの問題である。本書を読んでいると、地域での活動にもやりがいがあり得るが、どちらかを選べと言われれば、少なくとも中年までの年齢であれば、ノマドワーカーを自分は選ぶであろうと思う。

    0
    2021年06月26日

    Posted by ブクログ

    「地域」という言葉に対してどんなイメージを描くだろうか。僕はいわゆる都市部には住んでいない。地方である。その中にも同じ市の中にも様々な地域があり、独自の文化、暮らし、自治会、人が生きている。

    この本はどちらかといえば移住をしたり、衰退する地域をなんとかして盛り上げよとしたりしていろいろな生き方をしながら活躍しておられる方々が描かれている。きっと、全国各地の様々な場所において同じように知恵を絞っておられる方はたくさんおられると思う。

    自分の住んでいる地域も同様な問題がある。この本の中にあった「その地域に住む理由がなければ人は離れていく」。納得した。自分は生まれ育ったという理由でこの地域に住んでいる「。それは問うまでもなく自分の中では当たり前のことであった。しかし、外から移住した人からすればどうだろうか。この地域はどう見られているのだろうか。

    自分が住む場所の未来はこの先どうなっていくのか。今できることは何だろう。行政としてではなく、この地域に住む人と共に考えていく時期に来ているのだと思う。

    やってやろつと思う。自分たちの次の世代がこの地域に生まれてよかったと思えるように。

    0
    2020年09月27日

    Posted by ブクログ

    小学校が廃校寸前になりつつある
    地域の友達、
    地方都市で町会議員に「志して」
    なった友達、
    できるだけ小さな町を渡り歩いて
    小さなコンサートを続けている友達、
    その友達の顔が
    ずっと思い浮かんでいました

    「小さな村」の中で
    少子高齢化、過疎化の中で
    日々の暮らしの中でできることを
    真剣に考え、気分良く暮らせる生活を
    考えている人には
    とても参考になる一冊だと思います

    0
    2020年03月28日

    Posted by ブクログ

    人への質的調査として、典型的な1日を聞くことが多い。そうすることで、その人を結節点として広がっている、地域社会の関係の網の目を探り出していける。

    ― 冒頭にある、そんな言葉の通りに、各地の人へのインタビューから見えてきた社会関係・地域性を紐解いた1冊。よくある事例紹介の本だと思ったけれど、読んでみると地理学的・歴史的な背景も織り交ぜてあって、インタビューの発言も取り入れてよく分析されているのにまとまっている、練られた本だなと思った。

    0
    2020年05月26日

    Posted by ブクログ

    移住希望者向けの雑誌において、著者が実際に地域・地方に行って移住者や地域活性化のキーパーソンに直接会って取材した記録エッセイ。高島平団地から群馬県南牧村まで、六つの地域の地域ごとの特徴を完結に整理し、地域移住とは?地域とは?を問う著作。

    0
    2020年05月04日

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