みかこんさんのレビュー一覧

自分の弱さを責めてしまう時、自己否定や自己嫌悪で苦しい時、励ましてくれる一冊。
ちゃんと笑えて共感できるエッセイ漫画であると同時にHSPの内面もわかる良著だと思います。
HSPをやや美化し過ぎる感もあるけれど、厳しい意見より優しい言葉が欲しい時には丁度いいと感じます。

花園さんの華やかでキラキラした世界を堪能できる漫画。
異世界転生ものは沢山あるけれど、ファッションやインテリアにこれほど拘って描かれてる作品は希少かと。

ずっと愛読しているシリーズ。今回は特にハシビロコウ(の例え)が秀逸です。本編を読んでから表紙を見返すと思わず笑ってしまいます。

あえての4巻推し！

このシリーズは全巻大人買いしてイッキ読み推奨ではありますが、この巻で明かされる森田さんの夢がすこぶる良いんです。このエピソードで森田さん好きになる人増えるんじゃないかな。

本を開けば、地上の楽園

ターシャの写真集はどれも好きで甲乙つけがたいのですが、庭だけでなく屋内や小物、ぬいぐるみの写真やイラスト等バリエーション豊かで緩急があるところが本書のおすすめしたいポイント。宝箱を開けるような気持ちで開く一冊。

猟師だって人間

猟師というと冷徹なプロフェッショナルで、常人と考え方や行動もまったく異なるんだろうな〜と思って読んでいると、案外素人みたいな凡ミスしたり、獲物に情が移ってしまったりで、人間味溢れるところが結構ツボです。

唐草の先は…

紙の本で読んでいたものを買い直しました。
再読にも関わらず、えっ？ この人とこの人にこんな繋がりが？ この先どうなるの？？ と思いがけない展開に驚かされます。きっと、静かな始まりからは予想だにしないラストだと思います。

モフモフ×ほのぼの

卵山さんの猫はとにかく可愛い。擬人化と猫あるあるの塩梅が絶妙。出てくる料理も美味しそうで、料理を通じてモモとネコ助が絆を深めていくところが一番好きです。

今回も期待以上

原作は読んで知っている筈なのに、果たしてその通りに決着するのか？とどう転がるかわからないドキドキ感があります。
独自の解釈や設定に妙に説得力があって、建築物の造形が特に素敵です。おまけのページも読み応え充分。

読むだけで疲労回復！

内容もさることながら、トラちゃんがとにかく可愛い！ 読んでいるだけで癒されます。
紹介されている疲れとりの方法も簡単で実践しやすいものが多いです。

原点回帰の書

「童心に返る」まさにそんな気持ちにさせてくれる本。
ファンタジーとは何か、その根本にある動物物語とは何か？を繰り返し真摯に問うエッセイ。
夢中になって物語を読み耽った頃を思い出し、やっぱり読書っていいな、ファンタジーが好きだな、と改めて感じる一冊。

ゆるゆる美容に癒される

伊藤さんのファンになったきっかけがこの「はしょり道」シリーズだったりします。歳月を重ねても「あるある」のポテンシャルの高さがまったく衰えないの凄い(笑)これからも続きが楽しみです。

今だからこそ描かれた/読みたい

表紙からして料理が美味しそうな漫画ですが、主役の二人が食事を作るのも食べるのも楽しんでいる描写に、読んでいてこちらもホッコリします。

あんスタのこのシリーズは紙の本だと大判かつぶ厚いので、電子化は助かります。
イラストが充実しているのは勿論のこと、スチルを含めたゲーム制作の裏話が読めるのも、ユーザーとして嬉しい。

身近で美味しい食べ物たち

前作に引き続き楽しく読みました。実は中には苦手な食材も出てくるのですが、たかぎさんが描くとどれも美味しそうに見えるから不思議。作者が食べる事を楽しんでいるのが伝わってきて読むと無性に何か食べたくなります。

スーパー歌舞伎でトールキン！！

夢枕獏の原作も岡野玲子のコミカライズも好きですが「こういう切り口で来たか…！」と唸らされる作品でした。
「陰陽師」という作品の振り幅の大きさを感じます。
絵が綺麗で眺めているだけでも楽しめます。特にクリーチャーの造形が素敵。
是非作者の意気込みが感じられるあとがきまで読み飛ばさずに読んでほしいです。

小松さんの他の著作も何冊か読んでいますが、それらへの理解が深まるようなまさに基礎知識と呼べる本だと思います。それだけでなく本書の中でも取り上げられている水木しげるや京極夏彦の作品を楽しむ一助にもなるのではないでしょうか。

不思議な事だらけ

芸人仲間の実話やイベント会場に纏わる怪談など、タニシさんならではの怖い話が満載。
事故物件のその後のエピソードなど続き物の要素が強いので１を読んでから２を読まれるのをおすすめします。
iPadのブラウザで読んでいましたが、途中何度も表示エラーが出たり、流していた音楽が途切れたりといった霊障っぽい事が起こったのが一番怖かった。
内容とは直接関係ありませんが、この情報もこの本には必要な気がするので書かせていただきます。

昔、紙の本で読んでいて、懐かしくなって購入しました。
お話も古さを感じさせず今読んでも面白いのですが、令和では見れなくなってしまった懐かしい昭和の風物を描いた作品としても楽しめると思います。
ただ現在の価値観にそぐわないと判断されたのでしょうか、この巻に限らずかなりカットされている話があります。
お手軽に読める電子版は電子版として、古い版の紙の本をお持ちの方はそちらも大事に保管されることをおすすめします。両方読み比べるのも面白いかもしれません。

シブヤとシンジュクの魅力満載

1巻2巻も惹き込まれて一気に読みましたが、3巻は登場人物それぞれの心境や表情が特に丁寧に描かれていて胸熱です。hook-15の決勝戦は圧巻の一言。城キイコさんの作画でまたヒプマイのコミカライズが読みたいと思いました。

鳩山郁子のファンなので冷静に善し悪しを論じるのは難しい。
鳩山さんの作品は、言語化しづらい空気とか気配とか光の煌めきをそのまま漫画にしているというか…ただただキラキラした空間に圧倒されてる内に読み終えてしまう感じがします。
今回は原作つきとの事でしたがしっかり鳩山郁子ワールドを堪能できたと思います。
解説まで含めて一個の作品。

愛すべきスピンオフ

絵が正統派の少女漫画といった趣きで綺麗。
KT細胞さんが巻を追うごとに可愛くなっていく気が…(笑)
この世界線(体内線？)の赤血球ちゃんはKT細胞さんとフラグ立ててるので、恋の行方も気になりますが、表紙でも一緒の好中球さんとの関係も気になる。
次巻も楽しみです。

読む程もっと知りたくなる

小松さんの本は何冊か読みましたが、どれも語り口がわかりやすく、内容に惹き込まれてしまいます。
民俗学や文化人類学などもっと知りたくなる入門書のような本書ですが、専門書となるときっと歯が立たないので(笑)小松さんに中級者向けの本を書いてほしいな〜なんて思います。

１期２期スピンオフのキャラクターやエピソードまで網羅した良質な公式パロディ漫画。
デフォルメされたキャラたちが可愛いです。