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Posted by ブクログ
誰とでも 対等な関係で接し、誰に対しても先入観を持つことなくフェアに付き合いたい、と思っているけれど、どこへ行っても 派閥みたいなグループが存在し、その中で周りに合わせるように立ち回らないと 結局 浮き上がり、孤立する。「対等」だの「フェア」だのというのは ほどほどにしとかないと 大変なことになるのだ。さて。都市生活における息の詰まるような人間関係の困難さが描かれ、ゆえにある意味 怖い小説である。けれど、どうしてだろ?僕はこの小説に出てくる全ての タワマンママが 人として好きである。一方、共感できるかと言われると 登場人物で共感できる人物は一人もいない。共感はできないけれど 好き、という距離感で 作中の人間関係のドロドロを傍観でき スリル満点。大満足。僕としては。
Posted by ブクログ
母にオススメされて。
タワマンママ友界隈に限らず、狭い世界では人は人を蹴落として上に上がり続けるしかない。誰も信じられないまま仮面を被り続けて、ふと気づいた時に虚しくなる。本当はもっと世界は広くて、背伸びせずに生きても意外と大丈夫なようにできている。そこで、じゃあ何故自分はこんなに苦しい思いをしているのだろう?と自分を責めてしまいがちだけれど。
世間というものは、自分と重ねすぎてはいけない。言ってしまえば人間もただの動物の一種にすぎないのだから、"絶対にこうでなければならない"なんていう決まりはない。大人だって子供と地続きなのだから、時には失敗することや、人目を気にせず怒ったり泣いたりすることがあったっていい。ちゃんとしていなくたっていい。傷を負っても修復して、納得して、立ち直ることさえできればそれで良いのだ。
狭い世界で上を目指すのが苦でない人は留まるし、新たな環境に身を移す人もいて、とにかく自分で自分を縛らないことが一番大切だ。そして、そんな世界でずっと一緒にいられる人というのはとっても貴重な存在。今の自分の状況とも重なって、なんだかとっても身に沁みた。自分も、一緒にいてくれる周りの人も、より一層大事にしていきたい。
Posted by ブクログ
・またまたとんでもない一冊を引き当てた…
・30代女性誌連載作品らしいが、なんとも読者層の関心を総なめにしてますなw
・詰まるところママ友5人いや、実質3人の話でここまで盛り上がる、話を詰め込めるのは流石
・描写が執拗で辛辣、ちょっとネチっとしてるのに文章のリズムが素晴らしすぎてサクサク読めてしまう。
・女性の掛け合いも上手いし、心理描写は唸ってしまうなあ…すごい…
・主人公は抜けてる女性かなあと思っていたけれど
案外行動力あるし、環境さえ整ってくれればわりといけるタイプではないかな。
・全く頼りにならない実家の母親の描写がエグい
・ラストは韓国ドラマを彷彿とさせるドンデン返しですが、これも雑誌連載作品なら納得。
・中盤から、これ、どうやって収束するやろって気が気じゃなかったですわ
Posted by ブクログ
タワマンを題材にした小説を
タワマン文学と呼ぶらしい。
タワマン✖️ママ友。
格差をテーマにするには
もってこいの題材。
同じタワマンでも
低層階の部屋と高層階の部屋
分譲と賃貸
景色の良し悪し
によって格差が生まれるらしい。
そして、そこに住むママ友とその子どもたちも
暗黙の了解で値踏みされるらしい。
どこの幼稚園に通わせるとか、
保育園はみっともないとか。
ああめんどくさい。
タワマンに賃貸で住む主人公の有紗と、
タワマンの近くに住む洋子。
この2人が最初はママ友としてお互いを
「◯◯(子どもの名前)ママ」というか呼び方から、
それぞれ自身の名前である有紗、洋子と呼び合うようになったあたりから、ママ友からリアルの友達同士になれたことが伺える。
そして、一見優雅に見えるタワマン住人のママたちも、それぞれに悩みを抱えていた。
ママ友の旦那と不倫をするというスリル?笑
考えられないけど、そんなことあるんかなぁ。
後半からは有紗の幸せを願うべくハラハラしたけど、
ひとまず良い方向に向かってホッとした。
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