桐野夏生のレビュー一覧

  • ダークネス

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    「ダーク」は何で読んでなかったんだろ。桐野作品は結構読んでるのに。読後、皆の感想でダークの続編と知りました。

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    2026年02月17日
  • 夜また夜の深い夜

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    ネタバレ

    人に本当の名前を名乗ってはいけない。友達を作ってはいけない。徹底した秘密主義を求める母の下、まるで何かに追われているかのように世界各地を転々とする日々。謎多き母と二人、厳しく制限された生活を送ってきた主人公だが、成長するにつれて次第に自由を追い求めるようになっていき、母への反抗心も強くなってくる。そんな矢先、ある一人の男が営む漫画喫茶に誘われた事から、主人公は初めて外の世界を知り、急激に物語は進展していく。
    登場人物が発する言葉が説明口調ではなく自然と口から出てくるような語り方なので、文章に独特なダークな雰囲気が醸し出されていてつい読み耽ってしまった。どれだけ劣悪な環境で生きてきた人間でも、自

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    2026年02月18日
  • 燕は戻ってこない

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    女はただ子どもを産むだけの存在ではない。不妊に苦しむ夫婦の捌け口として、貧困に苦しむ代理母ならWinWinじゃん?という解決策は存在はあまりに稚拙。丁寧な言葉で接しても、悠子の捻くれた考えは後味悪く残る。いい小説だなぁと思う。

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    2026年02月13日
  • ハピネス

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    思ったよりドロドロはしてなくてすぐ読めた
    それぞれのエゴがぶつかり合ってる感じで優しい世界ではなかった

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    2026年02月12日
  • ダーク(下)

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    ミロシリーズとは知らず、上巻を読んだ感想はん…?なんか訳わかめ。だったんですが下巻まで読んだら納得の面白さに変わりました。辛いけど上巻読んでないと下巻面白くないだろうし、めっちゃ面白かったのでミロシリーズ全部読んでみよう。

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    2026年02月09日
  • 緑の毒

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    凄いなー
    桐野夏生さんのは本当に一気読みさせてくれる。内容はイカツイけど読み物として面白い。陰湿だわ。

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    2026年02月08日
  • ダークネス

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    良かった。ミロの覚悟の決まり方が格好良い。でもそれは息子には上手く伝わらないんだな〜。もどかしくて一気に読んだ。『ダーク』も読もう。

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    2026年02月04日
  • 砂に埋もれる犬

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    亜紀は酷い親として描写されるが、その彼女もまたスズキや風俗で働く方々に対して下に見ている。
    裕福な熊沢家を想像して羨んだり、逆に下をみて蔑む心理描写が面白い。
    優真は小4まで小学校に行っていて愛情ある家庭での生育歴なしのキャラ。感情的で短絡的だが、ロジカルに感じる描写もあり、テレビを観て過ごすことも多い彼ならフライパンの使い方は知っているだろう。

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    2026年01月27日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    悲しい結末だった。バブルがはじけた91年2月以降、急転直下で株価と土地の価格が暴落した。
    お金持ちほど損をした時だった。そんな時代に乗っかって、身の丈に合わない生活を味わってしまった人の悲惨な末路。
    何千万、何億というみたこともないようなお金を動かしていたら、感覚が麻痺してしまうものなのでしょう。

    真面目に生きてきた、水矢子さんも悲しい。

    一気に読んだ。

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    2026年01月27日
  • 真珠とダイヤモンド 上

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    こんな時代があったなぁと思いながら読んだ。NTT株で何十万も儲けた普通の主婦がたくさんいた時代だった。小さな証券会社で成績を上げヤクザとも親しくなり上昇気流に乗った望月さん。婚約者の小島佳那さん、高卒で真面目な水矢子さん。どうなっていくのか…怖い

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    2026年01月26日
  • 燕は戻ってこない

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    ネタバレ

    桐野夏生先生の作品はどれも面白い。
    悠子・基のミラーリングひろし(みさえ)的なやり取りは読み応えあった。
    登場人物の思考・行動に共感できないことばかりだが、特に青沼はリスクに対してリターンが少なすぎてすぎてあまりに非合理でどうしても気になった。
    男女で役割が違うのだから区別と適材適所はある。

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    2026年01月24日
  • アンボス・ムンドス ふたつの世界

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    ネタバレ

    面白かったが、浮島の森は人物の関係が難しくあまり………、最後の文章の意味もあまり…。他のは楽しく読めました。
    楽しいというか、不穏ではある。が、それが好き。最後の表題の短篇はグロテスクのように語り口調なので、さらに不穏さがましたな。

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    2026年01月21日
  • 燕は戻ってこない

