桐野夏生のレビュー一覧

  • 燕は戻ってこない

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    代理出産する同年代のリキの気持ちがなんとなくわかる気がした。
    ドラマあるみたいなので見てみたいと思ったし、
    初めて読んだ作者の方だったけど読みやすくて女性目線で他の作品も読んでみたいと思った。

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    2024年11月28日
  • 燕は戻ってこない

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    ドラマを途中ちょっと5分ほどみて気になっていた作品。
    ドラマでは稲垣吾郎が基役だったけどその印象がとても強くて本を読んでてもその顔しか浮かばないくらいぴったりだった。

    興味深く読んだけど、私も昔から妊娠がエイリアンみたいと思ってた。

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    2024年11月28日
  • オパールの炎

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    ネタバレ

    中ピ連の代表の女性を下敷きにしたフィクション。
    新聞で中ピ連の話を読んで気になっていたところ、母がこの本を読んでいたので借りた。

    ルポ形式で語り口調なので読みやすく、それぞれに感情移入しやすい。さらに取材者が女性という設定で描かれているので、女性のほうが自身の思いや背景を素直に語っているような印象を受けた。もちろん全員が「信頼できない語り手」として話が進行するため、各人の口から語られる「塙玲衣子」の姿は断片的かつ主観的ではっきりと像を結ばない。

    ある女性の証言から始まる。私としてはそのエピソードは痛快で当然だと思えた。しかし中盤で男性や被害者が語る塙像は憎しみの対象となり、それもまたもっと

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    2024年11月28日
  • ハピネス

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    タワマンに住むママ友たちの人間関係を描いた小説。

    華やかに見えるあの人もこの人もみんな色々なことを抱えて生きている。

    29階の一室に主人公有紗が3歳の娘と暮らす(夫は単身赴任中)描写は読んでいて上手く呼吸ができないような何とも言えない息苦しさを感じました。

    けどママ友との関係、夫婦のあれこれ、色々なことを乗り越えて徐々に強くなっていく有紗の姿に励まされます。

    この小説が雑誌VERYに掲載されてたのを知って、うわぁー正に!と思いました(笑)

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    2024年11月26日
  • オパールの炎

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    ネタバレ

     ああいましたねえ。まだ子供だったから、ピルがどういうものかわかっていなかったです。なんか女性が騒いでいるなあぐらいしか思っていませんでした。
     中ピ蓮をモデルにした活動家の主催者のその後を追う記者が、関係者のインタビューを続けていくという流れです。たしかに彼女は早すぎたのかもしれません。今でも男性優位の社会です。自分らの子供の世代にはやっと実現していくのでしょうか。
     日本会議とかさまざまな右翼団体が勢力を伸ばしているような気がする今、改めて考えてみる必要がある問題ですね。

     展開としてはちょっと物足りなかったな。なんせ本人がどこに行ったか分からないのですから、想像したフィクションになって

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    2024年11月20日
  • だから荒野

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    関係性が崩壊してる夫婦の嫁が出ていく話。ストーリーも登場人物の皮肉っぽい性格も旦那と嫁の話が交互にくる構成も面白かった。
    桐野夏生の東京島、OUTあたり読んでみようと思う

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    2024年10月27日
  • 路上のX

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    ネタバレ

    解説の仁藤さんの言葉たちがこの小説をより現実として突きつけてくる。どうしてこんな想いをしないといけないのか、親の身勝手が全て子どもに覆い被さるのか。産まないことが子どもへの愛なんじゃないかと思わせる

    貧困の中で頼れる大人はいなくて
    未成年では働くことさえ困難で、おかしい話だと思う。困ってるのに助けないくせに、道まで閉ざしてしまう大人たち。
    少子化対策よりいまの子どもたちを助ける方が先なのでは?

    いまの闇バイトにももっと国は深刻に考えるべきと思う。

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    2024年10月24日
  • 柔らかな頬 上

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    前半登場人物に感情移入出来なくて苦戦した。
    なんだこいつって思う人ばかりで一回本捨てました(下読んでからまた買い直した。)
    子供がいるのに不倫、動物虐待などは個人的に苦しすぎて読み返せないのだけれど、それでもこの小説はとっておかなければと思った。

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    2024年10月23日
  • 錆びる心

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    虫卵の配列
    羊歯の庭
    ジェイソン
    月下の楽園
    ネオン
    錆びる心

    「現状を変えたい」とか「こんな生活はイヤだ」とか思って
    現状を変えるべく何かことを起こしたら、必ず誰かに影響を及ぼす。
    自分の思うように、思った通りに、事態は推移していかない。そういう中で
    立ち現れる、その人それぞれの姿、本性、実力?

