桐野夏生のレビュー一覧

  • 燕は戻ってこない 単行本版 1

    匿名

    無料版購入済み

    燕は何を暗示しているのか?

    表紙から分かるように明るい話ではなく、シリアス路線です。
    卵子提供はこれからどんどん増えていくでしょうし、
    どうなる結末になるのか興味があります。

    #深い

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    2025年02月05日
  • 燕は戻ってこない

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    結局わたしは当事者になるか、そばでリアルに話を聞くかしないと他人の辛さや心の痛みや感じる違和感に共感したり寄り添ったり慮ったりできるような繊細な感覚を持ち合わせてないと痛感させられた。

    代理母になるしかないのも田舎から出てきて困窮するしかなかった環境のせい。代理母になる決断も「テルがやるなら」と人まかせ。草桶夫婦のために子を生むことは青沼さんが言った「人助け」なのだと思い込もうとする。あげく無責任なクズ男と流れで寝るなど、ずっと人に聞いてとかその場の勢いでしか考えられてなかったリキが、最後だけはやっと自分の意志を認めて覚悟を決めたように思えた。

    興味本位で口出してくるりりこが意外と重要。り

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    2025年02月02日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    上下、一気に読みました
    バブル、泡はやっぱり消えるのね
    金は人を変える。貧しかった佳那が、桁も考えずに平気で大金を使う。姉を売った男との結婚が間違いだった?
    結果、死!怖い!

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    2025年01月30日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    お金に気持ちも身体も絡め取られ
    身動きが取れなくなるまで気が付かない。

    なんて愚かな・・・。
    と、今ならわかる。
    渦中にいれば冷静ではいられないのだろう。
    狂った世の中に翻弄され人生をダメにした人たち。
    自業自得というには気の毒すぎる。
    彼らを救うことはできなかったのか。
    その頃を知っているだけに切ない。

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    2025年01月29日
  • 真珠とダイヤモンド 上

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    1986年春。
    伊東水矢子(みやこ)と小島佳那は
    萬三証券株式会社・福岡支店の同期。
    硬派な佳那と、事務職の水矢子は
    フロントレディから一線を画され
    自然と2人でいることが多くなった。

    バブル絶頂期。
    2人のこの先はどうなるのか。
    読み始めたら止まらない。
    下巻へ。

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    2025年01月29日
  • 燕は戻ってこない

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    『新たにどこかに踏み出すにも、時間と金が必要だった。』
    時間と金、時間と金…

    センシティブな内容過ぎて、読む人の状況によってそもそも読める読めないがあると思う。

    以下、感想。

    貧困と性 、金持ちとエゴ
    それを結びつける生殖医療ー代理母の話

    作中では、子どもを産むということに全能感を感じるという女性の話と、不妊治療に臨む親たちが一番言葉にしにくい感情は不全感なのではというプランテの話が印象に残った。(もちろん、ただの、この本の中の登場人物の考えに過ぎない。人それぞれなのは言うまでもない。)
    生殖を担わされる女だから、産む意志の有無に関わらず、産みたくてもできないも、そもそも欲しくないでも

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    2025年01月25日
  • 新装版 顔に降りかかる雨

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    最後までわからなかった
    耀子さん本人はほとんど出てこないのに彼女を中心として話が進んでいくのがとても面白かった
    そして話の最初から最後で彼女に対する印象が大きく変わった
    最後の一文まで見逃せなかった

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    2025年01月20日
  • グロテスク 上

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    まだ上しか読んでいませんのでなんとも言えませんが
    何か瞬発的におおきな驚きや、面白い!と感じる部分はありません。
    ジトジトした描かれていることの面白みはとても感じます。

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    2025年01月19日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    上巻と下巻ついに読み終わりました。
    下巻は一気読みに近く、最後のほうで結末が見えてきて、ちょっとさみしい気持ちになりました。
    バブルの泡と一緒に弾けてしまった人生を駆け抜けた若者たち。
    誰もが憧れる暮らしを手に入れると同時に失っていく大事な物。
    真珠とダイヤモンドの比喩が自分が思っていたものと違って意外だったかな
    面白い作品でした。

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    2025年01月16日
  • インドラネット

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    ネタバレ

    頼りない主人公が危ない旅に巻き込まれていく様子がとてもハラハラさせられて一気に読んだ。理解できそうに思えてやっぱり全然共感できない主人公の考え方。
    ダメ人間だった主人公も旅で色んなことを経験してラスト親友に会う頃にはしっかりした人間になって感動の展開かと思いきや、やっぱり相手の言動にすぐ流されて自暴自棄なまま変わってなかったのか…それとも親友の思いを汲んであげたということなのか。空知は“お前が次のソルになれ”とか言ってたけど重要人物の空知消えたら主人公殺されないのか?
    主人公はカンボジアのばあちゃんとか空知のことばかり気にかけて本当に心配してくれている日本の母親には金を無心するだけでろくに連絡