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    この本では代理母出産の問題が描かれている。
    もともとNHKドラマでやっていたけど、その時は特に惹かれなくて見ていなかったけど、出産についての本が読みたくなって気になって読んでみた。

    物語は北海道から東京に出てきたリキという女性を中心に進む。リキは貧困から抜け出せずに悩む中で、エッグドナーの話を聞き、代理母出産の存在を知りる。子どもが欲しいけれどできない夫婦のために、自分の体と引き換えに資金を得る代理母出産。しかし、日本では法律が整備されていないため、社会的にも個人的にも葛藤が多い状況…。
    登場人物の間には、春顔を描く画家や、自分の遺伝子を残したいと考える男性なども出てきてカオスな状況に。代理

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    2026年01月06日
  • 柔らかな頬 下

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    ネタバレ

    この作品を読み終えてから皆さんのレビューを拝見しました…そりゃあ評価分かれるよね(u_u)

    事件なのか事故なのか?
    真相は分からないままだものね〜

    子どもが失踪するという現実
    カスミという女の母性と肉欲
    ひたすら探し求める母親
    現実を受け入れて先に進もうとする父親
    記憶にない姉の犠牲になる妹

    カスミは自分の感情のままに生きる女で、共感からは程遠いけど妙にリアルなのですよ。

    事件に関わる人たちが最後まで全員胡散臭いのが
    また作品自体を暗くする。
    わたしが読む北海道は何故こうも暗いの笑

    死期が近い元刑事が途中カスミと行動を共にするんだけど…真相は霧の中っていう笑

    現実なのか白昼夢なのか

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    2026年01月06日
  • 柔らかな頬 上

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    カスミは、故郷・北海道を捨てた。が、皮肉にも、北海道で幼い娘が謎の失踪を遂げる。罪悪感に苦しむカスミ。実は、夫の友人・石山に招かれた別荘で、カスミと石山は家族の目を盗み、逢引きを重ねていたのだ。カスミは一人、娘を探し続ける。4年後、元刑事の内海が再捜査を申し出るまでは。話題の直木賞受賞作ついに文庫化。


    娘が失踪した事件を追う物語ではなく、娘が失踪した母親の物語ですね…今のところ

    元旦から読み始めたけどなかなか時間取れなくてやっと上巻終了笑
    この先がめちゃくちゃ気になってます。
    どんな結末に持っていくのかしら…
    直木賞ですもの期待してますよ♪︎~(・ε・。)



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    2026年01月05日
  • 新装版 天使に見捨てられた夜

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    村野ミロの魅力とストーリーの展開に感心する。携帯電話やインターネットがない時代の探偵業が味わい深い。

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    2026年01月04日
  • ロンリネス

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    ・相変わらず半径1キロが守備範囲みたいな展開
    ・美雨ママは最終的に沖縄に流れていくの、とっても日本的な感じ。逃避行の果てって北海より沖縄なんだよね…
    ・正直、1冊目を読んだ時の新鮮さはあまりない。二番煎じ感は否めない。続編の宿命。
    ・結局、高梨が日和って腰が引けた対応をし出した段階からもう面白くないなあ〜
    ・美雨ママの崩壊を目の前にしたら、やっぱり戻るのが最善策なのはわかる。
    ・中盤、怒涛の有紗の抱かれたいやら恋心の描写がエグい。読んでられん…読者にウケるってことは、やっぱり主婦の皆様は不倫願望があるのかしらん。まあ、日常に飽きてしまう感は誰しもあるよね…
    ・完全に大人本意の話で、子どもは清々

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    2026年01月01日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    綿矢りささんが好きなので買いました。期待していたとおり心が痛くなるような女性が主人公でとてもよかったです。ユーミンの歌は知らなかったので、そういう楽しみ方はできませんでしたが…
    桐乃さんの短編に出てくる男性は女性から見れば恐怖を感じるかもしれません。

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    2025年12月26日
  • 錆びる心

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    ネタバレ

    人間の心の裏側が描かれた六篇の短篇集。それぞれの短篇に味わいがありよかったが、中でも最後の表題作の「錆びる心」が最も好みだった。主人公の絹子が住み込みのお手伝いとして働く打田家はそれぞれの絶妙なバランスで成り立っているが、近い将来に靖夫が亡くなったらミドリはどうなるんだろうかと思いを巡らせてしまった。

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    2025年12月21日
  • グロテスク 下

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    ずっと安全地帯にいるつもりだった姉が結局散々見下してたユリコと和恵と同じ場所に立っててホラー。
    姉の負の感情は多少は誰でも持ってるもの。色々とあ、これ自分やったら詰むやつだわ。と学ばせてらった。
    のめり込み度と完成度が高い。でも疲れるからもう読みたくはない。

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    2025年12月18日