    イチオシは「虫卵の配列」。静かな狂気と思い込みの脆さ。
    表題作「錆びる心」も良かったです。

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    2024年10月24日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    反社と付き合うと最後はこうなる、と言った教訓と呼ぶのはあまりにも寂しい幕切れです。バブルとはよく言ったもんだ。

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    2024年10月22日
  • 真珠とダイヤモンド 上

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    この作品の描かれた時代に生きた人間として比喩や誇張ではなく、狂乱の毎日だったような気がする。4年間くらいの間に知り合った有象無象の人々はまだ生きてるやろうか。

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    2024年10月22日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    6曲のうち頭の中でメロディを再生できるのは1,2曲だけだけど、そこを抜きにしても楽しめた。初読みの作家さんの作品を読めたのもよかったな。第一篇が昭和の時代を回想するストーリーだから、それ以降も脳内で時代設定に混乱してしまった。最後の「春よ、来い」がよかった。これのおかげで読後感は暖かいものになりました。

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    2024年10月20日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    バブルの後半を知っている世代なので、面白くあっという間に読めた。娯楽作品としては満足。でも、桐野夏生さんなら、もっと深みがあって読み応えのあるものが書けるのではないかと思ってマイナス1。

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    2024年10月18日
  • インドラネット

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    ネタバレ

    梲が上がらない現代的な男子がカンボジアで大人に成長する話。

    40代の私には全く理解できない主人公の価値観の展開に、文章の読み易さも相俟って、子供を心配する親のようにソワソワしながらイッキ読みしていた。

    ノンフィクション作家の高野秀行さんの解説に、小説の世界では「信頼できない語り手」という手法があるらしく、カズオ・イシグロ「日の名残」やコンラッド「闇の奥」などがその例と紹介されていた。「闇の奥」を読んでまたソワソワしたいと思った。

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    2024年10月17日
  • インドラネット

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    野々宮父の死/シェムリアップの夜の闇/
    ニェットさんの青唐辛子粥/さらば青春/
    冷たい石の下には/インドラの網

    晃くんに届いた知らせから
    思いもよらない彼の旅が始まる
    行き当たりばったりで
    いい加減で
    ある意味 格好悪い 旅が
    いい加減帰ったら?と何度思ったことか
    思いがけず粘るのだ彼は、弱気ながら

    行きついた場所でズルズルと過ごして行くのかな、彼なら

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    2024年10月15日
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体

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    知らない論者も多いのだが,なかなか良い企画だったと思う。
    個人的に自由に最高の価値を置いているつもりなのだが,そもそも自由とは何か,きちんと考える必要がある。自由でないから自由という概念が必要となるという指摘はそのとおりだし,自由と秩序の関係も深める必要がある。
    学術会議の問題は解決されないまま世間からは忘れられてその動きは目的を達しようとしている。カネは出すけど口は出さないなんて器量をこの国に望むのはもう無理なのかもしれない。

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    2024年10月14日
  • インドラネット

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    高校時代、唯一と言って良い親友且つ家族ぐるみに仲良しだった美男子「空知」が、大学生になって突然日本から出国し、そのまま行方不明に

    空知には姉妹が2人いて、その2人とも超美人

    その後、主人公の八目晃は社会人になるも冴えない契約社員になり、冴えない日々を送っている最中

    ある日母親から、空知の父親が亡くなったと連絡が入って、お通夜に参列

    そこで出会った怪しい男から、空知の行方を探しにカンボジアへの渡航を打診され…

    八目晃のダメっぷりが際立つ内容なのですが、カンボジアで捜索を進める中で逞しさは増して行きます。でも、選択する手段がことごとく的確ではなくて、でも偶然すぎるくらいうまいこと行って、

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    2024年10月02日
  • 燕は戻ってこない

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    リキの気持ちがどうなってくのか気になってページを捲る手が止まらなかった。面白かった!!
    しかし結論みんな自分勝手でカオスで共感は全然できないな…(;゙゚'ω゚'):
    あと、私はちゃんと夫の子を妊娠中なのできっと出産して赤ちゃんを見たら前向きな保護本能が湧いてくるんだろうなと安心したm(._.)m笑

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    2024年09月30日
  • インドラネット

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    ネタバレ

    久しぶりの桐野夏生

    主人公八目は何も取り柄がない社会人。
    唯一誇れることは、高校時代に空知と親友であったこと。
    空知は頭もよく、かっこよく、人気者。空知の親友ということだけが自慢だった。
    だが、社会人になって急に空知と疎遠になり、アジアへ旅立ち行方不明に。
    空知の姉と妹も同様にアジアで行方が知れない状態になっていた。
    空知の父親の葬式で、複数人に空知兄弟を探してほしいと頼まれる。

    すごく壮大な話だった。展開が結構変わるし、色々な人にだまされ疑心暗鬼になる。早く続きが読みたく一気に読んでしまった。
    八目は旅を通じてたくましくなり、大変な経験は人を成長させるんだなと思った。

    空知と再会はでき

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    2024年09月27日
  • インドラネット

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    一気に読んだ。続きが気になって仕方なく、なかなか止められなかった。

    カンボジア、ポル・ポト。
    国内も落ち着き、観光に関しては大きな問題もなくできる国になったと思っていた。
    やはり世界一治安の安定した日本に生まれ育って住んでいる自分は甘い。

    これ、本当に小説なんだろうか。
    桐野夏生氏の筆力を使ったドキュメンタリーではないんだろうか。

    悲しく、考えさせられるラストだが、余計に《あるかも》という気になり現実と物語の境界線がボヤける。

    途中、アジアの発展途上の国の美しい海と逞しい現地の人、複雑な政情、植民地時代の名残りを、作品を読みながら並行してスマホで検索していた。

    バックパックも自分の読

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    2024年09月15日