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    2025年01月23日
  • オパールの炎

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    テレビで、ピンクのヘルメットを被った派手なグループが家や会社に押しかけシュプレヒコールをあげているシーンをはっきり覚えている。何事かと思っていると”中ピ連”を名乗り代表者らしき女性は榎美沙子さんとかいう名前だった。”中ピ連”とは中絶禁止法に反対しピル解禁を要求する女性解放連合と説明していた。当時、その露悪的で挑戦的な光景に度肝を抜かれやり過ぎじゃないのと眺めていた。ウーマンリブに共鳴しながらも、あれじゃあ却って偏見を買うばかりで、むしろやらない方が益しというものと否定的だった私。
    本書はその当人・榎美沙子さんがモデルとなった塙玲衣子の名で登場している。ネット検索と並行しながら本作を読み終えた。

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    2025年01月13日
  • 燕は戻ってこない

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    ネタバレ

    なが!って思ったけどすぐ読めました。
    深い。。。この作家さん、昔の作品はエログロなイメージしかなかったのですが、今の不妊の女性の心の複雑さや、子供を持つということ、先々有り得る代理母という選択肢、、、など色々考えさせられる話でした。
    でも、やっぱり産むと母性出ちゃうよね!女の子を選んだという所にまた色々意味を感じます。

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    2025年01月11日
  • グロテスク 上

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    自分が理解出来ないことへの不安や恐ろしさが嫉妬や差別を生んでいくのだと感じた。
    人間は自分が今までされてきたことを無意識的に、周囲の人にしていく生き物なのかもしれないと思った。
    なので、核を作る途中にある子供の頃の体験が自身に多大な影響をあたえるのだろう。無力反応。
    モノとして扱われてきたから、周囲も自分もモノとしてしか扱えないユリコ
    希少価値や理由がないと、自分も周囲も存在するべきではないと考える和子
    家庭のどこにも休める場所がない人はどうやって自身の核を作れば良いのだろうか。
    普通に生きることって、物凄く難しいのかもしれない。

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    2024年12月31日
  • 新装版 天使に見捨てられた夜

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    ネタバレ

    桐野夏生さんの本は大好きで全部追いかけて読んでいるが内容を忘れてしまっていた。でもこの話は上位に入るくらい好きな話だったのを思い出した。
    細切れに読んでもすぐにちょっと前が思い出せる感じ、食事中も続きが気になって、誰もいないお昼についに読みながらご飯を食べる始末。それくらいやめられなかった。
    AVの作品は生まれてこの方見たことがない。でもどんなものかはもちろん知っているけれど笑笑
    いろんなジャンルがあるのもなんとなくわかるけれど、本当にレイプがあったのかなかったのか、それは見極め難しいんだろうな、と思う。最初から演技としてと演者に伝えているより、知らない方がリアリティを追求できるのか。
    何にせ

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    2024年12月26日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ネタバレ

    松任谷由実デビュー50周年記念オリジナル小集。全作書き下ろし。ユーミンの名曲タイトルから6人の女性作家が新たに奏でる小説のハーモニー。令和4年7月1日発行。

    小池真理子 「あの日にかえりたい」(1975年)
    桐野夏生 「DESTINY」(1979年)
    江國香織 「夕涼み」(1982年)
    綿矢りさ 「青春のリグレット」(1985年)
    柚木麻子 「冬の終り」(1992年)
    川上弘美 「春よ、来い」(1994年)

    ユーミン世代ではないので、リアルに記憶にあるのは「春よ、来い」くらい。といっても、歌詞なんて気にしてなかった年頃だったので、いまいちよく分かっていない。本当は、曲を聞いて、歌詞を読んで

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    2024年12月11日
  • インドラネット

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    どうしょうもない主人公の男の人に引きずり込まれる感じで続きが気になって一気に読んでしまった。
    映画みたいに壮大なお話で読んでて楽しかった。

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    2024年12月03日
  • グロテスク 上

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    桐野さん初めての作品ですが、おもしろすぎてこちらの上下巻読み終わったら違う作品も読んでみたいと思いました。主人公?というか語り手に共感の嵐でした。面白かったです。

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    2024年12月03日
  • 燕は戻ってこない

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    テレビドラマでも話題になったと聞き読みました。高齢出産、代理母出産、その中で揺らぐ女性の想いがそれぞれの女性目線で描かれています。

    結婚して子供ができて…という一般的な理想を求めるがあまり、本当に大切にするべきことは何なのか考えさせられました。

    最後の最後まで目が離せない展開で、ハラハラドキドキしながら読みました。

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    2024年11月29日
  • 真珠とダイヤモンド 上

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    上巻を惹き込まれるように読んだ。
    巻頭は、2人が数年後に出会うところから始まり…
    出会った頃に時代が戻される。バブル期絶頂期の証券会社を舞台に乏しく環境を変えたい若者達がそれぞれの野心を燃やしていく物語。
    若いからこそ持てる野望と夢。
    若さゆえのみえていない世界。
    真珠とダイヤモンドは?佳那と水矢子なのかな?
    そのたとえの意味は何だろう?
    下巻楽しみです!

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    2024年11月29日
  • 燕は戻ってこない

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    結婚した今こそ刺さる小説。
    子供とは?結婚とは?
    カタチだけれど、カタチじゃない。ぐるぐる巡る悩みは移る。

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    2024年11月29日